7月下旬に発売予定のモノクロデジタル複合機「BP-30M31L」。
新しい働き方にあった機能の搭載とシンプルな操作を両立しているそうですが、どのような複合機なのでしょうか。
ここで詳しく紹介していきたいと思います!
まずは基本情報を見ていきましょう。
製品名 | BP-30M31L |
読み取り解像度 | 600×600dpi 600×400dpi |
書き込み解像度 | 600×600dpi |
ウォームアップタイム | 19秒 |
ファーストコピータイム | 4.3秒 |
連続複写速度 | A4/B5:31枚/分 |
最大消費電力 | 1.45kW以下 |
大きさ | 幅620×奥行614×高さ701mm |
質量 | 約43kg |
発売日 | 2021年7月下旬 |
基本性能は、以前紹介記事を書いたBP-30M31に似ています。
しかし、自動原稿送り装置が付いていないので見た目がスッキリとしており、質量が軽くなっています。
ファックス機能はついておらず、基本機能はコピー・スキャン・プリントアウトの3つのようです。
また、無線LANはオプションでつけることができます。
画像出典元:シャープ公式ページ
7インチの操作しやすい液晶パネルを搭載。
アイコンデザインもシンプルで分かりやすいため誰でも簡単に操作ができ、ドラッグ&ドロップで直感的な画面カスタマイズもできます。
また、よく使う項目のみを表示するシンプルモードでさらに使いやすく効率アップができます。
SIAA(抗菌製品技術協議会)基準に合わせた抗菌パネルを搭載。
タッチパネル部分に無機抗菌剤を練り込んだフィルムを装着しているので、いつでも清潔な状態で安心して利用いただけます。
スマートフォンやタブレットと簡単に連携することができます。
スキャンしたデータをモバイル端末に保存したり、モバイル端末から写真や文書を印刷することができるため、データ送信の時間を短縮することができます。
モバイル端末を使ってやり取りする機会が多い会社には嬉しい特長です。
画像出典元:シャープ公式ページ
Gmail・Googleドライブ・TeleOffice(シャープのオンライン会議サービス)など、様々なクラウドサービスと連携することができます。
これにより、テレワーク中の従業員とも遠隔でデータ共有ができるので、場所に関係なく情報のやり取りを行えるのです。
アプリケーションはクラウド上から簡単にダウンロードでき、更新も通知されるので常に最新の状態をキープできるので安心です。
離れた場所にあるパソコンやモバイル端末からでも、複合機の操作パネルと同じ操作ができます。
そのため、わざわざ複合機の前に行かなくても印刷やスキャンの操作ができ、効率的に作業ができます。
※リモートオペレーションの利用には別途ソフトウェアが必要です。
画像出典元:シャープ公式ページ
情報漏洩の防止やユーザー管理・メールの運用を安全に行うためのセキュリティ対策もしっかり行われています。
【セキュリティ内容】
・インターネットの入り口を守るゲートウェイセキュリティ
・e-mailデータの盗聴・改ざん・なりすまし対策
・IT管理者のセキュリティ管理支援
・ファームウェア(制御のためのソフトウェア)自動修復機能
・本体への不正アクセス防止
・通信経路の改ざん・盗聴対策
・機器内データの消去/暗号化
・出力紙からの情報漏洩対策
・廃棄複合機からの情報漏洩防止
使っている時の脅威だけでなく、廃棄後の脅威についても配慮してくれるのは助かりますよね。
お次は搭載されている機能についてご説明します。
どのような機能で作業効率を上げてくれるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
ログイン画面にユーザーごとアイコンを設定でき、スムーズなログインが可能です。
ログインユーザーごとに画面設定や言語を変更することができます。
※最大20名まで登録可能
パネルの「自動設定」キーを使用することで最適な解像度に調整してくれたり、白紙飛ばし・原稿傾き補正・天地方向判定を自動設定してくれます。
