コロナウイルスの影響で経済活動が円滑でなくなり、日本は11年ぶりに景気が悪化してしまいました。
不景気により増加するのが、自殺と犯罪です。
人は金銭面で余裕がなくなると、心にも余裕がなくなってしまい、犯罪を起こしてしまう人が増加するようです。
犯罪から自分の身を守るためには、事前に防犯を行う必要があります。
そこで活躍するのが「防犯カメラ」です!
この記事では、防犯カメラの機能や選び方、おすすめメーカーをお伝えしていきます。
これから購入しようと思っている方はぜひ参考にして下さい♪
「防犯カメラは設置しているだけで犯罪抑止の効果がある」と言われていますが、本当なの?と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、防犯カメラの設置による犯罪数の減少は、愛知県刈谷市で実例があります。
刈谷市では、2003年に刑法犯認知件数が4500件も記録され、治安の悪化に悩まされていました。
そこで、2011年から公園や交差点など各所に防犯カメラを設置し始め、年々数を増やしていきました。
すると、2012年から2017年の5年の間で犯罪認知件数が46.4%減少したそうです。
出典元:日本経済新聞
こちらの事例から分かるように、防犯カメラは設置されているだけで犯罪を抑制する効果があるのです。
それは家庭でも同じで、玄関に防犯カメラを設置してある家庭は犯罪に巻き込まれにくくなります。
防犯カメラ本体を購入すれば終わりだと思っていませんか?
かかる費用としては、購入費+設置費+運用費です。
購入費は導入するカメラの性能によりますが、できる機能が増えるほど価格も高くなります。
詳しくは選び方の「価格で選ぶ」の部分でご説明しています。
1台5~10万円ほどが相場ですが、設置台数が多い場合や設置場所が高所だとその分費用は高くなります。
複数台設置する場合はパックを利用した方が安く済みますよ!
運用費は、基本的に電気代と保守料金の2つです。
保守料金とは、業者と契約を結ぶことで定期的なメンテナンスを行ってくれたり、故障時に修理してくれるサービスです。
保守料金の相場は3000円~10000円ですが、業者によってかなり幅があります。
しっかり調べてお得なところと契約することをおススメします。
電気代は、月々400円程度です。意外と少ないです。
モニターと録画映像がなければ防犯カメラを設置する意味がありません。
コチラは屋内でも屋外でも30万~50万が相場です。
録画機はチャンネル数をカメラ数に合わせれば同時録画ができるのでお得です!
例)3台設置であれば、3チャンネルの録画機を用意する など
録画したデータをハードディスクに保存する場合はハードディスクの交換費もかかります。
ハードディスクは年中動作し続けるものなので、3年使用したら交換しなければいけません。
交換費用は有名メーカーのもので10万程度、そうでないもので5万程度かかります。
ネットワークカメラを使う場合はこちらが必要になります。
ネットワークカメラとは、インターネットを通じて防犯カメラのデータを送受信することが出来るため、離れた場所からパソコンやスマホでライブ映像を見たり、データを保存・管理することが出来ます。
インターネットにつなぐ必要があるので、プロバイダー料金が発生するのです。
プロバイダー料金の相場は2000円~5000円程です。
防犯カメラの寿命は6年です。
しかし、特に屋外に設置する防犯カメラは、雨風やほこりなどの外気にずっと当たっているため寿命が短くなる可能性が高いです。
寿命を延ばすには、定期的なメンテナンスが重要になります。
防犯カメラと監視カメラは「使用目的」に違いがあります。
防犯カメラはその名の通り、犯罪を防止するために取り付けられるものです。
そのため、相手に防犯カメラがあることを知らせるために玄関や駐車場など目立つ場所に設置したり、人が通ると明かりがつくという機能があるものもあります。
一方、監視カメラは中にいる人の行動を見るためのものなので、相手に気付かれないような場所に設置します。
また、監視カメラは小型のものが多く、24時間体制で監視する必要があるのでダミーは存在しません。
監視カメラはダミーがあっても何も意味がないのです。
犯罪を防止するなら防犯カメラを購入するのが良いですが、お住まいの地域での犯罪が多いようなら、監視カメラを設置して犯人を特定することをおすすめします。
フリッカとは、東日本50Hz地域の照明下で生じるチラつき現象のことで、その現象を防ぐ機能がフリッカレス機能です。
