ご自身の会社のホームページ、他社と比較して見た目が古くありませんか?
ホームページは会社の顔でもあるので、見にくいまま放置していると会社の信用度や集客に悪影響が出てしまいます。
集客力をアップするためにも、ホームページをおしゃれにリニューアルしましょう!
今回は、リニューアルに関して必要な情報を紹介したいと思います。
ホームページをリニューアルすることで、どんな効果が得られるのでしょうか。
さまざまな効果、メリットがあるので知っていきましょう。
古いデザインのホームページは、見た目だけでなく各ページの導線も悪いので、見ていてストレスを感じてしまいます。
リニューアルしてデザインや導線を変えることで、その企業に興味を持つ人が増加します。
集客につながることはもちろん、求人ページもあれば求職者の応募数増加にもつながる可能性が高いです。
リニューアル時に検索ボリュームの多いキーワード(人気のキーワード)をサイト内に追加することで、Google検索で上位表示を狙えます。
リニューアルの際にSEO強化を行うことで、より多くのユーザーに知ってもらう機会を増やすことができます。
現在は、パソコンだけでなくスマートフォンで検索・閲覧するのが当たり前になっています。
そのため、スマートフォン対応の表示画面を用意することで、ユーザー満足度の向上につながります。
幅広い層に訪問してもらう機会にもなります。
昔のホームページはSSL化(通信を暗号化して保護されている状態)されていないものが多いです。
インターネット上のウイルス感染や情報漏洩が深刻化している現在、SSL化されていないサイトはアクセスを制限されたり、セキュリティ面が心配ですぐにユーザーが離脱したりと、集客の機会が減ってしまいます。
リニューアルの際にSSL化を行うことで、ユーザーが安心して訪問することができます。
昔のホームページは、SNS連携されていないものが多いです。
昔はSNSも盛んではなかったのでそれでも問題なかったようですが、現在はSNSから情報を得るユーザーがほとんどです。
ホームページとSNSを連携しておくことで、SNS経由でホームページを知ったユーザーが問い合わせをしてくれることも増えるでしょう。
このように、リニューアル時にSNS連携をすることで集客の窓口が増えるのでおすすめです。
ホームページのリニューアルと言っても、具体的に何をするのかイメージできない人も多いでしょう。
リニューアルするのはデザインだけではありません。
主にリニューアルされる部分を具体的に見ていきましょう。
大きな変更点はデザインです。
昔は色味が派手だったりボタンが見にくかったり文字列がずれていたりと、かなり操作がしにくいですよね。
最近はトップページに写真やイラストを大きく表示して目を引くデザインが人気です。
AIチャットボット機能、予約機能、買い物かご機能など、ホームページリニューアルの際に新しく機能を追加できます。
ホームページ上で全てが完結できれば、利便性が増すのでユーザー満足度も向上します。
サイトマップとはホームページの構成図のことで、ページ数やページ内容のことを指します。
サイトマップの見直しを行い、いらないページをなくして必要な内容を付け足すことで、よりユーザビリティの高いサイトになります。
検索ボリュームの大きいキーワードをホームページ内に追加することで、SEO強化につながり検索順位が上がります。
もちろん、追加するキーワードは企業や事業内容に関係あるものでなければ意味がありませんので注意しましょう。
上記で説明したホームページのSSL化もそうですが、ブラウザ対応、スマホ対応などもリニューアルに入ります。
システムを最新にすることでホームページ自体の安全性・信頼性を向上させることができます。
このように、デザイン以外にもリニューアルするものはいろいろあります。
ホームページの構造やシステムについて理解し、足りない部分は一度にリニューアルできるように変更箇所を把握しておきましょう。
ホームページは、公開から3~5年後にリニューアルを行うのが一般的です。
しかし、ターゲット層によってもリニューアル時期は異なります。
BtoC企業の場合はターゲットユーザーに親和性のあるデザインや内容にする必要があるので、リニューアル時期は2~3年と短めです。
一方、BtoB企業は訪問ユーザーに合わせてデザインや構成を変えるというよりは、じっくり時間をかけてブランドの印象付けを行う必要があるので、リニューアル時期は4~5年と長めです。
なお、リニューアルのタイミングは時期だけではありません。
一般的にリニューアルするタイミングをご紹介します。