原稿がズレてしまってもスキャンし直す必要がなく、作業の時間短縮になります。
※天地判定はオプションのOCR機能拡張キットが必要です。
複数の領収書や名刺・写真などを一度にスキャンし、個別のデータとして保存することができ、データのファイリングが簡単に行えます。
また、雑誌などの原稿から写真のみをきりだして保存することもでき、いろんなデータの保存に使えます。
写真や文字などの構成要素から現行の種別を自動判別して適した原稿モードに設定します。
下地に色がついたものは、不要な下地のみを消去してくれます。
※下地の色や現行の種類によっては下地の色を消去しない場合もあります。
枚数が多い原稿の多部数コピーを素早く処理することができます。
また、オフセット排紙機能により出力した原稿を1セットにずらして排紙してくれるため、1セットとしてまとめるのが楽になります。
多部数印刷が多い会社におすすめの機能です。
さて、このような機能や特長がありますが、価格はどのくらいなのか気になりますよね。
希望小売価格:920,000円
【オプション料金(税抜)】
フィニッシャー | 150,000円 |
2段給紙デスク | 149,000円 |
PS拡張キット | 110,000円 |
無線LANアダプター | 25,000円 |
OCR機能拡張キット | 50,000円 |
本体にオプションを組み合わせることで、欲しい機能が付いた複合機を作ることができます。
このデジタル複合機は、どんな人・会社に向いているのでしょうか。
向いている人・会社は
などなど、効率化アップを図ったり新しい働き方に対応している複合機が欲しい方に向いています。
操作がシンプルなので、機械操作が苦手な方でもストレスなく利用できるのはいいですよね♪
2021年4月に発売されたBP-30Mシリーズの「BP-30M31」と「BP-30M31L」にはどのような違いがあるか気になりますよね。
機種名も似ているし、どういうところが違うのか比較してみました。
どちらが自分に合っているか確認してみてください♪
BP-30M31L | BP-30M31 | |
カラー/モノクロ | モノクロ機 | モノクロ機 |
基本機能 | コピー/スキャン/プリントアウト | コピー/スキャン/プリントアウト/ファクス |
連続複写速度 | 31枚/分 | 31枚/分 |
大きさ(mm) | 幅620×奥行614×高さ701 | 幅620×奥行614×高さ830 |
質量 | 約43kg | 約51kg |
両面自動送り装置 | × | 〇 |
シンプルモード | 〇 | 〇 |
シンプルスキャン | 〇 | 〇 |
プリントリリース機能※1 | × | 〇 |
両面印刷/ページ集約機能 | 〇 | 〇 |
カスタムイメージ | × | 〇 |
Active Directory連携※3 | × | 〇 |
価格(税抜) | 920,000円 | 1,350,000円 |
※1:親機に設定した複合機にデータを送信して保存することで、子機に設定した別の複合機から印刷することができる機能
※2:画像データを登録することで、コーポレートロゴなどを出力物に加えることができる機能
※3:パソコンと同じようにログイン時の認証情報を使ってアクセス可能
このように、BP-30M31LはBP-30M31よりも搭載機能が少ないため価格が安くなっています。
また、大きさや質量もBP-30M31よりも小さいため、必要スペースが狭く導入しやすいでしょう。
ファクス機能や多くの機能を求める方は、BP-30M31の方がおすすめです。
予算や欲しい機能に合わせて選択してください。
今回は、シャープから新しく発売されるデジタル複合機「BP-30M31L」をご紹介しました。
自分の会社や利用用途に向いているかしっかり確認して、作業効率アップを図りましょう。
オフィ助でも、BP-30M31Lが発売され次第取り扱いを開始する予定です!
その他にも、シャープの複合機を多数取り扱っていますので、
「なんの機種を取り扱っているの?」
「自社に合う複合機を教えて欲しい」
など聞きたいことがありましたらお気軽にご連絡ください♪