メタバースの注目度がどんどん上がってきている昨今。
メタバース上でのバイトやメタバース関連の仕事も増えてきています。
これからもっと身近になると考えられるので、メタバースでは何ができるのか、どうやってやるのかを今から知っておきましょう!
メタバースとは、アバターを介して世界中の人と繋がることができる仮想空間のことです。
他人とコミュニケーションを取るだけでなく、アバターの服などバーチャル空間で使えるアイテムや現実世界で使うものを購入したり、投資を行ったりと幅広いことができます。
メタバースの基本知識やメリット・デメリットについては、下記の記事で紹介しているので先にこちらをご覧ください。
メタバースでは幅広いことができると言いましたが、具体的には何ができるのでしょうか。
見ていきましょう!
アバターを操作して、その世界にいる人と自由にコミュニケーションを取ることができます。
実際に近づいて話をするため、バーチャルでありながら実際に話しているように感じることができます。
国籍や見た目を気にせずに世界中の人と交流できるのが魅力です。
代表的なものでいうと、バーチャルSNSである「cluster」や「VRchat」です。
「あつまれ動物の森」や「フォートナイト」など、メタバースを取り入れているゲームが増えてきています。
それだけでなく、遊びながらお金を稼げるゲームも増えてきているのです!
そういうゲームは「ブロックチェーンゲーム」といい、
というような特徴があります。
例えば「Alien World」というゲームでは、バトルゲームやマイニング(仮想通貨の売買)、土地の貸し出しなどができます。
報酬を得た場合、ユーザーはTLMという独自トークンを得ることができます。
取得したTLMはゲーム内のアイテムを購入するのに使ったりもできますが、WAXPに変換することで現金に換えることもできます。
メタバース上ではイベントも行われています。
バーチャルマーケットやフォートナイト内で行われたバーチャルライブが有名です。
アバターで参加し、好きなお店で好きなものを買うことができます。
限定地域でしか売られていないものでも、メタバース内でなら移動コストなく手軽にお買い物ができるのです。
バーチャルライブでは、米津玄師や星野源が出演し話題となりました。
このように、主催側も参加側もかかるコストを抑えながらも没入感のある空間で楽しめるのです。
メタバース内では、NFT(非代替性トークン)を売買することができます。
マーケットプレイスアバターの衣装、アイテム、土地などを売買することが可能になっています。
メタバース内では、商品を買うだけでなくNFT作品を展示することもできます。
NFT作品の展示会も行われており、賑わいを見せているようです。
展示会では誰でも無料で出典応募ができます。
2022年1月に開催された展示会では、展示上限数である300を超える応募があったようです。
展示会では作品の鑑賞ができるだけですが、展示されたNFTをクリックすると販売プラットフォームが表示されて外部サイトへ飛べたり、Twitterのリンクが表示されてクリエイターのアカウントに飛ぶことができます。
クリエイターにとっては、斬新な方法で自分の作品を宣伝することができます。
メタバース内ではリモート会議も可能です。
Zoomのようなweb会議とは違い、離れた場所にいても実際に同じ空間で話しているように話し合いができるのがメリットです。
Web会議よりも音質が良く、音声の遅延や声が被った時に相手の声が消えることもないので、ストレスなく話に集中することができます。
「Horizon Workrooms」というメタバースミーティングサービスでは、会議を行う背景(部屋の雰囲気や窓の外の景色)を変更することができ、気分を変えて会議することができます。
メタバースはビジネスでも活用できます。
業種を問わず様々な分野で活用でき、作業効率アップにつながります。
ローソンではアバターを用いたスタッフを募集したり、ニトリでは家具や設置場所のサイズをAR機能で簡単に測定するサービスを提供したり、ZOZOではAR機能を使って自分の顔にメイクシミュレーションができるサービスを提供しています。
メタバースのビジネス活用を考えている方は、活用方法などを支援してくれる「メタバース総研」がおすすめです。
それでは、メタバースの始め方を紹介していこうと思います。
メタバースの没入感を味わうために必要なのは上記のものです。
意外と必要なものは少ないですよね。
尚、VRゴーグルはスタンドアローン型のVRゴーグルがおすすめです。
スタンドアローン型とは、PCやスマホに接続しなくてもVRゴーグルのみでメタバースを楽しめるもののことを言います。
スタンドアローン型VRゴーグルは2~6万円が相場です。
一番有名でおすすめなのは「Oculus Quest2」です。
また、高性能パソコンでメタバースを楽しむ方法もあります。
メタバースは重いので、処理性能が早いゲーミングPCがおすすめです。
ゲーミングPCのデスクトップ型であれば、問題なくVRを楽しめるでしょう。
デスクトップ型のゲーミングPCなら、10~15万円ほどのものが初心者にはおすすめです。
メタバースのアプリについですが、ゲームをしながら稼ぐというものは基本は無料で楽しむことができます。
