テクノロジーの進化により、世の中はどんどん便利になっていますよね。
今後も新たな技術が開発されて様々な分野で使われれば、人が働かなくてもいい世の中になるかも…!
そして最近は、〇〇テックという言葉をよく聞くと思います。
今回はそのX-Tech(エックステック)について詳しく書いていきます!
X-Tech(クロステック)は2015年ごろから見られる動きです。
ITの力を使って、既存企業に今までにない新たな価値や仕組みを提供することを指します。
組み合わせに限りがないので、うまく融合させることができれば今後ずっと残るサービスを生み出すことに繋がるでしょう。
どのような要因により、X-Tech(エックステック)は世の中に浸透していったのでしょうか。
それには世の中の3つの変化が関係しています。
IT製品の価格が安くなったりクラウドが普及したことにより、ITをビジネスに取り入れやすくなりました。
そのため、多くの分野でITが取り入れられるようになり、X-Tech(エックステック)が広まる一助になったと言えます。
スマートフォンが世界中で普及したことにより、場所や時間を選ばずインターネットにアクセスすることができるようになりました。
そのおかげで、企業がユーザーと接点を持つ機会が増え、アプローチしやすくなりました。
テクノロジーが進歩したことにより、コンピューターの処理能力が上がり複雑な処理も短時間で行えるようになりました。
それにより、様々な分野で応用することが可能になりました。
これから5Gが普及していけばもっと処理能力が上がるので、X-Tech(エックステック)も益々普及していくことでしょう!
X-Tech(エックステック)を支えているのは、既存のIT技術です。
それぞれのIT技術の特徴や利点を知ることで新しいX-Tech(エックステック)を生み出すことに繋がるので、今どんなIT技術があるのかを知っておくことをおススメします。
「Internet of Thing」の略で、オフラインのモノ(機械や家具など)とインターネットを繋ぐことをいいます。
IoTを使えば
などができるようになります。
エアコンの遠隔操作や工場で異常が発生した際に検知するなど、生活や仕事で幅広く役立ちます。
知っている人は多いと思いますが、人工知能です。
人間のように判断や意思決定を行い、データの蓄積による学習もできます。
ICU(集中治療室)の医療機器から得られるデータを蓄積・一元管理し、病気発症のリスクを予測したり、中国では渋滞予測などに使われています。
AIはまだまだ伸びしろのある技術なので、今後もいろんな分野で使われていくでしょう。
最近見かけることが多くなってきたロボット。
従来は工場での活用など、製造業の効率化・自動化を目的に進化してきましたが、近年では寿司屋や居酒屋など、サービス業でも活用されるようになってきました。
長崎の「ロボット王国」のように、将来的にはディズニーランドなどでも活用される日が来るのではないでしょうか。
ビックデータは、従来のデータベース管理システムでは記録・保管・解析が難しいほど莫大な量のデータのことです。
今までは管理できずに見過ごされていたデータを記録・保管・解析することで新たな仕組みやシステムを生み出す可能性が高くなると言われています。
ビックデータを利用して、製品の需要予測や防犯カメラによる商品ニーズ分析、ICカードによる交通利用情報や買い物情報の蓄積などが行われています。
ブロックチェーンは、簡単に言うと生まれてから現在までの全ての取引を記録している台帳です。
しかも、インターネットに繋がっていれば世界中どこでも誰でも使うことができるのです。
ビットコインという仮想通貨は聞いたことがあると思いますが、これはブロックチェーンの技術を使って動いています。
ブロックチェーンは日々進化しており、暗号通貨の技術→金融機関への活用→金融機関以外への活用と、活躍の幅を広げていっています。
ビットコイン以外に、契約の自動実行や製品情報の追跡などに使われています。
クラウド技術は、サーバーやネットワーク、ストレージなどをネットワーク上に仮想化する技術です。
ネットワーク上でデータ管理を行うことで、時間や場所に関係なく必要なデータを閲覧したり管理・共有・保存することができます。
この技術は顧客管理システム・電子署名・ファイル管理システムなど、様々な分野で使われています。
今後益々注目されていく技術です。
という3つの大きな技術進歩により、生活をもっと豊かに、作業をもっと効率よくすることができます。
VRの普及や自動運転など、今までの通信環境では成し得なかった製品・サービスが生み出されていくことが期待されています。