出典元:株式会社シンフォネクスト
西日本では60Hz、東日本では50Hzと電源周波数は西と東で違います。
照明は、人の目には見えない速度で点滅を繰り返しており、カメラで撮影すると、この電源周波数の違いで照明がチカチカする映像が撮れてしまうのです。
ほとんどのカメラは60Hz対応なので、フリッカは東日本で起こりやすい現象になります。
もし東日本に住んでいて、フリッカが気になる場合や防ぎたい場合はフリッカレス機能搭載の防犯カメラを購入するようにしてください。
防犯、監視カメラは映像を映すことに焦点を置かれがちですが、その他にも色々な機能があるのです。
防犯カメラの機能を知ることで、購入の際に選ぶ基準となります。
この機会にどんな機能があるのか知っておくと良いでしょう。
画質は、防犯カメラの設置場所・目的によって変えることがポイントです。
画質を考える上で重要なのは「画素数」です。
画素とはピクセルとも呼ばれ、画像を構成する最小単位のことを言います。
例えば、「50万画素」といったら一つの画像が50万個のピクセルで構成されているということになります。
画素数が増えれば増えるほど、画像の解像度が上がるのです。
最近の防犯カメラは200万画素以上のものが多く、細かい部分まで映し出すことができます。
人の顔や品番まで確認することが出来るため、防犯だけでなく業務改善などにも使えるのです。
最近は4Kや8Kカメラも続々と登場していますが、それを検討する際に注意すべき点はカメラの画素数をあったモニターを用意する必要があるということです!
カメラの画質がいくら良くても、モニターの画素数が足りないと縮小しないと全体像が見えなくなってしまい不便です。
画質が良すぎるとその分価格も上がるため、そこをしっかり吟味して選ぶようにしてください。
出典元:activate
夜間の部屋を監視・防犯するためには、暗闇でも部屋の様子をしっかり映すことができる赤外線を内蔵したものがおすすめです。
ただし、映せる映像は白黒だけで、遠距離の映像は見えにくいです。そのため、画質が良いものを選んで鮮明に映せるようにすると良いでしょう。
また、「高感度カラーカメラ」というものもあり、光に対する感度を上げて撮影をするため、僅かな光があればカラー撮影が可能です。
ただし、高感度カラーカメラは光のない暗闇だと撮影できません。
設置する場所の明るさに合わせて選んでみてください。
防犯カメラの録画可能時間は、データの保存方法やレコーダーの容量によって変化します。
防犯カメラにはSDカードレコーダーが搭載されており、そのSDカードの容量によって録画時間も変わってくるのです。
長期間録画したい場合は、外付けのHDDレコーダーを用意することをおすすめします。
HDDレコーダーの録画可能時間も容量によって変わりますが、1週間録画したい場合は500GB以上の容量のもの、1か月録画したい場合は2TB以上のもの、2か月録画したい場合は4TB以上のものを選びましょう。
また、録画時間をしっかり決めたい!という方には「クラウドカメラ」がおすすめです。
録画映像がクラウド(インターネット上)に保存されるもので、1週間プランや1か月プランなど、好きな録画時間を選んで契約することが出来ます。
マイクを内蔵しているカメラであれば録音を行うことが出来ます。
映像に映っていない場合でも、音声が重要な証拠になって犯人を特定できる場合もあります。
また、スピーカー内蔵型のカメラであれば、声で相手を威嚇して追い払うこともできます。
スピーカーはそれだけでなく、ペットや子供の様子を伺う際の声掛けに使うこともできます♪
動体検知機能が付いているカメラでは、動いているものを検知すると警告音で相手を威嚇することができます。
また、よく一軒家の玄関に付いているものも動体検知機能があり、動いているものを検知するとランプがついて相手に警告することができます。
不審者を捉えた際にその画像をメールで送信する機能が付いているものもあり、正確な情報を提供してくれます。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
こちらができるのは、先ほど少しお話した「クラウドカメラ」です。
通常の防犯カメラはHDDに映像を保存しているため、防犯カメラと繋がっているモニターでしか映像を見ることはできません。
しかし、クラウドカメラはインターネット上に映像を保存しているため、家にいない時でもスマホで気軽に防犯カメラの映像を確認することが出来るのです!