やはりデザインが古いと訪問ユーザーの印象も良くありませんし、ちゃんと動いている会社なのか不安にもなります。
会社の信用度を保つためにも、他社と比べてデザインが古いと感じたらリニューアルを行いましょう。
上記でも紹介したように、スマホ最適化ができていないと集客にも悪影響が出てしまいます。
総務省の調査によると、2021年時点でのインターネット利用端末はスマートフォンが68.5%、パソコンが48.1%と、スマートフォンで閲覧するユーザーが半数以上いることが分かります。
現在はさらに増加しているでしょう。
そのため、スマホ最適化ができていないと離脱率が高まってしまうのです。
ホームページを公開したのに予想より問い合わせが来ない場合、問い合わせまでの導線作りが上手くいっていないのかもしれません。
一度導線やサイトマップを見直してリニューアルを行うことをおすすめします。
長くホームページを公開していると、伝えたい情報も増えていきますよね。
掲載情報が増えるとサイト構成や目次も複雑になり、見にくくなってしまいます。
また、情報が多いとその分サイトが重くなることもあるので、さらにユーザーの離脱率が高くなってしまいます。
その場合は掲載情報を整理し、必要ない内容や目次を削除して容量を減らすことがおすすめです。
会社ロゴや社名の変更、代表取締役の交代など、会社情報の刷新があった時はリニューアルのタイミングです。
会社情報が変わった際はいち早く情報を更新する必要があるので、そのタイミングでホームページ全体のリニューアルも行いましょう。
そうすることで、企業としても新たな気持ちでモチベーションアップできるでしょう。
ここからは、ホームページリニューアルの流れを見ていきましょう。
流れを知ることでリニューアルの失敗も減るので、ぜひ確認していってください。
まずは、現ホームページの課題を抽出しましょう。
現状把握と課題の洗い出しを行うことで、どの点をリニューアルすればいいのかがはっきりします。
目的を明確にして意味のあるリニューアルを行うためにも、まずは課題を知りましょう。
課題は、閲覧数・クリック数などのデータから発見できるので、一度数値の増減を確認してみてください。
どこの数値が下がっているのか、逆に上がっている部分はどこかが分かると、改善部分だけでなく継続して伸ばすべき部分も発見できれば、より効率的なリニューアルができます。
また、競合他社のホームページと比較することで、自社ホームページに何が足りないのかを明確化することができます。
その他にも、社内や顧客にアンケートをとる、過去の問い合わせから課題を知るなどの方法もおすすめです。
課題が分かったら、リニューアルする目的を決めましょう。
目的なくリニューアルすると、費用がかかるだけで集客に全く影響を与えない恐れがあります。
次のような、課題解決に適した目的を設定しましょう。
などなど、目的は企業やホームページに何を求めるかで異なります。
ターゲット、発信したい内容、ホームページの最終目標を具体的にすることで、目的がはっきりしてきます。
KPIとは、目標数値(KGI)を達成するために必要となる、各施策における目標数値のことを言います。
たとえば、「3カ月以内に問い合わせ数を今の3倍に増やす」という目標があるとします。
この目標を達成するためには、次の中間目標が必要になります。
これがKPIです。
これらを具体的に決めることで、リニューアル箇所を絞ることができてコスト削減につながります。
ここまで細かく設定できたら、リニューアルの予算を決めましょう。
リニューアルしたい箇所を洗い出し、相場を確認します。
相場を参考にしながら、リニューアル費用とリニューアル後の利益を割り出すことで、最適な予算を導き出せます。
ホームページリニューアルを依頼する外注先を選びましょう。
自社内にホームページやコーディングに詳しい人材がいない場合は、無駄な工数を削減するためにも業者に依頼することをおすすめします。
専門の人材がいるところで作ってもらった方が、デザインやセキュリティ面などさまざまな面で安心できます。
業者を選ぶ際は、
などを確認して、信用できる業者を選びましょう。
課題抽出、目的の明確化などではっきりしたリニューアルの要件定義をまとめましょう。
まとめることで外注先との認識の齟齬を避けられます。
また、企業としても自社の課題や目的、KPIを今一度確認できるので、要件定義をまとめる作業は必ず行ってください。
その際、ドメインやサーバーを変更するかどうかもはっきりさせておきましょう。
ドメインを継続する場合は今の検索順位やサイト評価を引き継ぐことができます。
