複合機・コピー機のリースには審査が必要ですが、
「リース審査から契約まではどう行うの?」
「審査にかかる時間を短縮することはできる?」
と疑問を持っている方もいますよね。
そこで今回は、リース審査の流れや申し込む際の注意点などをお話しします。
これを読めば、リース審査について把握し、効率よく複合機・コピー機を導入することができますよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
リースの審査に関係がある要素がいくつかあります。
審査に通過するためにも、その要素はなんなのか知っておきましょう。
会社の業績はとても重要な審査要素です。
リース契約では支払期間が長いため、業績の良し悪しを見てこの会社はリース料金を支払っていけるのか判断するのです。
会社を設立した年数が長いということは、倒産することなく実績を積み重ねてきたということになります。
継続年数が3年以上ある会社は信頼度が高く、貸し倒れのリスクが低いため審査を通過しやすいです。
逆に新しく設立した会社は実績がないため審査に通りにくくなっているため注意が必要です。
設立年数で不安がある場合は、まずは買取りでコピー機・複合機を導入し、設立年数が3年以上になってからリース契約を行うというのもいいと思います。
審査に通りにくい業種というのも存在します。
飲食・美容系・風俗店などの動きが激しく廃業率が高い業種は審査で不利になってしまいます。
IT業界も透明性がないため審査が厳しくなるようです。
逆に、資格が必要な会計士・税理士・弁護士のような業種は審査が通りやすくなっています。
代表者の方の年齢が20代など若く実績が足りない場合、もしくは70代以降などリース満期を迎えられる可能性に疑問がある場合は、連帯保証人をつけての契約を求められます。
クレジット審査でもそうだと思いますが、リース審査でもその人に滞納履歴はないかが重要視されます。
過去の借入れ歴と返済歴を調べて、この人物は信頼してお金を貸せる相手かを判断します。
少しでも滞納履歴があると、審査に影響してしまうので気をつけましょう。
代表者の住宅環境も審査に影響があります。
持ち家があったり固定電話を繋げていると、審査にいい影響を与えるのです。
最初に、複合機・コピー機のリース契約の流れを把握しましょう。
リース契約の流れは各会社によってそれぞれ多少異なりますが、大まかに言って次のようになります。
それぞれについて解説します。
リース契約はまず、リース会社との打ち合わせから入ります。
内容としては、主に次の3点を話し合います。
打ち合わせで「どんな用途で利用したいか」などを担当者に伝えると、適正な機種やメーカーについてのアドバイスがもらえますよ。
リースしたい複合機・コピー機が決まったら、契約内容の確認をします。
内容に納得しないまま契約を結んでしまうと、後々大きなトラブルに繋がることもあります。
利用料金のほか細かい契約条件にもしっかりと目を通し、不安な点や疑問点はこの時点で解消しておきましょう!
リース審査の申込み用紙に記入をし、リース会社に提出します。
申し込み内容に沿って審査が行われるので、正しく記入するようにしましょう。
特に、電話番号や代表者の収入の欄などは記載を間違えやすいので注意してくださいね。
また、次の3つの書類をそろえて提出する必要があります。
書類については後述する「必要書類は早めに用意する」で詳しくお話ししています。
申し込みが完了すると審査が始まります。
審査では会社の業績や、代表者の信用情報などが確認されます。
次の2つに当てはまる会社は審査に通らない可能性があるため、注意しましょう。
上記の場合でも、以下の対策を取ると審査に通りやすいです。
無事審査に通過すると、リース契約へと進みます。
審査を通過した後は、リース会社と本契約を行います。
本契約には代表者の押印や、場合によっては以下の書類を添付するケースがあるので、あらかじめリース会社に確認しておきましょう。
リース会社との契約が完了すると、導入予定日に指定場所へ複合機・コピー機が届き、設置されます。
ここでは、リース審査を受ける前に気をつけてほしい3つのポイントについてお話しします。
必ず確認してから審査を受けるようにしてくださいね。
複合機・コピー機のリース会社には、残念ですが悪徳会社があります。
その特徴としては主に、こちらの3点が挙げられます。
このような場合はすぐに申し込まず、客観的に検討するようにしましょう。
また、良いリース会社を選ぶためには、プランの事前確認が不可欠です。
プラン内容を確認する際は先に見積もりを出してもらい、リース契約後のランニングコストもチェックしておきましょう。
先にお話ししたように、リース契約には提出しなくてはいけない必要書類があります。
必要書類については、次の表にまとめたので参考にしてください。
申し込み時に必要な書類 | 新設企業が用意するべき書類 | 契約時に必要な場合がある書類 |
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必要な書類は、申し込みの前に揃えておくとスムーズに審査に入ることができ、契約も滞りなく終えることができます。
審査に通ると、必ず契約しなくてはいけないと思っている方も多いです。
しかし審査に通っただけでは、契約の義務はありません。
そのため、複数のリース会社の審査を受けて、審査に通った会社の中から条件のいいリース会社を検討し契約することが可能です。
また、リース会社によって審査で重要なポイントは異なります。
1社通過しなかったからと言って別の会社も通貨するということはないため、心配な場合は複数社へ申し込み、審査の通った会社と契約するという方法もあります。
リース契約は基本的にビジネス間で発生する契約のため、会社員などの「個人」では行えません。
ただし個人事業主や自営業者などであれば、法人の場合と同様にリース契約を結ぶことができます。
リース会社によっては法人向けのプランと個人事業主向けのプランを分けて提供している会社もあるので、申し込む際に確認してみてくださいね。
しかし、個人事業主は滞納になった時に差し押さえるものがないために信頼度が高くなく、審査の通過が法人と比べて難しくなっています。
審査に通りやすくするためには、リース会社が信頼を得やすい資料(個人の信頼情報・事業計画書等)を提出するのが効果的でしょう。
また、最初から複数のリース会社に審査依頼をすることで、審査の通過率を上げるのもおすすめです。
複合機・コピー機の審査では、「事前審査用紙」を利用して審査時間を短縮することができます。
事前審査用紙とは、社名・登記住所・電話番号を記載するだけでリース会社に審査を依頼できる書類です。
事前審査用紙は審査の依頼であって、申し込み・契約の依頼ではないので、複数のリース会社の審査を手軽に受けられるのが特徴です。
審査通過の可否によって申込先を決めることができ、項目の多い申し込み用紙を何枚も記入する必要がなくなります。
また、当日に審査結果が出るリース会社もあるので、審査にかかる時間も短縮が可能です。
「すぐに複合機・コピー機を導入したい」
「審査に通過するか不安」
といった方には、とても便利ですね。
今回は、複合機・コピー機のリース審査の流れや注意点などについてご紹介しました。
おさらいしておきたいポイントは次の3つです。
「リース審査の流れを明確に把握しておきたい」
「審査を早く通過しコピー機・複合機を導入したい」
といった方は、この記事を参考にリース審査へと進んでみましょう。
オフィ助では、リース審査に関するご相談も受け付けています。
安心して審査が受けられるよう、ささいな疑問でもお気軽にお問い合せくださいね。