コチラであればモニターを用意する必要もなく、リアルタイムで映像を確認できるため、怪しい人がいたら自分の目で確かめることが出来ます。
一般的な防犯カメラの焦点距離(ピントを合わせた時のレンズから撮影物までの距離)はだいたい4~6mmで、それ以下になれば広角、それ以上であれば望遠に分類されます。
出典元:株式会社アルコム
望遠レンズはピンポイントでの撮影に向いており、撮影範囲は狭いです。その代わり対象を大きく撮影できるため、人やものを認識する場合に役立ちます。
一方、広角レンズは広範囲の撮影に向いていて、死角が少なくなります。
少ない台数で全体の把握が可能になるのでコストを抑えることが出来ます。
ただし、映像は遠目からになるので遠い場所にいる人の人相確認には向いていません。
こちらの機能も、使う場所や用途に合わせて選んでくださいね。
防犯カメラを購入する際、何を基準に選べばいいのか分からないですよね。
そこでここでは、防犯カメラを選ぶ上で基準となる部分をご紹介していきます!
ご自身が一番重要視する部分を基準に選ぶようにしてくださいね♪
まずは防犯カメラを購入する目的をもう一度整理しましょう。
犯罪を防ぐ目的であれば防犯カメラ、
ペットや子供の様子を見たい場合、近所で犯罪が頻繁に起こるようなら監視カメラがおススメです。
これ以外の目的がある場合は、どういうタイプのカメラを買えばいいのか専門の人に尋ねてみてくださいね。
防犯カメラの形状は、「ボックス型」「バレット型」「ドーム型」の3つに分けられます。
出典元:V PLUS
その名の通り箱型の防犯カメラで、コンビニや金融機関などでよく使われています。
バレット型よりも小ぶりですが、それなりに存在感があるので不審者に対して威圧感を与えることが出来ます。
カメラレンズを取り外せるものが多く、監視場所などに応じてレンズを変えることが出来ます。
屋内対応の機種がほとんどですが、専用のカバー(ハウジング)をつければ屋外でも使用できるようになります。
出典元:V PLUS
筒状の防犯カメラで、電柱や店舗の軒先でよく見かけます。
防水性を備えているもの、赤外線暗視機能が付いているものが多く、主に屋外で使用されています。
ボックス型よりも存在感があるため、つけているだけで防犯効果が高まります。
出典元:V PLUS
半円形で天井に設置するタイプの防犯カメラです。
防水ではなく防滴(水滴が入り込まない仕様)のものが多く、屋内に設置されている場合がほとんどです。
また、使われている金属もガラスも壊れにくいため、打撃に強い点も安心できます。
ボックス型やバレット型のように威圧感がなく景観を壊しにくいため、マンションのエントランスや飲食店の客席付近に多く使用されています。
その他にも広範囲を撮影することができ死角が少ない、カメラがどこを向いているのか分かりにくく防犯効果が高まるなどのメリットがあります。
形状のところでも説明したように、防犯カメラは屋外用と屋内用に分かれています。
屋外で使いたい場合は、防水機能や防塵性能を備えているものを選びましょう。
防水や防塵体制を証明する「IP規格」を満たしており、IP54以上のものがおすすめです。
また、電源を確保できるかも重要な部分です。
ものによってはソーラーパネル付きのものや乾電池タイプもあるので調べる時に確認してみてください。
屋内で使いたい場合は、広角レンズが搭載されているか確認しましょう。
カメラの中には、目標物の動きを追って撮影してくれる追跡機能の付いたものもあります。
それであれば無駄な映像を映すことがないので、確認する場合も手間がかかりません。
また、無線LAN対応やワイヤレスのものが多いので、外にいてもスマホから子供や動物の動きを見ることが出来るのでその点でも安心できます。
屋内用は防水や防塵の機能がいらないので、低価格なものが多いのも特徴です。
設置場所については下記の記事で詳しく説明していますので、良ければ参考にしてください。
防犯カメラにはダミーが存在します。
というのも、防犯カメラは設置してあるだけで防犯効果があるため、コストを抑えたいけど防犯はしたいという場合にピッタリだからです。
センサーライトが常時付いているものなど、本物と見分けがつかないものも販売されています。
しかし、安すぎるものだと見た目ですぐにダミーだとバレてしまう恐れがあるので、ある程度値段の高いものを購入してください。
また、設置位置、電気配線にも気を配る必要があります。ワイヤレスのものも増えてきていますが、基本は電気配線が必要なものなのでないと不自然です。
形状によって屋外用か屋内用かも重要になってきます。
ダミーカメラを本物と併用することで、より効果的に使うことが出来ますよ♪
防犯カメラの価格は、性能によって差があります。
屋内用であれば2~ 5万円、屋外用であれば3~10万円ほどが相場です。
安すぎるとすぐに壊れてしまう、画質が荒い、メンテナンスが頻繁に必要になるなど、逆に費用が掛かってしまう可能性が高いので、なるべく最低額以上のものを購入しましょう。
広い部屋で使う場合は、複数台のセット購入をする方がお得になります。
尚、導入費用を抑えたい場合は「ネットワークカメラ」がおススメです!
