巷には様々な種類のSNSが溢れていて、どんどん新しいものが出てきています。
そんな中で、「Clubehouse(クラブハウス)」というSNSがネット上で話題になっています。
多くの芸能人が利用しており、その投稿を見て「クラブハウスって何!?」と、流行に敏感な人から徐々に広まっていったようです。
今回は、今最も注目されている「Clubehouse(クラブハウス)」について、登録方法や注意点などをご紹介していこうと思います。
誰かが話しているroomに自由に出入りすることができ、聞いているだけでなく、会話に参加することもできます。
そのため、芸能人と一般人が分け隔てなく会話できる環境を作ってくれる、今までのSNSではできなかった体験ができるのです!
もちろん、自分でroomを作ってそこで好きなことについて話すこともでき、知らない人と盛り上がることもできます。
ニューヨークタイムズの発表によると、2020年12月時点でユーザー数は60万人規模に到達したようで、一年経たずにここまで登録者が増えるのは驚きです。
日本では2021年1月から急速に注目度が伸び、まだ日本語対応していないにも関わらず日本人のユーザーがどんどん増加しています。
クラブハウスがここまで人気になっている背景には、やはりコロナウイルスによる行動自粛があります。
コロナウイルスは未だ終息する気配を見せず、気軽に飲みに行ったり遊びにいけない状況が続いているため、世界中の人が「人とたわいもない会話をする」ということに飢えているのです。
そんな中で登場したクラブハウスは、まさに多くの人が求めている「人とのたわいない会話」を実現してくれるサービスなのです!
まさに今のご時世に合ったSNSですよね。
クラブハウスは音声のみのSNSで、言うならば、居酒屋で話している人の会話を聞けて、さらに隣に座っている人の会話に混ざるような感覚に近いです。
コロナの影響で飲みに行きづらい今、求められるのも納得ですね。
しかも、飲みの場合知り合いの人としか話すことはなかなかありませんが、クラブハウスは知らない人とも気軽におしゃべりできるので、
普段の生活では繋がるきっかけがなかった人とも知り合うことができるのも楽しい点です。
クラブハウスは参加している人に招待されないと始めることができません。
しかも、招待されるには参加している人に電話番号を教える必要があるので、知人以外から招待されるにはハードルがあるのです。
このプレミア感も、クラブハウスに参加したいという気持ちに拍車をかけています。
クラブハウスは、他の動画配信アプリやTwitter、インスタのように過去の投稿を残しておくことは出来ません。
会話はその場限りで後で見ることができないのでそこでもプレミア感があり、その日その日で出会う人たちや話題が変わるので「今日はそんな話題で盛り上がっているかな?」とワクワクします。
このように、プレミア感・気軽に会話に参加できるという点が今までのSNSにはない魅力的な特徴です。尚、まだiPhone版アプリしか用意されていませんが、android版アプリも開発中のようです。
Androidの人はもうしばらくお待ちください。
クラブハウスの始め方をご紹介します。
英語表記ですが、簡単に登録できるので一緒に流れを見ていきましょう。
➀「Clubehouse」のアプリをダウンロードする
➁「welcome!」の画面が出るので、画面下にある「get your username」をタップ
➂自分の住んでいる国を選択し、電話番号を入力したら、「Next」をタップ
➃入力した電話番号のSMSに送られてくる4桁の認証番号を入力し、「Next」をタップ
➄フルネームを聞かれるので、「名」「姓」の順で登録名を入力し、「Next」をタップ
➅次にユーザーネームを聞かれるので、「@+好きな文字」を入力
➆アカウントの作成完了
クラブハウスでは、本名で登録するのが原則のようですが、実際はニックネームで登録している人も多いようです。
個人情報漏洩など気になるので、ニックネームで登録してもいいと思います。
一度だけ名前を変更することが可能なので、不便だと感じたら変更してもいいでしょう。
2回目以降は運営と英語でやり取りしなければいけないので、変更の際は慎重に決めるようにしてください!
ニックネームで登録する場合は、ニックネームを姓と名に分けます。
「オフィ助」の場合、Firstに「オフィ」Lastに「助」と入力することで、ニックネームの登録が可能になります。
本名とは別で、ニックネームをつけることもできます。
この登録をすることで、「ニックネーム(フルネーム)」の表記になります。
➀アイコン画像を入れる丸部分をタップ(最初は何もない状態で表示されている)
➁「アルバムから選択」か「写真を撮る」のどちらかを選ぶ
➂好きな画像を選んで、画面下の「done」をタップしたら変更完了
Roomへの参加は、トップページから探すか、招待を受けて参加するかのどちらかがあります。
Room一覧で「Explore」を押せば、フォローしているユーザー以外のroomも表示されます。
上の画像が分かりすいと思います。
上に表示されている人がroomのホストであり、スピーカー(メインで話す人)です。
表示されるユーザーはそのroomに参加している人たちで、プロフィールを見てフォローすることもできます。
【マークについて】
緑の丸とアスタリスク:roomのホスト/モデレーター。
他のユーザーを会話に追加・削除ができます。
クラッカーアイコン:新規登録者であることを指します。クラブハウス登録から1週間表示されます。
マイク+車線:その人がミュートしていることを指します。話さない場合は雑音が入らないようにミュートしましょう。
手のひらマーク:手を挙げて、会話に参加したいことをホストにアピールします。
ピースマーク:roomから退出します。
「+」ボタン:誰かをroomに招待したい時に使います。
自分がroomのホスト、スピーカーとなり、誰かにトークを聞かせたい場合はroomを新しく作ることができます。
「open」:誰でも参加可能
「social」:自分がフォローしているユーザーのみ参加可能
「closed」:自分が選択したユーザーのみ参加可能
たったこれだけで、だれでも簡単にroomを作成することができるのです!