5Gについて詳しく知りたい方は、「5Gとは?特徴や事例を紹介」をご覧ください。
X-Tech(クロステック)は、現在様々な分野に広がっていますが、実際どんな分野でどのように活用されているのでしょう。
ここでは、分野ごとの事例をご紹介していきます♪
金融サービスと情報技術を結び付けた様々な革新的動きを指します。
など、今やいろんなサービスに使われています。
農業と情報技術を掛け合わせ、人手不足などの農業の課題を解決する動き。
など、農家の方の負担を減らしてくれるような技術の開発が進められています。
不動産ビジネスと情報通信技術を掛け合わせて誕生した新しい不動産サービスへの動きです。
など、消費者だけでなく不動産業者にも嬉しいサービスがたくさん登場しています。
教育と情報技術を掛け合わせて教育現場にイノベーションを起こすサービスやビジネスを指します。
など、今まではアナログに行っていたものをオンライン上で繋いだり管理できるようになりました。
今後、学校の在り方が益々変化していきそうですね…。
人材と情報技術を融合させ、人事業務の効率化と質の向上を目指すサービスを指します。
など、人材に関する管理を簡単にしたり、就職希望者にメリットのあるサービスが生まれています。
小売業に情報技術を導入することで、作業の効率化を図るサービスを指します。
など、主に人手不足による顧客満足度の低下を防ぐことに繋がっています。
Amazonの無人店舗は画期的で、手に取ったものをAIが認識しているのでお店を出るだけで決済が完了するようになっているのです。
レジに並ぶという行為がなくなる日も近いでしょう。
マーケティングと情報技術を掛け合わせ、より効果的なビジネスを展開するサービスを指します。
など、業務効率化に役立つサービスを多く生み出しています。
この分野はこれからももっと増えていくでしょう。
広告とITを掛け合わせた造語で、インターネット広告を広く指します。
など、インターネットから広告を目にする機会が増えた現代にはピッタリの宣伝方法です。
ファッションとITを組み合わせた、インターネットを通してファッション事業の幅を広げるためのサービスを指します。
など、以前はオフラインで行っていた部分をオンライン化することで、時間短縮や効率化を叶えています。
医療分野にITを導入することで、医療の幅を広げる取り組みのことを指します。
など、お医者さんにも患者にもメリットのある新しい技術が生まれています。
病気の初期段階から発症可能性を測定いてくれれば、病気で亡くなる人もかなり減ることでしょう!
スポーツとIT技術を組み合わせることで、選手や観戦者がよりスポーツを楽しめるように開発されるサービスや製品のことを指します。
など、選手の身体管理をITで行ったりスポーツ観戦にITを取り入れることで新しい価値を見出しています。
健康分野に情報技術を取り入れることで、1人1人に合った健康管理を行えるようになるサービスを指します。
MedTechと重なる部分も多いです。
など、高齢化社会の現代には欠かせない技術です。
自分の体を自己管理できる方が安心ですよね。
環境とITを組み合わせ、地球環境問題の解決策となるような技術を指します。
など、環境問題として挙げられている部分をITの力で解決しようというものです。
政治とITを組み合わせることで、国民のよりよい生活と業務効率化により国に有益となるサービスを提供することを指しています。
など、国民の生活を豊かにし、かつ行政機関で働く従業員の負担を軽減するサービスが増えてきています。
法律と情報技術を掛け合わせ、法律サービスの利便性向上のために作られるサービスや製品のことを指します。
など、普段の生活では知ることの少ない法律のことをオンラインで知ることが出来るため、弁護士へ相談することのハードルが下がるようなサービスが増えてきているのです。
食とITを融合させ、新たなサービスやビジネスを実現させることを指します。
最新技術を活用することで、新しい食品や調理法を開発することにも役立っています。
など、主婦の負担を減らすものや食品ロスをなくすサービスが開発されています。
いかがだったでしょうか。
今回は、X-Tech(クロステック)という、様々な分野とITを融合させたサービス・製品についてご紹介しました。
自分たちの生活がより豊かになるサービス・製品を知ると楽しくなりませんか?
最新技術を駆使して、今の世の中よりもっと住みやすく、環境にも優しいものがどんどん生み出されるといいですよね。
「もっと最新技術の情報が知りたい!」という方は、5Gの特徴や事例についてをお読みください。
わくわくする未来にもっと近づけますよ♪