【初心者必見】メタバースで何ができる?やり方や必要なもの、仕事など解説

メタバースの注目度がどんどん上がってきている昨今。

メタバース上でのバイトやメタバース関連の仕事も増えてきています。

 

これからもっと身近になると考えられるので、メタバースでは何ができるのか、どうやってやるのかを今から知っておきましょう!

 

メタバースとは

メタバースとは、アバターを介して世界中の人と繋がることができる仮想空間のことです。

他人とコミュニケーションを取るだけでなく、アバターの服などバーチャル空間で使えるアイテムや現実世界で使うものを購入したり、投資を行ったりと幅広いことができます。

 

メタバースの基本知識やメリット・デメリットについては、下記の記事で紹介しているので先にこちらをご覧ください。

 

メタバースとは?ビジネスの可能性や活用事例など紹介
「メタバース」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 最近浸透し始めた言葉で、新たなコミュニケーションの場やビジネスを生み出すものになりうるのです。 ここでは、メタバースの基本知識とビジネスにおける可能性について解説していこうと思...

 

メタバースでできること

メタバースでは幅広いことができると言いましたが、具体的には何ができるのでしょうか。

見ていきましょう!

 

世界中の人との交流

アバターを操作して、その世界にいる人と自由にコミュニケーションを取ることができます。

実際に近づいて話をするため、バーチャルでありながら実際に話しているように感じることができます。

国籍や見た目を気にせずに世界中の人と交流できるのが魅力です。

 

代表的なものでいうと、バーチャルSNSである「cluster」や「VRchat」です。

 

ゲーム

「あつまれ動物の森」や「フォートナイト」など、メタバースを取り入れているゲームが増えてきています。

それだけでなく、遊びながらお金を稼げるゲームも増えてきているのです!

 

そういうゲームは「ブロックチェーンゲーム」といい、

  • ゲーム内取引のセキュリティ性が高い
  • 手に入れたアイテムやキャラが資産になる
  • アイテムを自由に売買することができる

 

というような特徴があります。

 

例えば「Alien World」というゲームでは、バトルゲームやマイニング(仮想通貨の売買)、土地の貸し出しなどができます。

報酬を得た場合、ユーザーはTLMという独自トークンを得ることができます。

取得したTLMはゲーム内のアイテムを購入するのに使ったりもできますが、WAXPに変換することで現金に換えることもできます。

 

イベントへの参加

メタバース上ではイベントも行われています。

バーチャルマーケットやフォートナイト内で行われたバーチャルライブが有名です。

アバターで参加し、好きなお店で好きなものを買うことができます。

 

限定地域でしか売られていないものでも、メタバース内でなら移動コストなく手軽にお買い物ができるのです。

バーチャルライブでは、米津玄師や星野源が出演し話題となりました。

 

このように、主催側も参加側もかかるコストを抑えながらも没入感のある空間で楽しめるのです。

 

アイテムの購入

メタバース内では、NFT(非代替性トークン)を売買することができます。

マーケットプレイスアバターの衣装、アイテム、土地などを売買することが可能になっています。

 

作品の展示

メタバース内では、商品を買うだけでなくNFT作品を展示することもできます。

NFT作品の展示会も行われており、賑わいを見せているようです。

展示会では誰でも無料で出典応募ができます。

2022年1月に開催された展示会では、展示上限数である300を超える応募があったようです。

 

展示会では作品の鑑賞ができるだけですが、展示されたNFTをクリックすると販売プラットフォームが表示されて外部サイトへ飛べたり、Twitterのリンクが表示されてクリエイターのアカウントに飛ぶことができます。

クリエイターにとっては、斬新な方法で自分の作品を宣伝することができます。

 

リモート会議

メタバース内ではリモート会議も可能です。

Zoomのようなweb会議とは違い、離れた場所にいても実際に同じ空間で話しているように話し合いができるのがメリットです。

Web会議よりも音質が良く、音声の遅延や声が被った時に相手の声が消えることもないので、ストレスなく話に集中することができます。

 

「Horizon Workrooms」というメタバースミーティングサービスでは、会議を行う背景(部屋の雰囲気や窓の外の景色)を変更することができ、気分を変えて会議することができます。

