日本の伝統文化である年賀状。
ただ、年賀状の作成を業者に頼んでしまうと経費がかかるので、自分で印刷しているという方も多いですよね。
しかし、
「年賀状はがきはどのタイプでも印刷できるの?」
「今使っている複合機に合った年賀状の印刷方法を知りたい」
といった方も多いです。
そこで今回は、印刷機に適した年賀状はがきの選び方や、上手な印刷方法についてご紹介します。
これを読めば、今年の年賀状は綺麗に印刷できるはずです。
ぜひ読み進めてくださいね。
まず伝えたいのは、お使いのプリンターに応じて、使用する年賀状はがきの種類を変える必要があるということです。
はがきの種類を間違えると思うようにプリントされないこともあるので、しっかり種類を把握して間違えないようにしてください。
年賀状ハガキの種類は次の3種類があります。
詳しく見ていきましょう。
昔からある、一般的なはがきです。
無地と呼ばれることもあります。
官製はがき(既に切手が貼られているはがき)と同じ紙質になるので、手書きで年賀状はがきを作成するときに適しています。
また、鉛筆で書いても消しゴムを使用するとすぐに消すことができるため、手書きのイラストや文字を書きたいという方は、普通紙/再生紙はがきがおすすめです。
インクジェット用はがきは、はがきの表面にコーティング加工がされているので、インクの吸収率が高く色も鮮やかに発色されるのが特徴です。
ディズニー年賀など、裏面にかわいい装飾がされているものもあります。
インクジェットプリンターを利用していて、イラストを印刷する時はインクジェット用はがきがおすすめです。
ただし、レーザープリンターでの印刷には向かないので注意しましょう。
尚、宛名部分は普通紙と同じ紙質です。
鉛筆などで記入することができるので覚えておきましょう。
インクジェット写真用はがきは、インクジェット用はがきとは違い表面に光沢があるのが特徴で、まるで写真のように印刷することができます。
また、インクジェット用はがきに比べ鮮明にプリントすることができるので、写真を使って年賀状はがきを送りたい!といった方におすすめです。
インクが滲みにくい加工が施されているので、他のはがきより写真印刷がしやすくなっています。
ただ注意点が3つあります。
寄付金付きの年賀はがきで、お買い上げ金1枚につき5円を寄付金として預かり、社会福祉の増進・青少年健全育成・地域環境保全などに利用しているそうです。
表面にしっかり絵が入っているのが特徴です。
年賀状はがきといっても、お使いのプリンターによって適しているものが異なります。
そこで、次の表を参考に最適な年賀状はがきを確認してみましょう。
はがきの種類 | ご使用のプリンタ |
---|---|
普通紙/再生紙はがき |
|
インクジェット用はがき | インクジェット式プリンター |
インクジェット写真用はがき | インクジェット式プリンター |
普通紙はインクジェットプリンターには向きませんが、レーザープリンターには最適です。
最適な年賀状はがきを使用することで、よりきれいに年賀状を作成することができます。
複合機・プリンターによっては、使用できない年賀状はがきもあるので注意が必要です。
そこで、年賀状はがきを快適に利用する方法について5つのポイントをご紹介しましょう!
「ご使用の複合機・コピー機に適した年賀状はがきのタイプは?」でご紹介したように、お使いのプリンターによって選ぶ年賀状はがきが異なります。
まずは、プリンターの印刷方式を確認しましょう。
印刷方式によっては適さない年賀状はがきがあるので注意が必要です。
特に、レーザープリンターは要注意です。
インクジェット用の年賀状はがきを使用してしまうと、コーティングが溶けてしまい故障の原因になるので気をつけましょう。
プリンターの印刷方式を確認したら、どんな内容の年賀状にするのか決めましょう。
によって、選ぶ年賀状はがきが異なります。
印刷する内容に適した年賀状はがきを選ぶことで、仕上がりも格段に違いますよ!
印刷をする前に、以下のようにプリンターの設定や機能の確認をしておきましょう。
プリンターの設定が間違っていると、せっかく作成した年賀状もキレイに印刷されません。
年賀状を印刷していてよくあるトラブルとして、紙詰まりがあります。
束になって購入した年賀状はがきは静電気を起こしていることがあり、そのままセットしてしまうと、静電気によって紙が上手に配給されず、紙詰まりを起こしてしまうのです。
はがきをプリンターにセットする前に、はがきを一枚一枚パラパラとなるようにさばくことで紙詰まりを抑えることができます。
はがき印刷は、ガラス面ではなくプリンターの横に付いている手差しトレイを使うといいでしょう。
印刷の度にガラス面を開く必要がないので、効率よく印刷できておすすめです。
用紙ガイドをハガキのサイズにぴったり合わせてから印刷を始めてくださいね♪
年賀状を作成する場合、宛名面の印刷時に郵便番号の欄にうまく数字が入らないなど、何枚も年賀状はがきを無駄にしてしまった経験がある方も多いですよね。
宛名面を印刷する場合、ExcelやWordで作成するのではなく、はがき印刷専用のソフトを利用するときれいに宛名面を作成できるのでおすすめです。
どんなに気をつけていても、印刷に失敗してしまうということはあります。
その失敗したはがき、どうしていますか?
実は、印刷に失敗してしまったはがきも使い道があるのでご紹介します。
捨ててしまっては、もったいないですよ!
印刷に失敗してしまった年賀状はがきは、交換することができます。
郵便窓口へ、失敗したり余った年賀状はがきを持参すると、1枚5円で次の6つの中の希望の商品と交換することが可能です。
万が一印刷に失敗してしまっても、全てが無駄になるわけじゃないので覚えておきましょう。
年賀状はがきが余ってしまった場合、先にご紹介したように5円/枚の手数料を払って新しく交換してもらうこともできます。
しかしそれでは、5円/枚のコストがかかることになりますね。
年賀状はがきは、時期が過ぎても郵便はがきとして利用することができます。
失礼のない範囲内での使用であれば、あまった年賀状はがきは郵便はがきとして使用するのもおすすめです。
書き損じた年賀状はがきでも、お年玉くじの対象になります。
そのため、交換するのであれば、お年玉くじの抽選結果が出た後に窓口へいき交換するといいですね。
いかがでしたか。
今回は、年賀状はがきの印刷のポイントや、選ぶはがきのタイプ、そして書き損じたはがきはどうするのかなど、詳しくご紹介しました。
覚えておいてほしいポイントとしては、次の3つがあるので確認しましょう。
オフィ助では、複合機・コピー機の疑問などについても、対応させていただいております。
「複合機で年賀状を印刷するには、どのはがきが最適?」
「はがき印刷で失敗しない設定方法を教えてほしい」
といった方は、ぜひオフィ助までご連絡ください!
お客様のニーズに合わせてに応じて、お客様の最適な複合機・コピー機ののご紹介や、活用方法をお話しさせていただきます!