フォローしているユーザーの配信を見逃さないようにスケジュールを確認できます。
人のマーク:roomに参加している人数
吹き出しマーク:トーク中の人数(モデレーターとスピーカー)
K:1k=1000人 参加者が1000以上になると表示される
ユーザーやクラブ(特定の興味に基づいたグループのこと)を検索し、気になるものをフォローできます。
現在は、日本語のタイトルがついたクラブはありませんが、今後出てくる可能性は高いです。
前述したように、クラブハウスは招待制です。
そのため、招待する方法と招待された場合の参加方法を確認しておきましょう。
➀検索アイコンの横にある「封筒マーク」をタップ
➁連絡先の登録があるユーザーが一覧表示される
➂招待したいユーザーの右側にある「invite」をタップ
➀招待されると、SMSに招待メッセージが届く
➁メッセージの下にある画像をタップ
➂アプリダウンロード画面に切り替わるので、「入手」をタップ
➃電話番号と、SMSに送られる認証コードを入力
➄Twitterと連携するか聞かれるので、連携する場合は「Import from Twitter」を、連携しない場合は「Enter my info manually」をタップ
➅「アプリにアクセスを許可」をタップ
➆フルネーム・ユーザーネーム・アイコンを設定(上記設定参照)
➇iPhoneの連絡帳との連携を求められるので、「ok」をタップ
➈「Look good」をタップ
➉好きなトピックを選択。なければ「skip」
⑪おすすめユーザーが出てくるので、気になる人をフォロー
⑫通知を許可するか聞かれるので、オンにする場合は「Allow」をタップ
⑬以下の画面が表示されたら、全ての設定が完了!
登録まではそこそこ時間がかかりますが、あまり難しい作業はないのでスムーズに進められると思います。登録が完了すれば、あとは好きなユーザーをフォローしたり、気になるroomに参加するだけ!
クラブハウスを自由に楽しんじゃいましょう♪
実は、知り合いに招待してもらわなくても始める方法があるのです。
それは、「クラブハウスに登録をして、招待してもらうのを待つ」という方法です。
先にアカウントだけ登録しておくと、あなたの電話番号を持っている知人にクラブハウスへの招待を待っていることが通知されるため、招待されやすくなるのです。
結局は、招待される必要があるということですね。
最初に、1ユーザーの招待枠には制限があると言いました。
しかし、この方法であれば、招待する側も招待券を消費せずに無制限で招待することができるので、心配する必要はありません!
ただし、正式に招待されるまでに時間がかかってしまうため、手っ取り早いのはクラブハウスに参加している知人とコンタクトを取って招待してもらう方法です。
モデレーター(主催者)を毎日やっていたら増えたという声もあるようなので、サービスをたくさん使うことで招待枠が増えていく仕組みのようです。
また、今までは1人につき2人しか招待できませんでしたが、2021年1月29日からは5人まで招待枠が広がったそうです。
日本ではまだ招待さえていない人が多いようですが、招待枠が増えていくことでその需要も満たされることでしょう。
クラブハウスは画期的で楽しいコミュニケーションサービスですが、提供されたばかりなのでセキュリティ面やユーザー管理の部分が確立していません。
そのため、注意すべき部分があります。
SNSで「クラブハウスに招待してほしい」というような書き込みを見かけますが、いくら早く招待してほしいからと言ってしっかりした信頼関係を築いていない相手に招待を求めるのはやめましょう。
クラブハウスに招待されるのは、相手に自分の電話番号を教える必要があります。
ネット上の顔も分からない人に電話番号を教えるのは、大変危険です。
個人情報を盗まれたり、電話番号を売られる恐れがあります。
また、その人がストーカーになって毎日電話をかけてくる可能性だってあります。
電話番号は立派な個人情報なので、無闇に信頼できない人に教えるのはやめましょう。
メルカリなどのフリマアプリなどでは、クラブハウスの招待枠を販売している人もいます。
しかし、「お金だけ取られて招待してもらえなかった」というような詐欺の被害に合っている人もいるため、フリマなどで買うのはお勧めできません。
こちらでも電話番号を教えなければいけないので、セキュリティ面でもやめた方がいいです。
クラブハウスbの会話はリアルタイムのみなので、社会的にまずいことを言っても編集したりすることはできません。
そこが面白いところではありますが、場合によっては誹謗中傷・差別的発言をする人が増えたり、論争に繋がる危険もあります。
既に、ヘイトスピーチ(差別や反ユダヤ主義など)に対するクラブハウスの対応が不十分だという声が出てきているため、今後運営会社はそのような発言をしたユーザーに対する規制を徹底していくことでしょう。
クラブハウスを始める際、iPhoneの連絡帳と同期する必要があります。
そのため、今は交流がないけど電話番号は知っている知人にアカウントがバレる可能性があります。
Twitterと同じ名前にしていると、Twitterのアカウントも見られる可能性があるので、気になる人は別の名前にしましょう。
クラブハウスでは、その場の会話を録音したりメモすることは規約で禁止となっています。
そのため、クラブハウスで入手した情報を記事にしたりネットに書く場合は注意が必要です。
今回は、今最も注目されている音声チャットツールである「Clubehouse」をご紹介しました。
今回の内容を簡単にまとめると…
以上のようになります。
日本ではまだ参加者が急増している段階ですが、コロナによる自粛生活がまだ続くようだと、今後も活気が出てくるアプリだと思います。
気になった方は、ぜひ招待してもらうのを待ってみてはいかがでしょうか♪