もし今のホームページの評価が悪い場合は、ドメインを変更して新たに評価を得た方が効率がいい場合もあります。
その他には、スマホ対応の有無、特殊な機能の追加の有無(買い物かご、CRMとの連携等)なども忘れずに要件に入れておいてください。
ここまでできたら、サイトの設計図であるサイトマップを作成します。
サイト全体の構成を確認できるので、どんなページが必要か、削除した方がいいページがあるかを検討します。
サイトマップを整理することで、導線がすっきりしてユーザー満足度の高いホームページにすることができます。
ページ数によって金額が変わるので、ページ数を決めてからサイトマップを作成した方が効率的かもしれません。
ワイヤーフレームとは、各ページに写真やイラスト、文章をどのように配置するのかを示した設計図のことです。
ページのレイアウトや導線などを決定するものなので、見やすいレイアウトはどれか、どのような順番で導線を作れば、ユーザーが欲しい行動をとってくれるかを考えて作成してください。
デザインはより慎重に決めましょう。
おしゃれで洗練されていればいいわけではありません。
ターゲットや課題解決に適したデザインにすることが大切です。
色味やフォント、イラストや写真を駆使して、目的に合ったデザインを考えましょう。
競合他社のホームページを参考にするのもいいと思います。
写真撮影を外注先に任せる場合は、載せたい場所をあらかじめピックアップしておきましょう。
どんな写真をいれればいいか分からない場合は、制作会社と相談してください。
ここまで完了したら、いよいよホームページ制作作業に入ります。
Webデザイナーが取材内容を基にコーディングを行い、デザインの最終確認を行います。
仮デザインで納得できれば、そのデザインでホームページ制作が再開します。
動作確認や配置のミスがないかなど、細かく確認を行いながら制作していきます。
これは外注先の作業なので、もし確認事項などで連絡があれば早急に対応するようにしましょう。
そうすることで、ホームページ制作期間を短縮することにつながります。
ホームページ制作が完了した後は、レイアウト崩れやボタンのエラーなどのデザイン・動作確認を行い、公開前テストで最終確認をします。
そこで見た目や動きに問題がなければ、ホームページがインターネット上に公開されます。
ホームページ公開後、効果測定と改善施策を繰り返していき、目標達成を目指します。
数値分析を行ってリニューアル内容だけでは改善が見られない場合、新たな施策を追加していきます。
など、まだやっていなくて目標に対して効果がありそうな施策を行いましょう。
リニューアル時に注意するべきポイントを確認していきましょう。
ホームページ自体のドメインが一緒でも、URLが変わってしまうと評価が引き継がれなくなってしまいます。
特に検索順位が高く評価が高いページは、URLの変更をしないよう注意してください。
万が一URLを変更する場合は、リダイレクト設定を忘れないでください。
リニューアルの際にサーバーも新しくする場合もあると思います。
「サーバーを新しくしたから古いサーバーは解約しよう」と考えている人もいると思いますが、すぐに解約することは止めましょう。
サーバーはすぐに切り替えが行われるわけではなく、切り替えまで数日~数週間かかります。
すぐに解約してしまうと、切り替えが行われるまでホームページの閲覧ができなくなりデータも削除されてしまうので、万が一を考えて1か月ほどは古いサーバーも保持しておきましょう。
サーバーを変更する場合、同時にメールサーバーも変更されることが多いです。
メールの取りこぼしを防ぐためにも、しばらくは古いメールサーバーのアカウントと新しいメールサーバーのアカウント、どちらも送受信するようにしておきましょう。
これは社内全体で共有し、お互いに取りこぼしがないか意識しておくことが重要です。
ホームページのリニューアル費用相場は、おおよそ40万~200万円です。
テンプレートを使ったものなど、シンプルなホームページは40万程度で行えます。
デザインが複雑でページ数も多くなると、100万円以上かかってきます。
サイト構造の大幅な変更や機能の追加を行うとなると、200万円以上かかる場合もあります。
ホームページのリニューアル箇所が多ければ多いほど、自分でやるのは困難になります。
豊富な知識と経験のあるデザイナーがいる制作会社に依頼した方が、手間をかけずに安心してホームページリニューアルができます。
オフィ助では、知識と経験豊富なディレクターとデザイナーによる洗練されたホームページ制作を行っています。
納得のいくホームページを作るなら、ぜひオフィ助にお任せください!