オフィスに複合機・コピー機を導入する際「レンタル」と「リース」のどちらを選べば良いか悩んだことはありませんか?
「そもそもレンタルとリースって何が違うの?」
「うちのオフィスの場合はどっちが適しているのかな?」
と気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、複合機・コピー機のレンタルとリースの仕組みから見るそれぞれの違い、そして適しているユーザーなどをまとめました。
この記事を読むことで、オフィスに合わせた複合機・コピー機の導入が可能になるので参考にしてください!
リースとは、企業が求める複合機・コピー機をリース会社が購入し、リース会社から企業に対して長期に渡る賃貸を行うサービスのことです。
機器の所有権はリース会社にありますが、企業は機器を自社で購入した場合と同じように使用できるのがポイントです。
リースならではの特徴として次の2点が挙げられます。
レンタルでは、レンタル会社が用意している機器の中から選ぶので、好きなものを使えるとは限りません。
しかしリースはリース会社が代わりに購入してくれるので、会社に合った複合機・コピー機を選べるのが大きな特徴といえるでしょう。
お客様は数多く存在するリース会社を選ばなくてはなりませんが、どれが最もお得で信頼できるのかを見極めるのは大変です。
そこで、取引実績豊富なオフィ助がお客様とリース会社の間に入ることで、ベストなリース会社を紹介いたします!
お客様はリース会社を自分で調べる手間がないので、効率よく契約まで進めることができるのです。
続いて複合機・コピー機のレンタルの仕組みをみていきましょう。
レンタルの特徴は次の2点が挙げられます。
上記の「複合機・コピー機のリースの仕組み」でも触れましたが、レンタルはレンタル会社の在庫の中から複合機・コピー機を選ぶ必要があるため、選択肢の幅が狭い傾向にあります。
ラインナップが豊富なレンタル会社なら目当ての複合機・コピー機が見つかることもあるでしょうが、中には1、2種類程度しか用意されていないこともあるので注意しましょう。
しかし、すでに用意されている設備を導入するだけなので、リースと比べてスピーディーな対応が可能です。
また、リースとは異なり、レンタルは比較的短期間の利用がほとんど。
「すぐに必要なものを1週間だけ借りたい!」といった時にレンタルを利用するのが一般的です。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
ここまでに紹介したリースとレンタルの違いを表にまとめると次のようになります。
リース | レンタル | |
---|---|---|
初期費用 | なし | あり |
対象商品 | 任意のコピー機 | レンタル会社の在庫コピー機 |
製品の選択 | ○ | △ |
契約期間 | 約3年~ ※法定耐用年数の70%以上 | 数日~ |
契約対象者 | 法人 | 個人・法人 |
製品の所有権 | リース会社 | レンタル会社 |
中途解約 | 原則不可 | 可能(解約金発生の可能性あり) |
契約終了後 | ▼リース会社に返却 ▼契約を延長 | ▼レンタル会社に返却 ▼契約を延長 |
このように、リースとレンタルは内容がかなり違います。
リースは長期利用向け、レンタルは短期利用向けに提供されていることを覚えておきましょう。
上記した、それぞれの違いをもとに、リースとレンタル、どちらのほうが適しているのかをまとめると次のようになります。
リース | レンタル |
---|---|
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オフィスの運営設備を充実させるならリースを、イベントなど短期間のスポット的な利用を考えているならレンタルを、といった具合に使い分けるのが理想的です。
複合機・コピー機をリースするメリット・デメリットについて解説していきます。
リースのメリットには次の6点が挙げられます。
魅力は好きな機種・必要な機能を搭載した機種をリーズナブルな料金で、長期的に利用できる点にあります。
また面倒な手続き(減価償却など)もリース会社が請け負ってくれるため、導入が楽なのもポイントです。
一方のデメリットには次の3つが挙げられます。
リースは原則として中途解約ができません。
そのため、「途中で使わなくなった」と契約を打ち切ることができず、計画的な導入が必要不可欠です!