 

ビジネス活用

メタバースはビジネスでも活用できます。

業種を問わず様々な分野で活用でき、作業効率アップにつながります。

ローソンではアバターを用いたスタッフを募集したり、ニトリでは家具や設置場所のサイズをAR機能で簡単に測定するサービスを提供したり、ZOZOではAR機能を使って自分の顔にメイクシミュレーションができるサービスを提供しています。

メタバースのビジネス活用を考えている方は、活用方法などを支援してくれる「メタバース総研」がおすすめです。

 

分かりやすく紹介!メタバースのやり方

それでは、メタバースの始め方を紹介していこうと思います。

 

用意するもの

  • VRゴーグル
  • メタバースのアプリ
  • VR対応パソコン

 

メタバースの没入感を味わうために必要なのは上記のものです。

意外と必要なものは少ないですよね。

 

尚、VRゴーグルはスタンドアローン型のVRゴーグルがおすすめです。

スタンドアローン型とは、PCやスマホに接続しなくてもVRゴーグルのみでメタバースを楽しめるもののことを言います。

 

かかる費用

スタンドアローン型VRゴーグルは2~6万円が相場です。

一番有名でおすすめなのは「Oculus Quest2」です。

 

また、高性能パソコンでメタバースを楽しむ方法もあります。

メタバースは重いので、処理性能が早いゲーミングPCがおすすめです。

ゲーミングPCのデスクトップ型であれば、問題なくVRを楽しめるでしょう。

デスクトップ型のゲーミングPCなら、10~15万円ほどのものが初心者にはおすすめです。

 

メタバースのアプリについですが、ゲームをしながら稼ぐというものは基本は無料で楽しむことができます。

ものによっては、仮想通貨を稼ぐ場合はお金を出して仮想通貨を購入・所持する必要があるものもあるので、しっかり調べてください。

 

メタバースを始める手順

メタバースの始める手順は以下のようになります。

  • ➀暗号資産取引所の口座開設
  • ➁暗号資産の購入
  • ➂海外取引所の口座開設
  • ➃国内取引所で買ったコインを送金
  • ➄メタバースのアカウントを作成
  • ➅メタバース内の通貨購入
  • ➆メタバースに入る

ひとつずつ見ていきましょう。

 

➀暗号資産取引所の口座開設

メタバース内での通貨は暗号資産なので、まずは暗号資産を買うための暗号資産取引所の口座を開設します。

 

2022年5月時点で一番人気が高いのは「Coincheck(コインチェック)」です。

アプリがシンプルで見やすく、登録も簡単なので暗号資産取引初心者でも始めやすいのでおすすめです。

 

➁暗号資産の購入

講座が開設できたら、暗号資産を購入しましょう。

購入方法は、

  • 購入したい分のお金を日本円でコインチェックに振り込む
  • 暗号資産を使って購入する

 

コインチェックに日本円を振り込む方法は分かりやすいと思いますが、メタバースゲーム内で使える暗号資産は、日本円では買えないものも多く存在します。

 

例えば、The Sandboxというゲームの通貨である「SAND」は、コインチェック内で扱いがあるため日本円で買うことができますが、TownStarというゲームの通貨である「GALA」は日本円で買うことはできません。

そういう場合は、海外の暗号資産取引所でビットコインを使って目当ての暗号資産を買う二つ目の方法を使います。

 

やり方としては、

  1. ➀コインチェックで口座を作り、日本円を振り込んでビットコインを購入する
  2. ➁購入したビットコインを海外取引所(Binance)へ送金する
  3. ➂送金したビットコインで目当ての暗号資産を購入する

 

少し手間に感じるかもしれませんが、そのゲーム内で資産運用をするためには必要な手順です。

もしやりたくない方は、プレイするゲームを「SAND」のように日本円で購入できる暗号資産を使っているものに変えるのも一つの手です。

 

➂メタバースのアカウントを作成

ここまで終わったら、次はメタバースのアプリをダウンロードでしてアカウントを作成します。

 

➃仮想通貨ウォレットに通貨を入れる

実は、ゲーム内で使える暗号資産をBinanceで購入しただけではゲーム内で使うことができません。

仮想通貨ウォレットに送ってメタバースサービスと連携させる必要があるのです。

 

