【富士フイルムBI新作】A3モノクロ機Apeos7580/6580/5580の特長や機能、価格など紹介します。

2022年12月16日、富士フイルムビジネスイノベーションから高速出力でセキュリティ機能に優れたA3モノクロ複合機「Apeos7580/6580/5580」が発売されました。

 

主に紙での出力・保管を必要とする企業向けに造られた複合機であり、業務の効率化と安心な使い心地を提供します。

今回は、このApeos7580/6580/5580について、特徴や機能、価格など紹介していこうと思います。

 

基本の製品情報

製品名 Apeos7580 Apeos6580 Apeos5580
読み取り解像度 600×600dpi
書き込み解像度 2400dpi相当×600dpi
ウォームアップタイム 組み込みプラグイン機能/カスタムサービス

有効時:36秒以下(室温23℃) 無効時:30秒以下(室温23℃)

ファーストコピータイム 3秒 3秒 3.1秒
連続複写速度(A4ヨコ) 75枚/分 65枚/分 55枚/分
大きさ 幅620×奥行804×高さ1155mm
質量 188kg
機械占有寸法 幅1487×奥行804mm
発売日 2022年12月16日(金)
対応OS Windows:8.1/10/11 WindowsServer:2012/2016/2019/2022

Mac:10.13/10.14/10.15/11 BigSur/12 Monterey

 

製品名 Apeos7580/6580/5580
コピー
プリント
スキャン オプション
ファクス オプション
自動両面原稿送り装置

※Model-PSの場合はスキャン機能も標準搭載されています

 

Apeos7580/6580/5580はどれも大容量印刷のために造られているため、1分間に印刷できる枚数が多いです。

大容量な分サイズも大きいので、設置にはそれなりの空間が必要になります。

導入を検討している方は、先に設置場所を確保するようにしましょう。

 

Apeos7580/6580/5580の特長

では、この複合機の特長を確認していきましょう。

 

大容量出力

標準でA4用紙5,420枚の大容量給紙に対応しており、まさに大容量出力を想定した設計になっております。

さらにオプションの給紙トレイを装着することで、本体トレイと併せて最大10,550枚の大容量給紙に対応。

紙の出力が多い大企業やスピーディーな対応が求められる企業で大活躍します。

 

カラー対応の高速読み取りが可能

カラー対応の両面自動原稿送り装置を標準搭載しており、一分間に270ページ高速スキャンを実現します。

原稿が重なって読み込まれるのを防止する重送検知機能も搭載されているので手作業で確認する手間が省けます。

 

また、サイズも自動的に最も近い定形サイズに収めてスキャンしてくれるので、いちいち設定する必要がありません。

そのような手間が削減されている部分も含め、高速スキャンが可能なのです。

 

操作性優れたパネル

操作パネルは黒を基調としており、シンプルで見やすいカラーとなっています。

アイコンは一定の間隔を空けて配置されているため、見やすくタッチしやすいのが特徴です。

ホーム画面はカスタマイズできるため、よく利用する機能をホームに持ってくることができます。

 

操作履歴からジョブを呼び出して利用できるため、操作の手間を省くことができます。

よく使うジョブは「いつものジョブ」としてピン止め登録することもできるので、履歴で埋もれることなくすぐに利用することができます。

 

高度なセキュリティ

情報漏洩や不正利用などが起こらないよう、高度なセキュリティ機能が搭載されています。

米国セキュリティ対応基準「NIST SP800-171」に準拠していたり、無線LANでは「WPA3」に対応しています。

 

【情報漏洩・不正アクセス防止機能】

  • ユーザーの識別/認証
  • ユーザーごとの利用制限
  • 操作ユーザー追跡機能
  • アカウントブロック(ID/パスワード入力失敗時)
  • セキュリティリスクがある際の警告表示
  • アクセス制限
  • 監査ログ

 

【データ保護・操作ミス防止機能】

  • ネットワーク通信の暗号化
  • 無線通信
  • 暗号化/電子署名による保護
  • 暗号鍵の管理にTPM2.0チップを採用
  • 複合機内のデータ一括削除機能
  • スキャン文書の配信先を固定
  • 宛先の2度入力
  • 隠し文字印刷
  • デジタルコードの埋め込みと追跡機能(オプション)

 

省エネ設計

大容量・高速スキャンといった優れた能力を持っていますが、それと同時に省エネ機能も搭載している優れものです。

従来機と比べてエネルギー消費効率を向上されており、TEC値は以下の通りです。

 

Apeos7580 Apeos6580 Apeos5580
TEC値 1.01kWh 0.92kWh 0.82kWh

 

その他にも、利用者有無を検知して自動でスリープモードが解除される機能、使う機能のその部分だけに通電する機能などを搭載しています。

また、木質系非可食バイオマスプラスチックを一部パーツの素材に利用し、環境への負担を軽減しています。

 