事業がどの程度継続するのか、規模が縮小する恐れはないか、といった想定をしっかりと行いましょう。
続いて複合機・コピー機をレンタルした場合のメリットとデメリットをみていきましょう。
レンタルのメリットは次の3つが挙げられます。
最大のメリットは、短期間だけ借りたいときに借りられ、途中契約も可能という点にあります。
リースは数年単位の長期契約が基本になり、さらに中途解約ができません。
しかしレンタルならこれらの縛りにとらわれることなく複合機・コピー機を利用できます。
一方でデメリットとして次の4点があります。
やはりネックなのは機種の選択肢が少ないことです。
必要な機能を搭載している複合機・コピー機がラインナップされていないこともあるため、レンタル会社の比較・検討が欠かせません。
また料金を安く見せるために、何世代も前の古い型をレンタルするケースもあるので注意が必要です。
古い物は壊れやすく、仕事に支障をきたす恐れがあります。
まず前提として、導入する複合機・コピー機の性能・モデルによって料金が大きく異なる点に留意してください。
これはリース、レンタルのどちらにも共通して言えることです。
高スペックなものほどコストが高く、中古品や低スペックモデルは安い傾向にあります。
ニーズに合わせた機種選択をするために、少なくとも次の4つのポイントを考えてみましょう。
これらを明確にした上でリース・レンタル各社に見積もりを出してもらい、それらの中からコストパフォーマンスに優れたものを選びたいものです。
小規模オフィスで利用頻度はさほど高くないにもかかわらず無理にハイスペックなモデルを選ぶと、それだけで余計なコストが発生してしまう恐れも。
逆に大規模オフィスや特殊な印刷が必要になる環境にもかかわらず、値段を重視して低スペックなものを導入してしまうと、リース・レンタルの意味がなくなる可能性も考えられます。
このように、利用目的や選ぶモデルによって価格がバラバラになってしまいがちで、一概に「リースとレンタルのどちらが安い!」とは言いづらい部分があるのも事実です。
同モデル・同スペックの複合機・コピー機で比較すると、月額料金と初期費用はリースのほうが安く、レンタルのほうが高い傾向にあります。
コストを考えると、リースのほうが安く済むパターンが多いでしょう。
「リースの場合、月額料金はどのくらいなの?」と疑問に思った方は、複合機・コピー機のリース料金相場についての記事をご一緒にお読みください。
安くするためのポイントなどを説明しています♪
リースは「リース料金」とは別に「保守料金」を考慮しなくてはなりません。
それぞれ簡単に説明すると…
といった具合です。
印刷するたびに「カウンター保守料金」が発生し、月々数千円~数万円の費用が発生することがあります。
保守料金はリース会社によって設定額が異なるので、しっかりと比較しましょう。
例えば「リース料金がとても安く、飛びつくように契約したものの、保守料金が相場よりも高くて総コストがかかりすぎる…」といったケースもあり得る話です。
一方、レンタルは保守料金が無料になっている代わりに、月額料金が少々高めとなることが多い傾向にあります。
そのため、保守料金まで含めた月々のランニングコストを見積もってもらって、比較・検討するのがベスト!
今回は複合機・コピー機のリースとレンタルの違いやそれぞれのメリット・デメリットなどを紹介しました。
リース・レンタルを選ぶときは、次の3点を考慮した上で価格を見積り、比較するようにしましょう。
しかし、これらのポイントを理解していても「実際にご自身のオフィスに合う選び方ができるか…」と言えば、なかなか難しいものです。
オフィ助は複合機・コピー機のリース実績が豊富な経験を活かし、お客様に合わせたベストな提案を致しております!
「リースかレンタルか悩んでいる…」
「うちの事業に必要な複合機・コピー機がどれか分からない…」
といった悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひ一度、お気軽にオフィ助までお問い合わせください!