ものによっては、仮想通貨を稼ぐ場合はお金を出して仮想通貨を購入・所持する必要があるものもあるので、しっかり調べてください。
メタバースの始める手順は以下のようになります。
ひとつずつ見ていきましょう。
メタバース内での通貨は暗号資産なので、まずは暗号資産を買うための暗号資産取引所の口座を開設します。
2022年5月時点で一番人気が高いのは「Coincheck(コインチェック)」です。
アプリがシンプルで見やすく、登録も簡単なので暗号資産取引初心者でも始めやすいのでおすすめです。
講座が開設できたら、暗号資産を購入しましょう。
購入方法は、
コインチェックに日本円を振り込む方法は分かりやすいと思いますが、メタバースゲーム内で使える暗号資産は、日本円では買えないものも多く存在します。
例えば、The Sandboxというゲームの通貨である「SAND」は、コインチェック内で扱いがあるため日本円で買うことができますが、TownStarというゲームの通貨である「GALA」は日本円で買うことはできません。
そういう場合は、海外の暗号資産取引所でビットコインを使って目当ての暗号資産を買う二つ目の方法を使います。
やり方としては、
少し手間に感じるかもしれませんが、そのゲーム内で資産運用をするためには必要な手順です。
もしやりたくない方は、プレイするゲームを「SAND」のように日本円で購入できる暗号資産を使っているものに変えるのも一つの手です。
ここまで終わったら、次はメタバースのアプリをダウンロードでしてアカウントを作成します。
実は、ゲーム内で使える暗号資産をBinanceで購入しただけではゲーム内で使うことができません。
仮想通貨ウォレットに送ってメタバースサービスと連携させる必要があるのです。
有名な仮想通貨ウォレットに「メタマスク」があり、Googleの拡張機能から無料で追加できます。
メタマスクでウォレットの作成を行い、サービスと連携させて初めて、ゲーム内で通貨が使えるようになるのです。
そこまで準備が完了したら、さっそくメタバースゲームの中で遊んでみましょう。
まずはどんなゲームでどんなことができるのか探りながら遊び、遊び方が分かってきたら通貨でアイテムを購入したり資産運用を行ってみてください。
メタバースを始めるにあたって注意することも確認しておきましょう。
メタバースゲームはその世界に入り込んで遊ぶのが一番の醍醐味なので、データ容量がかなり大きくなっています。
そのため、Wi-Fi環境以外でプレイすると動きが遅くなったりアプリが落ちたりと、快適にプレイすることができなくなってしまう可能性が高いです。
また、データ通信でギガをかなり消費するため、通信制限がある場合はWi-Fiを繋げていない状態でプレイするのは控えることをおすすめします。
メタバースのゲーム内では独自の仮想通貨が使われると話しましたが、17歳以下の未成年の場合仮想通貨投資はできません。
尚、18歳以上の未成年の場合は、「BTCBOX」という仮想通貨取引所のみ口座開設ができます。
BTCBOXで取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・ライトコインのみです。
本格的に仮想通貨投資を行いたい場合は成人するまで待ちましょう。
メタバースは実際にその場にいるような感覚を味わえるので、普通のゲームに比べて依存度が高いです。
そのため、1時間と時間を決めて楽しむようにしましょう。
特に子供はゲームに依存しやすいので、親がしっかり指導をするようにしてください。
ゲームで使われる仮想通貨がハッキングの被害に遭う恐れがあります。
例でいうと、遊びながら稼ぐゲームの先駆けとなった大人気ゲーム「Axie Infinity」のハッキング被害です。
2022年3月末にゲームの基盤である「Ronin Network」が不正アクセスを受け、約770億円がハッキングされてしまいました。
プレイヤーの被害は補償されたようですが、一度ハッキングされるとプレイヤーとしては信頼をおけなくなってしまいますよね。
このように、仮想通貨はウイルスやハッキングの被害を受ける可能性があり、確実に安全なものだとは言い切れません。
メタバースゲーム内で仮想通貨投資を行う際は、慎重になってください。
メタバースの発展に伴い、メタバース内でのアルバイトが増えてきています!
面白そうですし移動する必要もないので、すごく気になりますよね。
メタバース内のアルバイトは、こんなものがあるようです。
顔出ししなくていいし、やり方が分かればだれでも簡単にできそうなものですよね♪メタバース関連のアルバイトは「メタジョブ」で募集がかけられています。
ぜひどんなものがあるのか見てみてください。
メタバース内のアルバイトは人気が高いのと、募集案件が少ないためなかなか採用されない可能性も高いです。
だいたい時給1300円以上と高時給です。
勤務時間が長いものもあるので、そこで受かれば一日でけっこう稼げます。
面白いアルバイトを高時給で行えるならぜひやりたいですよね!
メタバースは思ったよりも気軽に日常に取り入れることができます。
非現実的な世界に実際にいるように体験できることも、ゲームで遊びながら稼ぐという発想もすごいものです。
今後メタバースがもっと世の中に浸透していくと考えられるので、今の内からメタバースの魅力を知っておきましょう!