パソコンを買うならどっちがいい?macとwindowsの違いや性能比較をみてみよう!

パソコンのOSとしては、WindowsとMacが二大巨頭ですよね。

この二つはどのような違いがあるのか、明確に理解している人は少ないと思います。

 

これからパソコンの買い替えを検討している方、ぜひWindowsとMacの違いを知っていってください。

 

パソコンの国内シェアはwindowsが圧倒的に多い!

2024年1月に収集された、パソコンの日本国内シェアは次のようになっています。

  • Windows:70.78%
  • Mac:14.79%

 

このように、パソコンの国内シェアはwindowsが圧倒的に多いです。

世界シェアをみても、Windowsのシェア率は72.12%と圧倒的です。

 

会社でもWindowsパソコンを使用しているところがほとんどで、macはデザイナーなどが利用するイメージがあります。

 

なぜmacのシェアは少ないのか

スマートフォンの国内シェア率はiPhoneが65.89%もあるのに、なぜパソコンとはmacではなくWindowsを使う人が圧倒的に多いのでしょうか。

それは、Windowsは生産台数が多く価格が安いからというのが大きな理由ではないでしょうか。

 

また、Windowsの方が対応ソフトウエアの数が多く、ビジネス用途で使用しやすいというのも一つの理由だと思います。

特に会社では、一度に多くのパソコンを導入する必要があるため、安価に手に入ってほとんどのビジネス関連ソフトウエアに対応できるWindowsの方が、導入メリットが大きいと感じているのでしょう。

 

windowsとmacの違い

Windowsとmacには実際どういった違いがあるのか、表で分かりやすくまとめてみました。

 

比較内容 Windows Mac
OS Microsoft社のもの Apple社のもの
対応ソフトウエア ほとんどのビジネス関連ソフトウエアに対応している 対応ソフトウエアが少ない

互換措置が必要

価格 ピンキリ 高価だが価格帯は安定している
カスタマイズ性 高い 低い
製品数 豊富

さまざまなメーカーから販売されている

少ない

Apple社からのみ販売されている

セキュリティ性 サイバー攻撃の的にされやすい ユーザー数が少なく攻撃されにくい
スペック ものによって異なる 全体的にハイスペック

 

詳しい違いは次で説明しているので確認してください。

 

OSの違い

OSとは、コンピューターを動かすのに必要なソフトウエアのことです。

WindowsはMicrosoft社のOSで、WordやExcelなどのOfficeツールを使用しやすいです。

WindowsのOSが搭載されたパソコンはMicrosoft社以外にもたくさんあり、互換性が高いです。

 

一方、macはApple社のOSで、このOSが搭載されパソコンはApple社からしか提供されていません。

OSからパソコン本体まで、Apple社内で完結しているという特徴があります。

 

対応ソフトウエアの違い

Windowsは、シェア率が多い分対応しているソフトウエアの数も多いです。

ビジネス関連のソフトエアは、Windowsのみ対応のものもあるのでmacの場合は注意が必要です。

 

Macはまだ対応ソフトウエアの数が少なく、互換ソフトで対応する必要があります。

近年、macに対応するソフトウエアも増えてきたので、今後は対応ソフトウエアの数の差もなくなるかもしれません。

 

価格の違い

Windowsのパソコンは、種類が多いので性能によって価格が変動します。

2万円台で購入できるものもあれば、10万円を超えるものもあります。

自分の予算やほしい性能に合わせて選ぶことができます。

 

一方、MacはApple社のみが販売していることもあり、価格がだいたい決まっています。

10万円~20万円が相場となっています。

 

macが高いのはなぜ?

なぜ、macはwindowsと比べて高額なのでしょうか。

それは、

  • キーボードや本体重量などのデザイン性
  • 高性能なパソコンパーツの使用
  • Macに入るマージンが35%とかなり高い

このような理由が考えられます。

 

デザイン性の高さ、性能の高さ、ブランド力によってこの金額まで跳ね上がっているのでしょう。

 

カスタマイズ性の違い

Windowsは、購入後にメモリを増やしたりパーツを交換したりとカスタマイズしやすいです。

カスタマイズができる分長く使うことができ、これがお得に導入できる理由にもなっています。

 

一方、macはほとんどカスタマイズができません。

カスタマイズするためには専門知識が必要になりますし、改造すると補償対象外となってしまいます。

 

操作性の違い

Macとwindowsには操作性にも違いがあります。

 

キーボード

Windowsとmacでは、キーボードの名前やショートカットキーが若干異なります。

Windowsでいう「Ctrl」は、macでは「command」というボタンになっています。

また、macには「alt」がなかったり、optionキーがあったりします。

 

windowsからmacに、macからwindowsに切り替える際、ボタンの位置や真苗が異なるため最初は困惑するかもしれません。

 

トラックパッド

マウス代わりに指を滑らせてカーソルを操作する部分ですが、macは感度が高く滑らかな操作性です。

一度macのトラックパッドに慣れると、他のトラックパッドは使えなくなると言われるほど評判がいいです。

 

Windowsもそこまで操作性が悪いわけではないですが、たまに変なところに飛んだりするのでmacには敵わない部分です。

 

