もう使わないコピー機・複合機が会社やご家庭にあり、いざ処分しようと思ってもどうすればいいか分からない人は多いと思います。
実は、処分方法は意外とたくさんあるのです!
今回は、処分にかかる費用から売却方法、注意点についてお話します。
今自分のところにあるコピー機・複合機はリースで借りているモノでしょうか。それとも購入したモノでしょうか。
ここで注意していただきたいのは、リースで借りている場合です。
リースの場合、そのコピー機・複合機の所有権はリース会社にあるため、勝手に処分することはできません。
勝手に処分してしまうと賠償請求をされる可能性があるので要注意です!
リースが終了した場合は、返却することをリース会社に伝えましょう。
ちなみに、リース会社に処分を頼む場合は運送料や処分手数料がかかる場合があるので、必ずリース会社に費用を聞いてみてください。
購入の場合であれば、ご自身のものですので処分方法はいろいろ選べます。
粗大ごみとして出す以外にも選択肢はあるので、自治体の条例に従って方法を決めてくださいね。
まず、一般的な処分方法とその費用についてお伝えします。
費用については一概に言えないものもありますが、目安として参考にしていただければと思います。
早速見ていきましょう!
メーカーに処分してもらうのが一番安全です。
理由は、メーカーはその機種の適切な処分方法を知っているためです。また、有料ではありますがデータ消去サービスを行っているところもあります。
しかし、メーカー処分は有料サービスです。
シャープの場合は、70kg未満で回収費用20,000円、再資源化費用で2,100円と合計22,100円かかります。
リコーの場合は、40kg以上100kg未満で回収料金17,000円/台、処理料金8,000円/台と合計25,000円となっています。
メーカーや重量によって料金に差があるため、詳しくはホームページをご覧ください。
メーカーよりは安い値段で処分してもらうことが出来ます。
不用品回収業者も数が多いため、見積もりを依頼して値段を比べてみることをおススメします。
価格を上げておきますが、あくまで目安としてお考え下さい。
すぐ回収どっとコム:運搬費3,000円~+複合機処分費4,000円~
パワーセラー:一人で持てない複合機の処分費用8,000~10,000円
重量で料金が変わったり、回収無料とあっても持ち込みが条件だったりすることがあります。
依頼する時はホームページの小さい文字や注意事項もしっかり確認するようにしましょう!
不用品回収なら、365日対応・追加料金なしの「片付け侍」がおすすめです。
webだと10%オフになるようなので、ぜひ確認してみてください。
産業廃棄許可をとっている信頼できる業者です。
コチラの費用も、あくまで目安として考えてくださいね。
産業廃棄処理のレフセ:収集運搬料2,000円+コピー機60センチ角程度処分代10,000円~
こちらもメーカーに依頼する場合と比べると比較的安く済むようですね。
コピー機・複合機以外のものも一緒に処分したい場合におススメです。
コチラの場合、会社で使うような重量のある複合機は難しいですが、家庭用の卓上プリンターなどは粗大ごみとしての処分が可能です。
例として、東京都中央区のコピー機(家庭用)の処分費用は600円になります。
業務用はもっと大きいので、この倍の料金はかかると考えられます。
尚、同じ県でも市区町村によって処分費用も変動するので、会社がある市区町村の処分費用を事前に確認してください。
また、持ち込みの場合は半額になる場合もあるので、ご自身の住んでいる自治体のホームページを見てみてくださいね♪
実は、無料で処分してもらえる方法もあるんです!
