VPNを導入したいと思っても、どれにしたらいいのか分かりませんよね。
そこで今回は、選び方を踏まえてオフィ助でおすすめしているVPNの紹介をしていこうと思います。
まずはVPNについて知りたい!という方は、「VPNの仕組みや種類について」をお読みください♪
おすすめのVPNに行く前に、VPNの選び方を知っておきましょう。
どの部分に注目すればいいか分かれば、自然と選択肢が絞れてくるものです。
早速見ていきましょう!
VPNは「インターネットVPN」と「IP-VPN」、2つの種類のプロトコルがあります。
インターネットVPNは一般のインターネット回線を使用しているもので、
IP-VPNは一部の契約者のみが使える閉鎖的な回線を使用しているものです。
そのためセキュリティ面ではIP-VPNが圧倒的に安全ですが、インターネットVPNに比べてコストが高くなります。
VPNを選ぶ際は、どのくらいのセキュリティレベルが必要かを最初に考えるようにしましょう。
また、インターネットVPNにはさらに細かく種類があり、処理スピードや安全性はプロトコルによってそれぞれ異なります。
詳しく知りたい方は「VPNの種類は2つ!」をお読みください。
VPNは導入したら終わりではなく、管理していかなければいけません。
インターネットVPNは、コストが低い分サポートが手薄で、社内で管理しなければいけません。
一方、IP-VPNはコストが高い分初期設定が終われば担当事業者のサポートが受けられます。
サポート面で確認しなければいけないのは主に以下の点です。
導入前にしっかり確認しましょう!
VPNを使う際、やはり通信速度は速くて安定していた方がいいですよね。
VPNの通信速度には「ベストエフォート型」と「ギャランティ型」という2つの契約形態があります。
ベストエフォート型は日本語で言うと「最大限の努力」です。回線業者が提示した最大通信速度にたどり着けるように”努力”するというものです。
そのため、回線の込み具合によって速度が変化し、遅延したとしても特に保証はしてくれません。その分価格が安いです。
一方、ギャランティ型は提示した通信速度をしっかり保証してくれる契約形態です。
そのため、安定した通信が可能になりますが、専用の機器などが必要になるため価格はベストエフォート型に比べて高くなります。
どちらがあなたのVPN使用環境に合っているかしっかり検討しましょう。
やはり料金は大事ですよね。
運用することを考えると、一度に支払う金額は安い方がいいでしょう。
しかし、安さだけに注目するとサポートがなかったり安全性が低いといったトラブルが発生します。
その他のスペックに目を向けるためにも、価格は一番最後に比較するようにしましょう!
無料で使えるVPNいろいろ出ていますが、危険度が高いのです!!
など、会社で使う場合はもちろん個人で使う場合にも不安要素が多いのです。
通信関連のものは「安かろう悪かろう」の製品が多いので、有料で信頼性の高いVPNを導入することをおすすめします。
出口ノードとは、最終的に通信する一つ前のノード(=ネットワークに繋がっている1つ1つの機器)のことです。
出口ノードを気にする必要があるのは、サイトのアクセスに制限がある国にいる場合です。
例えば中国からYouTubeを見たい場合、YouTubeへのアクセスが許可されている国に設置された出口ノードが必要になります。
そのため、海外支店でVPNを導入する場合は、サーバーの数と設置国が多いものを選びと良いでしょう。
最近ではスマートフォンを使って仕事をする人が増えてきています。
それに合わせてマルチデバイス対応のVPNも提供されています。
外出先から社内サーバーに接続する機会が多い場合は、マルチデバイス対応かどうかも確認することをおすすめします。
いよいよおススメのVPNの紹介です。
特徴をしっかり見て、どのような違いがあるのか確認してみてください。
ヤマハのルーターは、20年以上に渡り日本の中小企業のインターネット利用を支えてきた老舗ブランドで、安定したインターネット接続を実現しています。
2000年以降には、低価格でありながら常時接続回線を使ったインターネットVPNを実現する製品としてスモールビジネスのルーター市場で標準機の地位を獲得しました。
スループット | 2Gbit/s |
IPsecスループット | 1Gbit/s |
NATセッション数 | 65,534 |
LANポート | 1ポート(10/1000BASE-T,100BASE-TX)※ |
WANポート | 1ポート(10/1000BASE-T,100BASE-TX) |
最大消費電力 | 11W |
※LANポートは4ポートL2スイッチ
PPTP | IPsec | L2TP/IPsec | L2TPv3 | 最大設定可能数 |
4 | 20 | 20 | 1 | 20※ |
※IPsec, PPTP, L2TP/IPsec, L2TPv3 のVPN設定を併用する場合はその合計数になります。
クラウド時代の現代において最有力候補のVPNルーター。
クラウドとの親和性が高い点が一番の特徴で、Amazonサービスをセキュアな環境で利用できるAmazon VPCとの接続も簡単にできるようになっています。
また、「Yamaha Neiwork Organizer」というクラウド型運用管理サービスにより、外出先からもネットワーク機器の利用状況や設定を確認することができるので、ネットワーク管理者の負担を軽減することができるのです。
スループット | 2Gbit/s |
IPsecスループット | 1Gbit/s |
NATセッション数 | 65,534 |