製品数の違い

Windowsはさまざまなメーカーから販売されているので、製品数が圧倒的に多く、デザインも幅広いです。

 

一方、macはApple社のみで販売しているので、製品数は少ないです。

しかし、その分デザインに統一性があり、どれも洗練されています。

 

セキュリティの違い

Windowsはシェア率が多いため、サイバー攻撃の標的になりやすいです。

ウイルス攻撃を受けるリスクが高いため、Windowsのセキュリティ対策に加えてセキュリティソフトの導入が推奨されます。

 

一方、macはユーザーが少ない分ウイルスの数も少ないです。

そのため、ウイルス感染のリスクはWindowsと比べて低いです。

だからといってセキュリティ対策をしなくていいというわけではないので、macでもしっかり対策を行いましょう。

 

それぞれどういう人に向いている?

Windowsとmac、どちらにもそれぞれの魅力があります。

どういったパソコンが欲しい方にどちらが向いているのか、特徴を知っていきましょう。

 

Windowsがおすすめの場合

  • 日常的にMicrosoft Officeを利用している
  • パソコンを複数台、一気に導入したい
  • ゲーミングパソコンが欲しい(ゲームに使用されるグラフィックAPIのほとんどが、Microsoft社が開発した「DirectX」を使用しているため)
  • お手頃に購入したい
  • ビジネス利用したい

 

Macがおすすめの場合

  • デザインを扱う作業をする
  • 音楽関連の作業をする
  • 高品質なパソコンが欲しい
  • 値段よりも質を重視する
  • 持っているものがほとんどApple製(Apple製品との連携がしやすいため)

 

 

自分がどっちに当てはまるか考え、当てはまる項目が多い方を選ぶといいでしょう。

 

データ移行の方法

Macからwindowsへ、windowsからmacへパソコンを変える際、データ移行はどうすればいいのでしょうか。

ここで移行方法を知っておきましょう。

 

Macからwindowsへデータ移行する方法

外部ストレージデバイスを使って、macとwindows間でデータをコピーして移行できます。

外部ストレージデバイスをexFATファイルシステムで初期化し、macとwindowsの両方で書き込むことができます。

初期化すると全てのデータが消えるので、バックアップを忘れないようにしてください。

 

  • ➀ディスク・ユーティリティー・アプリケーションを起動し、外部ドライブをソースとして選択
  • ➁ウインドウ上部のアイコンリストから「消去」をクリック
  • ➂ドライブに名前をつけ、「フォーマット」のドロップダウンリストから「exFAT」を選択し消去をクリック
  • ④そこまで完了すると、外部ドライブはFinderに認識され利用できるようになる
  • ⑤Finderを使用して、macから外部ドライブにファイルとデータをドラッグ&ドロップで入れていく
  • ⑥外部ドライブをWindows PCに接続し、「ファイルエクスプローラー」を起動してドライブにアクセス
  • ⑦外部ドライブからwindows PCにファイルをドラッグまたはコピーして移行する

 

windowsからmacへデータ移行をする方法

この場合、移行アシスタントを使ってWindowsからmacにデータ移行ができます。

まずは、Windowsとmac両方で次の準備をします。

 

〇最新のオペレーティングシステムのアップデートをインストール
〇ウイルス対策ソフト、ファイアウォール、VPNソフトウエアをインストールしている場合は、
情報の転送が終わるまでそれらを無効にしておく

 

【移行アシスタントを使ってコンピューターを接続する(macOS Sonoma 14.4以降の場合)】

  • ➀Windowsパソコンに「Windows移行アシスタント3」をダウンロード&インストール
  • ➁macでアプリケーションフォルダのユーティリティフォルダ内にある以降アシスタントを開く
  • ➂画面の案内に従って、情報の転送方法確認の画面まで進み、「Windows PCから」を選択して「続ける」をクリック
  • ④macにコードが表示され、Windowsパソコンにコードを入力する案内が出る
  • ⑤WindowsパソコンでWindows移行アシスタントを開き、指示に従ってコード入力の画面まで移動したらコードを入力し「続ける」をクリック
  • ⑥移行アシスタントがmacへの接続を行い、接続が完了

 

【移行アシスタントに従って情報を転送する】

  • ➀転送する情報の選択画面が出るので、転送したいファイルやデータを選んで「続ける」をクリック
  • ➁転送が開始される(転送には数時間かかることがあります)
  • ➂転送が完了したら両方のコンピューターで移行アシスタントを終了し、macで移行したアカウントにログインしてファイルを確認する
  • ④Apple IDで購入したコンテンツを扱えるようにmacを認証する
  • Appleからダウンロードしたコンテンツを同期または再生する前に、認証を済ませておく必要があります

 

 

このように、データ移行はそこまで時間がかからないので、別のOSにすることにハードルを感じる必要はないので安心してください。

 

希望や好みに合わせてパソコンをえらぼう!

パソコンはものによってデザインもスペックもさまざまです。

自分が欲しい特徴や機能を把握して、納得のいくパソコン選びをしましょう!

 

オフィ助でもパソコンを取り扱っています♪

HP・東芝・Dellなど機種もさまざまなので、ぜひ一度ご相談ください。

 

offisuke6