サーバーと聞いて、何を思い浮かべますか。
大体の人が「長方形の黒い箱」か、最初の画像のような「黒い機械が沢山並んでいる様子」を思い浮かべると思います。実際サーバーの見た目としては合っていますが、サーバーがどんな役割を果たしているかは知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、サーバーについて分かりやすく説明したいと思います。
サーバーとは、ネットワーク上で必要となる情報を保存しておく場所の事です。
情報を受け取る側であるクライアントが要求する情報(HTMLファイルや画像ファイル、映像ファイルなど)を、ネットワーク上で提供する役割があります。
つまり、ホームページが正常に表示されるのは、サーバーがあるおかげということです。
しかし、サーバーと一言にいっても、役割によっていつくもの種類に分かれます。
サーバーにはどのくらいの種類があるのか、今からご紹介していきます。
一番有名なサーバーです。クライアントにwebページの情報を要求された際、webページの表示に必要なHTMLファイルや画像ファイルなどを取り出し提供します。
Webサイトを運営する際には必須のサーバーです。
メールを送受信する際に使われます。
こちらのはサーバーは、送信用のSMTPサーバーと受信用のPOPサーバーの2種類があり、メールのやり取りを可能にしています。
IPアドレスをドメインに対応させるものです。
パソコンやサーバーは、それぞれIPアドレスによって管理されています。
しかし、覚えにくいのでwebサイト上では「http」から始まるドメインに変換することで分かりやすくしています。
IPアドレスをドメインに変えるのがこのサーバーの役目です。
効率の良いデータのやり取りをするために使われます。
Webサーバーとは違い、クライアントがサーバーにデータをアップロードしたり、サーバーからデータをダウンロードすることが出来ます。
Webサーバーを構築してから構築されるのが一般的です。
アプリケーションを実行するためのサーバーです。
ウェブサーバーとデータベースサーバーの仲介役を担っていて、様々なデータ処理を行っています。
例を挙げると、webショッピングのショッピングカートなどに使われています。
レンタルサーバーは、低価格で手を付けやすいところが良い点です。
4種類あるので、それぞれ紹介していきましょう。
1つのサーバーを複数人で共有して使うサービスです。小規模のサイト運営に用いられることが多いです。
メリットは、設定が簡単で他のものより安く借りることが出来る点です。
デメリットは、サーバーを共有しているため設定を自由に変えられないこと、他のユーザーのページにアクセスが集中したりするとこちらの読み込みに影響が出てしまいます。
料金:月額100円~
VPSは、バーチャル・プライベート・サーバーと言って1台の物理サーバーの中に複数の仮想サーバーを構築し、ユーザーにそれぞれ分け与えるサービスです。
仮想サーバーのため、OSやアプリケーションを自分で選ぶことが出来るので設定が自由に行えます。専用サーバーの次に低価格なところもメリットです。
一方で、仮想サーバーの運用や設定は自分で行わなければいけないので、時間と手間がかかります。運用と管理は管理会社が行ってくれます。
専門知識が必要なため、初心者はおススメしません。
料金:月額600円~
物理サーバーを1台レンタルできるサービスです。
全て一人で使えるため、OSやアプリケーションを自由に選べるのは勿論のこと、メモリの使い方なども他人に影響を受けずに済みます。
管理者権限を使えるサービスを付ければさらに可能なことが増えます。
一方、サーバーの構築、運用などは全て自分でやらなければいけません。サーバー1台借りているので価格も高いです。
料金:月額8000円~
VPSのように、仮想サーバーのレンタルサービスです。大規模サイトでよく使われています。
クラウドの場合は、メモリやストレージなどの性能を自由に変更することが出来ます。拡張性や柔軟性は最大のメリットです。
また、従量課金制(使った分だけ料金が発生する)なので、使う時間を限定して料金を抑えることが出来ます。
しかし、全ての設定を自分たちでやらなければいけない手間があります。
料金も、大規模サイトで常に使用する場合は高額になる可能性が高いです。
料金:月額3000~10000円
サーバー機は、「サーバーとして使われる機械」のことです。
サーバー機にはタワーサーバー、ラックサーバー、ブレードサーバーがあります。
出典元:DELL
縦型のサーバー。デスクトップパソコンに使われます。
拡張性に優れていて、熱にも強く音が静かです。
ヨコ型のサーバー。省スペースを目的に作られた、企業向けのものです。
出典元:ASCll
ラックサーバーよりも消費電力を抑えたサーバー。
サイズも小さく機能性に優れているため、大企業向けものです。
最後に、レンタルサーバーと自分専用の自宅サーバーについての違いをご紹介します。
どっちにしようか迷っている人は、参考にしてみてくださいね!
共用サーバーであれば月額100~借りることが出来ます。そのため導入に対するハードルが低いです。
何かのトラブルで停電が起こったとしても、管理会社が持っている「予備電力」によりデータを失う
リスクを考えずに済みます。
自分でサーバーを用意する場合、サーバー構築や運営するためのコンピューターが必要になります。
しかし、レンタルであればコンピューターは管理側で用意してくれるため、
その分の電気代や場所を確保する必要がありません。
共用サーバーは、料金が安い代わりにサーバーに対する制限が多いです。
複数人共有サーバーなので、他人のサーバー環境に左右されます。
見やすく集客力のあるホームページ作成ソフトである「Wordpress」に対応していない場合があるよう
です。
レンタルの際はWordpressに対応しているか確認してからにしましょう。
レンタルサーバーは安い分人件費を削っています。
そのため電話対応をやっていないところが多いようです。突然のトラブルが起きた時を考えると、
怖いですよね。
自分だけのサーバーなので、ストレージやメモリをどのくらいにするか自分で決定できます。
自分好みにカスタマイズできるところが一番のメリットです。
自分で全てやる必要があるので、やっていく内にサーバー構築の知識が身につきます。
知識はやって覚えたほうが身につくので、IT系で働きたい人、構築に興味がある人にはもってこいです
ね♪
自分がネットワークを独占できる環境で使えるため、誰のネットワークの干渉も受けずに快適に使うこ
とが出来ます。
サーバー本体で3~10万円して、サーバー専用のパソコンも必要になり、停電対策用に無停電電源装置
も…と、全てを揃えるのに数万、場合によっては数十万になる場合もあります。
長期で使う場合でも、元を取るのに何年もかかります。
パソコンを24時間稼働していなければならないので、休むことなく機械音が鳴っていることになりま
す。ずっと何かの音が鳴っているのは精神的にストレスがたまりますよね。
その場合、音をカバーするPCケースを使ってみてください。
発熱でのトラブルは、長時間サーバーを起動していると火災の原因になり得る点です。
サーバーのある部屋に誰もいなくなる時間がある場合は怖いですよね。
自分で好きにカスタマイズできることは、構築が好きな人や知識のある人には嬉しい点ですが、機械に
弱い人にとってはデメリットに働きます。
トラブルが起きた際も自分で対処しなければいけません。
オフィ助では、サーバーの販売も行っております。
やはり何か制限なく使えることは、個人でもそうですが仕事で使う場合快適で仕事もはかどります♪
オフィ助から導入いただければ、何かトラブルがあった際は電話対応も行っております。
また、VPN(遠隔接続)でお客様のパソコンの中身を見て不具合を判断し、解決することもできます。
その他必要なものや何を買えばいいかのアドバイスなどもさせていただきます!
自宅サーバーが良いけどトラブルが起きた時不安…。という方は、ぜひオフィ助にお問い合わせください。
親身になってあなたのお手伝いをさせていただきます。
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