パソコンのOSとしては、WindowsとMacが二大巨頭ですよね。
この二つはどのような違いがあるのか、明確に理解している人は少ないと思います。
これからパソコンの買い替えを検討している方、ぜひWindowsとMacの違いを知っていってください。
2024年1月に収集された、パソコンの日本国内シェアは次のようになっています。
このように、パソコンの国内シェアはwindowsが圧倒的に多いです。
世界シェアをみても、Windowsのシェア率は72.12%と圧倒的です。
会社でもWindowsパソコンを使用しているところがほとんどで、macはデザイナーなどが利用するイメージがあります。
スマートフォンの国内シェア率はiPhoneが65.89%もあるのに、なぜパソコンとはmacではなくWindowsを使う人が圧倒的に多いのでしょうか。
それは、Windowsは生産台数が多く価格が安いからというのが大きな理由ではないでしょうか。
また、Windowsの方が対応ソフトウエアの数が多く、ビジネス用途で使用しやすいというのも一つの理由だと思います。
特に会社では、一度に多くのパソコンを導入する必要があるため、安価に手に入ってほとんどのビジネス関連ソフトウエアに対応できるWindowsの方が、導入メリットが大きいと感じているのでしょう。
Windowsとmacには実際どういった違いがあるのか、表で分かりやすくまとめてみました。
比較内容 | Windows | Mac |
OS | Microsoft社のもの | Apple社のもの |
対応ソフトウエア | ほとんどのビジネス関連ソフトウエアに対応している | 対応ソフトウエアが少ない 互換措置が必要 |
価格 | ピンキリ | 高価だが価格帯は安定している |
カスタマイズ性 | 高い | 低い |
製品数 | 豊富 さまざまなメーカーから販売されている | 少ない Apple社からのみ販売されている |
セキュリティ性 | サイバー攻撃の的にされやすい | ユーザー数が少なく攻撃されにくい |
スペック | ものによって異なる | 全体的にハイスペック |
詳しい違いは次で説明しているので確認してください。
OSとは、コンピューターを動かすのに必要なソフトウエアのことです。
WindowsはMicrosoft社のOSで、WordやExcelなどのOfficeツールを使用しやすいです。
WindowsのOSが搭載されたパソコンはMicrosoft社以外にもたくさんあり、互換性が高いです。
一方、macはApple社のOSで、このOSが搭載されパソコンはApple社からしか提供されていません。
OSからパソコン本体まで、Apple社内で完結しているという特徴があります。
Windowsは、シェア率が多い分対応しているソフトウエアの数も多いです。
ビジネス関連のソフトエアは、Windowsのみ対応のものもあるのでmacの場合は注意が必要です。
Macはまだ対応ソフトウエアの数が少なく、互換ソフトで対応する必要があります。
近年、macに対応するソフトウエアも増えてきたので、今後は対応ソフトウエアの数の差もなくなるかもしれません。
Windowsのパソコンは、種類が多いので性能によって価格が変動します。
2万円台で購入できるものもあれば、10万円を超えるものもあります。
自分の予算やほしい性能に合わせて選ぶことができます。
一方、MacはApple社のみが販売していることもあり、価格がだいたい決まっています。
10万円~20万円が相場となっています。
なぜ、macはwindowsと比べて高額なのでしょうか。
それは、
このような理由が考えられます。
デザイン性の高さ、性能の高さ、ブランド力によってこの金額まで跳ね上がっているのでしょう。
Windowsは、購入後にメモリを増やしたりパーツを交換したりとカスタマイズしやすいです。
カスタマイズができる分長く使うことができ、これがお得に導入できる理由にもなっています。
一方、macはほとんどカスタマイズができません。
カスタマイズするためには専門知識が必要になりますし、改造すると補償対象外となってしまいます。
Macとwindowsには操作性にも違いがあります。
Windowsとmacでは、キーボードの名前やショートカットキーが若干異なります。
Windowsでいう「Ctrl」は、macでは「command」というボタンになっています。
また、macには「alt」がなかったり、optionキーがあったりします。
windowsからmacに、macからwindowsに切り替える際、ボタンの位置や真苗が異なるため最初は困惑するかもしれません。
マウス代わりに指を滑らせてカーソルを操作する部分ですが、macは感度が高く滑らかな操作性です。
一度macのトラックパッドに慣れると、他のトラックパッドは使えなくなると言われるほど評判がいいです。
Windowsもそこまで操作性が悪いわけではないですが、たまに変なところに飛んだりするのでmacには敵わない部分です。
Windowsはさまざまなメーカーから販売されているので、製品数が圧倒的に多く、デザインも幅広いです。
一方、macはApple社のみで販売しているので、製品数は少ないです。
しかし、その分デザインに統一性があり、どれも洗練されています。
Windowsはシェア率が多いため、サイバー攻撃の標的になりやすいです。
ウイルス攻撃を受けるリスクが高いため、Windowsのセキュリティ対策に加えてセキュリティソフトの導入が推奨されます。
一方、macはユーザーが少ない分ウイルスの数も少ないです。
そのため、ウイルス感染のリスクはWindowsと比べて低いです。
だからといってセキュリティ対策をしなくていいというわけではないので、macでもしっかり対策を行いましょう。
Windowsとmac、どちらにもそれぞれの魅力があります。
どういったパソコンが欲しい方にどちらが向いているのか、特徴を知っていきましょう。
Macからwindowsへ、windowsからmacへパソコンを変える際、データ移行はどうすればいいのでしょうか。
ここで移行方法を知っておきましょう。
外部ストレージデバイスを使って、macとwindows間でデータをコピーして移行できます。
外部ストレージデバイスをexFATファイルシステムで初期化し、macとwindowsの両方で書き込むことができます。
初期化すると全てのデータが消えるので、バックアップを忘れないようにしてください。
この場合、移行アシスタントを使ってWindowsからmacにデータ移行ができます。
まずは、Windowsとmac両方で次の準備をします。
【移行アシスタントを使ってコンピューターを接続する(macOS Sonoma 14.4以降の場合)】
【移行アシスタントに従って情報を転送する】
パソコンはものによってデザインもスペックもさまざまです。
自分が欲しい特徴や機能を把握して、納得のいくパソコン選びをしましょう!
オフィ助でもパソコンを取り扱っています♪
HP・東芝・Dellなど機種もさまざまなので、ぜひ一度ご相談ください。