有名な仮想通貨ウォレットに「メタマスク」があり、Googleの拡張機能から無料で追加できます。

メタマスクでウォレットの作成を行い、サービスと連携させて初めて、ゲーム内で通貨が使えるようになるのです。

 

➄メタバース内で遊ぶ

そこまで準備が完了したら、さっそくメタバースゲームの中で遊んでみましょう。

まずはどんなゲームでどんなことができるのか探りながら遊び、遊び方が分かってきたら通貨でアイテムを購入したり資産運用を行ってみてください。

 

注意した方がいいこと〇つ

メタバースを始めるにあたって注意することも確認しておきましょう。

 

Wi-Fi環境で行う

メタバースゲームはその世界に入り込んで遊ぶのが一番の醍醐味なので、データ容量がかなり大きくなっています。

そのため、Wi-Fi環境以外でプレイすると動きが遅くなったりアプリが落ちたりと、快適にプレイすることができなくなってしまう可能性が高いです。

 

また、データ通信でギガをかなり消費するため、通信制限がある場合はWi-Fiを繋げていない状態でプレイするのは控えることをおすすめします。

 

18歳以下の未成年は仮想通貨投資ができない

メタバースのゲーム内では独自の仮想通貨が使われると話しましたが、17歳以下の未成年の場合仮想通貨投資はできません。

 

尚、18歳以上の未成年の場合は、「BTCBOX」という仮想通貨取引所のみ口座開設ができます。

BTCBOXで取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・ライトコインのみです。

本格的に仮想通貨投資を行いたい場合は成人するまで待ちましょう。

 

時間を決めて遊ぶようにする

メタバースは実際にその場にいるような感覚を味わえるので、普通のゲームに比べて依存度が高いです。

そのため、1時間と時間を決めて楽しむようにしましょう。

特に子供はゲームに依存しやすいので、親がしっかり指導をするようにしてください。

 

ハッキングの恐れがある

ゲームで使われる仮想通貨がハッキングの被害に遭う恐れがあります。

 

例でいうと、遊びながら稼ぐゲームの先駆けとなった大人気ゲーム「Axie Infinity」のハッキング被害です。

2022年3月末にゲームの基盤である「Ronin Network」が不正アクセスを受け、約770億円がハッキングされてしまいました。

プレイヤーの被害は補償されたようですが、一度ハッキングされるとプレイヤーとしては信頼をおけなくなってしまいますよね。

 

このように、仮想通貨はウイルスやハッキングの被害を受ける可能性があり、確実に安全なものだとは言い切れません。

メタバースゲーム内で仮想通貨投資を行う際は、慎重になってください。

 

メタバース関連のアルバイトは何がある?

メタバースの発展に伴い、メタバース内でのアルバイトが増えてきています!

面白そうですし移動する必要もないので、すごく気になりますよね。

 

メタバース内のアルバイトは、こんなものがあるようです。

  • VR空間での案内スタッフ
  • アバターを動かすオンライン接客
  • VR内百貨店での案内スタッフ
  • VR課外授業のファシリテーター
  • キャラクターに声を当てるオンライン接客

 

顔出ししなくていいし、やり方が分かればだれでも簡単にできそうなものですよね♪メタバース関連のアルバイトは「メタジョブ」で募集がかけられています。

ぜひどんなものがあるのか見てみてください。

メタバース内のアルバイトは人気が高いのと、募集案件が少ないためなかなか採用されない可能性も高いです。

 

 

https://www.metajob.jp/

 

バイト代はいくらか

だいたい時給1300円以上と高時給です。

勤務時間が長いものもあるので、そこで受かれば一日でけっこう稼げます。

面白いアルバイトを高時給で行えるならぜひやりたいですよね!

 

メタバースを日常に取り入れよう!

メタバースは思ったよりも気軽に日常に取り入れることができます。

 

非現実的な世界に実際にいるように体験できることも、ゲームで遊びながら稼ぐという発想もすごいものです。

今後メタバースがもっと世の中に浸透していくと考えられるので、今の内からメタバースの魅力を知っておきましょう!

 

 

offisuke6