年末になったら、お世話になった取引先やお客様、上司に挨拶メールを送る機会が増えますよね。
取引先やお客様には年末年始の営業日を伝える必要があるので、簡潔で分かりやすい文章にする必要があります。
ここでは、年末の挨拶メールについて、例文を含めた書き方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください!
まずは、年末に送る挨拶メールのポイントを見ていきましょう。
メールを送るにもマナーがあるので、それを知ることで相手にいい印象を与えられます。
年末の挨拶なので、送信相手の最終営業日前には送信するようにしましょう。
12月25日あたりから休みに入る会社が増えてくるので、25日より前に送ることをおすすめします。
自社の最終営業日の1週間前に送っておけば間違いないです。
社内の人に送る場合は、最終営業日の数日前で大丈夫です。
一斉メールではなく個別に送るようにしましょう。
一斉メールだと選択ミスや情報漏えいにつながるおそれがあり、送信先の方に不信感を与えてしまいます。
また、迷惑メールに振り分けられる場合もあるので、気づいてもらえない可能性もあります。
できるだけ個別に送ることを心がけましょう。
ただし、何百何千といるお客様に送る場合は、個別送信だと手間がかかりすぎてしまいます。
その場合は、メール配信サービスを利用しましょう。
年末には、多くの企業から挨拶メールが送られます。
自分が送ったメールが埋もれてしまわないよう、自社名を入れるなど、分かりやすい件名になるよう工夫しましょう。
このように、一目でどの会社の年末の挨拶か分かるようにしましょう。
年末の挨拶メールでは、営業終了日と開始日を明記しましょう。
休暇中は連絡が取れなくなるため、しっかり記載しておかないとトラブルにつながってしまいます。
トラブルを避けるためにも、しっかり記載しましょう。
これらのマナーを守ることで、相手の信頼度を高めることができます。
来年の付き合いをよりよいものにするためにも、上記のポイントは抑えておきましょう!
年末の挨拶メールの構成は基本的に次のようになります。
【社外の人に向けたメール構成】
【社内の人に向けたメール構成】
では、ケース別挨拶メールの例文を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
件名:年末のご挨拶|株式会社○○
本文
株式会社◇◇ ●●様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の△△です。
早いもので、今年も残りわずかとなってまいりました。
貴社には本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝を申し上げます。
●様には新しいプロジェクトで多大なお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
今後ともより一層尽力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
弊社の年末年始の営業日をご案内させていただきます。
年内最終営業日:202〇年12月〇日(曜日) ×時まで
新年営業開始日:202△年1月〇日(曜日) ×時から
休業期間中につきましては、何かとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
件名:年末年始の営業日のご案内【株式会社◇◇】
本文
株式会社◇◇ ●●様
いつもお世話になっております。
株式会社○○の△△です。
歳末の折、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
今年も残りわずかとなりましたので、年末のご挨拶をさせていただきたくご連絡差し上げました。
貴社には本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の期間を年末年始の休業期間とさせていただきます。
年内最終営業日:202〇年12月〇日(曜日) ×時まで
新年営業開始日:202△年1月〇日(曜日) ×時から
休業期間中につきましては、何かとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
健やかな新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。
件名:年末のご挨拶
本文
お疲れ様です、△△です。
今年も残すところあと僅かになりました。
●さんには本年も大変お世話になり、心より感謝を申し上げます。
特に、新しく発足したプロジェクトでは、私の至らぬ点をサポートしていただきました。
●さんのお力添えのおかげで、無事成功させることができました。
来年も、何かとご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと存じますが、より一層精進いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ではございますが、年末のご挨拶とさせていただきます。
それでは、よいお年をお迎えください。
件名:年末のご挨拶【株式会社○○】
お客様各位
お世話になっております。
株式会社○○の▲▲です。
平素より格別のご厚情を賜り、心より感謝を申し上げます。
本年も残りわずかとなりましたので、年末のご挨拶をさせていただきます。
さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の期間を年末年始の休業期間とさせていただきます。
年内最終営業日:202〇年12月〇日(曜日) ×時まで
新年営業開始日:202△年1月〇日(曜日) ×時から
休業期間中につきましては、何かとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
来年も、皆様にご満足していただけるようサービス提供を行うために、弊社従業員一同精進していく所存です。
より一層のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
健やかな新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。
件名:Re 年末のご挨拶【株式会社○○】
本文
いつもお世話になっております。
株式会社◇◇の●●です。
年末のご挨拶をいただき、誠にありがとうございます。
こちらこそ、本年は○○様に大変お世話になりました。
来年も、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
弊社の年末年始の営業日をご案内させていただきます。
年内最終営業日:202〇年12月〇日(曜日) ×時まで
新年営業開始日:202△年1月〇日(曜日) ×時から
休業期間中につきましては、何かとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ではございますが、年末のご挨拶とさせていただきます。
それでは、よいお年をお迎えください。
件名:新年のご挨拶
本文
株式会社◇◇ ●●様
謹んで新年のお慶び申し上げます。
年末のご挨拶が行き届かず、誠に申し訳ございません。
旧年では、弊社に格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
本年もより一層精進してまいりますので、変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
なお、年始の営業日は202〇年1月〇日 ×時からになります。
何卒よろしくお願いいたします。
年末の挨拶メールは、相手に今年の感謝と来年の挨拶を伝えるために必要なものです。
送るタイミングやメール内容をしっかり把握し、失礼のない挨拶メールを送りましょう。