LANポート | 3ポート(10/1000BASE-T,100BASE-TX) |
WANポート | 任意のLANポートを使用可能 |
最大消費電力 | 14.5W |
PPTP | IPsec | L2TP/IPsec | L2TPv3 | 最大設定可能数 |
4 | 100 | 100 | 9 | 100※ |
※IPsec, PPTP, L2TP/IPsec, L2TPv3 のVPN設定を併用する場合はその合計数になります。
ベストセラー機「RTX-1200」の後継機種。
ターゲットの中小企業ではインターネット管理者が社内に常駐していないことを考慮し、基本的なネットワークを容易に構築できるようGUI(ユーザーの使いやすさを重視した操作パネル)を再設計。設定や運用・管理の負担を軽減しました。
多くのスマホやタブレット端末でサポートされているL2TP/IPsecも利用できるため、マルチデバイスからの社内接続も安全に行えます。
サイバーセキュリティソリューションとして、情報通信技術(ICT)を悪用した外部からの不正プログラム(マルウェア)の攻撃に対する防御と、データベースへの不正アクセス・情報漏洩等を防止するために世界水準の最新情報セキュリティ技術の提供を行っている会社。
その他にも業務効率改善や働き方分析など、新規分野に自社技術を展開しています。
アプライアンス (対応クライアント数別) | 10CL/20CL | 50CL | 70CL/100CL |
脅威対策のスループット※1 | 340 | 450 | 550 |
VPNスループット(Gbit/s) | 0.97 | 1.3 | 1.8 |
接続数/秒 | 10,500 | 14,000 | 15,000 |
同時接続数 | 500,000 | ||
LANポート | 5 ポート(10/100/10000BASE-T RJ-45) | 6ポート(同左) | |
WANポート | 1ポート(10/100/10000BASE-T RJ-45) | ||
最大消費電力 | 17.92W/21.95W(Wi-Fi有)※2 | 26.01W |
※1:SMB(Windowsのネットワークでファイル共有やプリンター共有を行うためのマイクロソフト独自の通信プロトコルのこと)の実環境に近づけたトラフィック(HTTPを含む)と基本的なルール,NAT,ロギングや脅威対策機能をオンにした状態で行われています。
※2:Wi-Fiモデルは10CL,20CLモデルのみ
こちらは、
の3つのセキュリティにより、外からの脅威だけでなく内部からの不正通信も防ぐセキュリティソフトウェアです。
VPNとしても使えるので、おススメ製品の中では一番セキュリティ面に長けています。
管理画面も分かりやすいので、管理担当がいなくても簡単に運用・管理ができます。
詳しくはEX AntiMalware v7USAV Ⅲの特徴や機能で書いているので読んでみてくださいね♪
UTMの中では珍しい、国内UTMメーカーです。
NTTから全面的な技術提供を受けているため、セキュリティ面と処理速度が高水準で信頼できる品質を持っています。
また、サポートもしっかりしており、設定方法から不具合まで一連のサポートを受けることができます。
電話サポートも問い合わせ内容によって番号が異なり、待ち時間を短縮する工夫がされています。
SR600・SR2000 | |
スループット | 2Gbit/s |
VPN対地数 | 20 |
IPsecスループット | 1Gbit/s |
NATセッション数 | 65,534 |
LANポート | 4ポート(10/100/10000BASE-T) |
WANポート | 1ポート(10/1000BASE-T,100BASE-TX) |
最大消費電力 | 20W |
拠点間VPNはもちろん、外出先からのリモートアクセスVPNなど幅広くVPN構成を拡張することが可能です。
NATセッション数も6万以上と多く、外部サービスをストレスなく利用できます。
また、メイン回線で不具合が生じた場合、自動的にサブ回線に切り替わることで通信状態に影響を与えることなく作業が続けられます。
仕様はSR600と同じですが、SR2000はWi-Fiハッキング・感染PCのLANハッキングを防いでくれます。
接続許可をしていないPCを検知し管理者に通知すると同時に不正PCの通信をブロックしてネットワークを保護してくれます。
サイバー攻撃が日々巧妙化している現代において、安心できる機能ですよね。
また、メイン回線がSR2000であればバックアップ回線の起動が回復もメールで通知してくれるので、回復したらすぐに気づけて、メイン回線に戻すことができます。
それぞれどのような人におすすめなのでしょうか。上記でご紹介した仕様や特徴を見比べてみました。
YAMAHAのルーターはこんなひとにおすすめです。
Fuva Brain(フーバーブレイン)のVPN付きセキュリティ対策ソフトはこんな人におすすめです。
ALEXONのVPNはこんな人におすすめです。
自分の希望に一番合っているものを選びましょう♪そうすれば失敗なくVPNを導入できますよ!
価格を比較するのはその後でしてくださいね。
オフィ助では、ここで紹介したVPNを全て取り扱っています。
「価格が気になる」
「自分に合ったVPNがどれか分からない」
など、少しでも気になることや不安がある方はお気軽にご連絡ください!
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もちろんピッタリのVPNを紹介することも可能です。
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