その方法を2つご紹介します。
この場合は、リースでコピー機・複合機を借りた方も対象となります。
新しく買い替えをする、もしくは新しくリースを組む場合、販売業者やメーカーが、以前のコピー機・複合機を無料で処分してくれるサービスがついているところがあります。
こちらであれば処分費用はかかりませんが、新しく入れるための費用がかかってしまうことになります。
コピー機・複合機を新しくすることを考えており、処分費を払いたくない方にはおススメの方法です。
こちらは購入した場合になりますが、誰かにあげることで処分費用がかからなくなります。
しかし、その場合使用していたコピー機・複合機は見た目も中身もきれいな状態でなければ相手も欲しいと思わないでしょう。
譲ることを念頭に置いている場合は、きれいに使うように心がけましょう。
売却することで少なからずお金がもらえるため、無料で処分するよりもいい方法な気がします。
ネットの普及で売却する際の選択肢も増えてきています。
では、一体どのような方法があるのか見ていきましょう。
近くにリサイクルショップがあれば、候補にいれるのもアリだと思います。
その場で査定してもらえるので、値段を聞いて売るかどうかの判断を下すことが出来ます。
その代わり、使い古して故障寸前のものやボロボロのものは買い取ってもらえない可能性もあります。
新品同様のものがあり、もう使わなくなった場合はおススメの方法です。
こちらは、ものの状態によってはリサイクルショップより高い金額で買ってもらえる可能性があります。
オークションの場合は、ものに価値があればあるほど高い値段で買い取ってもらえます。
一方、「メルカリ」や「ジモティー」などのフリマアプリは、自身でつけた価格から上げることが出来ない上に、値下げ交渉をしてくるユーザーも多いです。
これはどちらにも言えることですが、ユーザーが思っている価格よりも高い場合は買い手がつかない場合も少なくありません。
そうならないためにも、写真を綺麗で分かりやすくしたり、破損部分や傷がある場合はちゃんと記載することが重要です。
これからも何かを売るとなった場合、評価が悪くなってしまいますからね!
いろいろな物を扱っているリサイクルショップでは、買い取り実績の少ない商品に対しては買取り金額が低くなる可能性があります。
そのため、専門で買取りを行っているお店の方が、高額査定が期待できるのです!
専門店も数多くあるので、コピー機の買取り実績・買取り方法の多さ・住んでいる地域が買取り対応しているかなどの条件をクリアしているか見極めてからお願いするようにしましょう。
また、出張買取りが無料かどうかもしっかり確認する必要があります。
処分する前に何をするか、ちゃんと知っていますか?
何も考えずに捨ててしまうと、後からトラブルに見舞われかねません!
処分以外の手間が増えないように、ここの項目はしっかり確認するようにしましょう。
最近のコピー機・複合機には、住所登録機能や印刷履歴の保存機能が付いている場合が多いです。使っている時はすごく便利なのですが、このまま廃棄してしまうと個人情報が外部に漏れてしまう恐れがあります!
データを抜き出して悪用されるかも…。と考えると怖いですよね。
そうならないように、データ消去には2つ方法があります。
実は、データをゴミ箱に移したり、初期化をするだけではデータを完全に消去できていないのです。
そのため、特殊なソフトでデータを復元される可能性があります。
初期化だけでは不安な方は、こちらの方法を試してみてください。
だたし、ハードディスクの消去を行った場合は売ることは出来なくなるのでご注意ください。
メモリーカードを差し込んで、そこからデータをコピー機に移している場合、処分前にメモリーカードを抜き忘れる可能性があります。
メモリーカードを指したまま処分に出してしまうと、悪意ある第三者に情報を盗まれるリスクがあります!
処分する前に、メモリーカードが差したままになっていないか、データは残っていないかをしっかり確認してから処分するようにしてください。
「不用品回収します」とアナウンスを流しながら住宅の周りを巡回している軽トラを見たことはありませんか?
また、チラシなどを配って宣伝している業者もいます。
これらのほとんどは、廃棄物収集の許可を受けていない違法の回収業者になります。
これらの業者に頼んでしまうと、作業後に高額請求を受けたり、回収されたと思っていたものが不法投棄されていたなどのトラブルが多数発生しています。
無料という売り文句に騙されず、正規の方法で処分を行ってくださいね。
自治体によっては、廃棄物収集の許可をとっている業者であっても家庭廃棄物を回収することを禁止している地域もあります。
例えば、板橋区はその中の1つで、自治体での回収以外を許可していません。
このようなケースは他にも存在するでしょう。
不用品を処分する時は、必ず各自治体のルールに従がって行動するようにしましょう!
様々な処分方法、売却方法をお伝えしましたが、
「そもそも使用した後のことを考えるのが面倒くさい!」
「売りに出している時間もない!」
という方は、リースを組むことをおすすめします。
最初の方でお伝えした通り、リースの場合コピー機・複合機の所有権はリース会社にあります。
そのため、返却する際も処分はリース会社で行うため、手間がかからないのです!
また、新しく入れ替えとなれば、不要になった機械は業者またはメーカーが回収してくれるため、運送する手間もかかりません!
リースの基本知識については、こちらの記事をご覧ください。
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