安心できるサポート体制

Apeos7580/6580/5580では、サポート体制も充実。

ヘルプ機能で、操作やお困りごとを自力で解決することができ、モバイル端末からもヘルプ情報を確認することができます。

自分で解決できない場合はオペレーターが一人一人に対応し、画面共有をしながら解決する手助けを行います。

 

「デバイス設定バックアップサービス」というものもあり、常に最新の設定情報をバックアップしておくことができます。

毎日バックアップが行われるので、万が一の場合も安心です。

 

また、複合機の状況を富士フイルムBIと連結し、トナーの消費量や機械の状況を監視してくれるサービスもあるので、もっと快適に利用したい方におすすめです。

 

知って得する!機能一覧

知っていると役に立つ機能を紹介していきます。

 

スマホ連携機能

Print Utilityというアプリを使うことで、コピー・プリント・ファクス・スキャン機能の設定をスマートフォンで行うことができます。

自分の席にいながら操作ができるので、印刷待ちをする必要がなく作業を効率化できます。

 

また、スマートフォンに登録されているアドレスに対しファクスやメール送信ができるため、外出先でも手元で送信作業を行うことができます。

従業員の外出が多い企業におすすめです。

 

無線LAN接続

無線LANに対応しているので、配線に困ることなく自由に配置できます。

コードレスにすることでフリーアドレスの導入もしやすくなります。

Wi-Fi Directを接続することで、最大5台まで同時接続が可能です。

 

サーバーレスオンデマンドプリント(オプション)

オプションではありますが、サーバーレスオンデマンドを利用することでオフィス内のどの複合機からでも出力することができます。

1つの複合機が混んでいても他の複合機を選んで出力したり、自分のパソコンやスマートフォンで出力指示をした後に会議室の複合機から出力することもできるので作業効率が向上します。

最大100台まで接続可能です。

 

クラウド連携

様々なクラウドサービスと連携し、パソコンを介さず複合機上の操作だけでクラウドサービスとのデータ入出力を可能にします。

ドロップボックス・ワンドライブのようなクラウドストレージ、会計・経費管理ツール、CRM/SFA、MicrosoftTeamsのようなコミュニケーションツール、ワークフローなど既存の様々なツールと連携できます。

 

もちろん、富士フイルムBIが提供しているCloudWorksやWorking Folderとも連携できるので、文書の閲覧・利用がいつでもできます。

Working Folder内に保存されているデータを印刷することもできます。

 

また、Working Folder内で編集・保管した文書をそのままファックス送信することもできるので便利です。

Working Folderについては、以下の記事で紹介しているのでご覧ください。

Working Folderとは?機能や料金も伝授!
今回は、DocuWorks以外の富士フイルムビジネスイノベーション(以降:富士フイルムBI)の製品を紹介します! DocuWorksとも連携が可能なので、DocuWorksを持っている方、これから購入する方、またWorkingFolder...

 

データをボックス保管

ファックス受信文書をボックス内に保管し、パソコンに転送したりメール送信することができます。

ペーパーレスの促進ができますし、必要なものだけを印刷して印刷コストを抑えることにも繋がります。

また、データで受け取れるので紛失したり汚すリスクがなく安心安全です。

 

どんな企業におすすめ?

大容量出力、高速スキャンを兼ね備えるこのモノクロ機はどんな企業に向いているのでしょうか。

 

向いている企業としては、

  • カラーではなくモノクロでの印刷をする
  • スピーディーな印刷が求められる
  • 一度に大量の印刷を行う
  • 機密性の高い書類やデータを扱う
  • セキュリティ機能が高いものがいい
  • 複合機の大きさは気にならない
  • コピーとプリント以外あまり頻繁には行わない

 

このような特徴が挙げられます。

 

企業の系統としては、機密性の高い情報を扱う官公庁・金融機関・教育機関・役所などにおすすめです。

大容量で機械のサイズも大きいため、中小企業というよりは大企業公共機関での利用を想定されているように思います。

 

気になる価格について

価格については、以下の表にまとめました。

 

製品名 価格(税込) 基本機能(標準搭載)
Apeos7580(Model-P) 4,071,100円 コピー・プリント機能
Apeos6580(Model-P) 3,545,300円
Apeos5580(Model-P) 3,030,500円
Apeos7580(Model-SP) 4,196,500円 コピー機能・プリント機能・スキャン機能
Apeos6580(Model-SP) 3,670,700円
Apeos5580(Model-SP) 3,155,900円

 

まとめ

今回は、富士フイルムBIの大容量A3モノクロ機について紹介しました。

たくさん印刷できるモノクロを探している方は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。

 

オフィ助では、富士フイルムBIの複合機を取り扱っています!

こちらの機種以外にも取り扱っているので、まずはヒアリングをしてお客様にピッタリな複合機をご紹介したいと思います。

「複合機をリースで安く導入したい」

「アフターフォローがしっかりした業者に乗り換えたい」

など入替を検討している方は、ぜひ一度オフィ助にお問い合わせください♪

 

無料見積もりも行っているので、電話でもメールでもお問い合わせお待ちしております。

 

offisuke6