情報の大半がインターネット上でやり取りされる現在、便利さと同じくらい危険性が高まってきています。
使っているパソコンやスマートフォンはもちろんのこと、複合機からも情報が抜き取られる可能性があるのです!
今回は、複合機での脅威、対策方法についてお話します。
誰しも関係のあることなので、しっかり読んでいってください。
複合機のセキュリティ不足は、どのような危険があるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
パソコンの中の書類を印刷したり、プリントアウトする際、コピー機の下にその書類がでてきますよね。
プリントアウトの場合は中々ないと思いますが、パソコンから印刷する場合は、他の作業をしていたりすると、そのまま放置してしまう可能性が高いです。
重要な書類だった場合、間違えて他の人が持って行ってしまったり、紛失してしまうと大変なことになります。
紙で出すことは危険が大きいのです。
最近は、クラウドプリントサービス(携帯電話内のファイルなどを、社外から社内の複合機で印刷するサービス)の利用も増えてきており、標準設定でインターネットに繋がっていることも増えてきています。
しかし、いろんな人が制限なく見ることができるインターネットと社内の複合機が繋がっていると、そこから情報が洩れる危険が高くなります。
2013年にも、ネットに繋がっていた複合機から、その中に保存されていたデータが閲覧できるようになっていたという問題が起きました。
外部と繋げるというのは、一番危険に晒される行為なのです。
複合機から情報漏洩する危険があることはお伝えしました。
しかし、ウイルス感染はするのでしょうか。
答えは、感染することはかなり少ないです。
というのも、複合機に搭載されているハードディスクは、それぞれのメーカーが独自のOSを使用しています。
そのため、WindowsやMacのように有名で攻撃しやすいものとは違い、ウイルス感染のリスクは小さいようです。
複合機は情報漏洩が一番の脅威だということが分かりましたね。
情報漏洩を防ぐために、複合機のセキュリティ対策をお伝えします。
複合機と外部ネットワークを繋げることは極力なくし、必要ない場合は接続を切っておくのが安全でしょう。
しかし、どうしても繋げる必要がある場合は、ファイアーウォールが有効です。
ファイアーウォールは、外からの不正アクセスを防止し、情報漏洩や万一のウイルス感染を防ぐシステムです。
こちらを入れておけば、危険性がかなり低くなります。
複合機は、コピーしたものやファックスしたもののデータを記憶しています。
そのため、不正アクセスされてしまえばその中に入っている情報を全て見られてしまいます。
それを防ぐために、データの消去(上書き)設定を行う、データの暗号化を行い、もし不正アクセスされても見られないように設定しておくことが大切です。
複合機の管理者画面はIDとパスワードの入力が必要ですが、初めは簡単で誰でもわかるID、パスワードに設定されています。
そのままにしておくと、社内に侵入されたり不正にアクセスされた際、管理者画面に簡単に入り込まれてしまいます。
それを阻止するため、複合機導入後は速やかにIDとパスワードを設定し直すようにしてください。
誰でも自由になんの制限もなく印刷できてしまうと、「印刷物による情報漏洩」でお話したように、何かしらのトラブルが起きてしまいます。
それを防ぐため、ユーザー認証を行い印刷するときはその人がIDとパスワードをお入力しないと印刷できないようにします。
そうすることで、印刷物の置き忘れや混在を防ぎ、トラブルを未然に回避することが出来ます。
ここからは、メーカーごとのセキュリティ機能についてご紹介していきます。
これから複合機の導入を検討している人は、ここを参考にして欲しい機能が付いているか見極めてください。
既に持っている人は、知らない機能がないか確認してみてください。
今回は、オフィ助でお取り扱いがある3社の機能をご紹介します♪
・地紋印字コピー/プリント
不正コピー防止のため、後ろに透かし文字や画像が浮かび上がる。
・追跡情報印字プリント
不正の持ち出しがあった際、誰が持ち出したのか追跡が可能。
・ユーザー/ICカード認証
登録ユーザーしか複合機が使えない設定。
・親展プリント
プリントの持ち去りや取り間違えを防止する。
・ドキュメントコントロール
機密情報の2次コピーやFAX送信を防止する。
・蓄積データの消去
上書き機能と一括消去機能搭載
・ハードディスク築世紀データの暗号化
複合機内のデータを暗号化
・ジョブ情報の表示制限
認証していないユーザーへの表示情報の制限
・ユーザー認証
パスワードポリシー
パスワードの複雑さや有効に元を設定することができる。
アカウントロック
一定以上の回数ログインを失敗した場合、そのアカウントを一時的にロックするシステム
・認可
ユーザーごとに使える機能を制限することができる。
・オートパネルリセット
ログイン後、一定時間操作しないと自動的にログアウトする。
・IP Filter設定
ネットワーク上のやり取りをするIPアドレスやプロトコルを制限する機能。
〇電子メール送信先許可・拒否設定
電子メールを送信する宛先を制限することができる。
オフィ助は、上記のシャープ、京セラ、富士フイルムBIの複合機を取り扱っています。
機能や操作方法について何か気になる点があれば、お気軽にお問い合わせくださいね!
オフィ助のスタッフが親切にご説明させていただきます。
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