本体価格は2万円を切るものもあり、かなり安く防犯カメラを導入することが出来ます。
撮影した映像をクラウドに保存しておく月額料金がかかりますが、スマホで映像が見られるなど便利な機能が多いです。
接続方法には、「有線」と「ワイヤレス」の2種類があります。
配線できない理由がある場合以外は、基本的に有線での設置をおススメします。
有線は、レコーダーやモニターを繋ぐケーブルを必要とするため、工事に時間と費用が掛かってしまいます。
しかし、その分電波が安定していて、高画質かつ滑らかな映像を提供することが出来ます。
また、長時間の録画も負担なく行えます。
一方、ワイヤレスは配線の必要がないため外観に影響を与えず設置にも手間がかかりません。
しかし、電波が不安定で電子レンジや雷などの妨害電波により映像が途切れてしまうことがあります。これではいざという時に映像が映っていなかったということになりかねません。
また、電波が弱いため通信量や設置台数にも限りがあります。
ワイヤレスは、カメラと録画装置の間に私有地や道路があるなどの配線できない理由がある場合に設置すると覚えておいてください。
防犯カメラを選ぶ基準とその注意点をお伝えしました。どの形状で、使用場所はどこで、価格はこのくらい!など、購入する防犯カメラの全体像がつかめたようなら、それをメモに書き出しましょう。
そうすれば頭の中も整理され、購入したい防犯カメラも明確に絞れてきますよ♪
最後に、オフィ助でおススメしているメーカーをお伝えします!
ぜひ参考に見ていってくださいね♪
出典元:シャープ公式ページ
誰もが知る世界的に有名な日本の総合家電メーカー。
液晶技術が素晴らしく世界で高い評価を得ているシャープも、実は防犯カメラを作っていたのです!
そんな素晴らしい技術を持つシャープが作り出した防犯カメラは、やはり映像面に力を入れています。
200万画素~1200万画素まで幅広い画質のカメラを取り揃えており、通常の画質から超高画質まで目的に応じて選ぶことが出来ます。
ほとんどのカメラが低照度カラー(光が少なくてもカラー撮影ができる)、暗所補正、逆光補正の機能を備えているので、場所を選ばずに使用することが出来るところもおススメです。
映像が鮮明に映るものが欲しい場合はシャープがおススメです。
https://jp.sharp/business/security-camera/lineup/
出典元:V PLUS公式ページ
防犯機器を専門に取り扱う卸販売業者。自社製品も展開しているようです。
防犯カメラのラインナップも豊富で、
など、設置する環境やお客様のニーズに合わせたものを取り扱っています。
他にも特殊カメラを扱っており、「車両ナンバー識別用カメラ」や一台で2か所の撮影を行える「マルチビューカメラ」などもあります。
特殊カメラが充実しているので、一般的なカメラでは物足りない人はV PLUSをおススメします。
https://vplus.tokyo/lineup/starlux/
出典元:日本防犯システム
国内シェアトップクラスの防犯カメラ専業メーカー。
蜘蛛の巣ガード機能搭載カメラやAHDカメラシステム(アナログ回線でハイビジョン画質の撮影が可能になるシステム)などの国内初となる製品を次々と製造してきた実績があり、信頼のおける企業です。
全国にある9つの拠点には、防犯設備士の資格を持ったセキュリティコンサルタントを常駐させているため、品質の高いサービスも提供しています。
全方位型、ネットワークカメラ、AHDカメラなど、かなり幅広く取り扱っています。
最も最先端で珍しいのは「AIZE」というAI搭載型の防犯カメラです。
撮影した顔画像をAIによって認識し解析を行うことで、様々なマーケティングデータを収集することが出来るのです!
不審者を認識するだけでなく、お店で言えば来店者数や属性(年齢・性別など)の分析、入り口でのお客様対応の観察から接客サービスの向上にも役立ちます。
防犯を行うだけでなく、お店での設置により売り上げの手助けを行うことが出来るのです!
多くの選択肢の中から自分の欲しいものを見つけたいという方、お店で使う防犯カメラを探しているという方は日本防犯システムがおススメです。
https://www.js-sys.com/product/index.shtml
オフィ助では、上記のメーカーの防犯カメラを取り扱っています。
どのメーカーがいいか迷っている場合は、お気軽にオフィ助にご連絡ください!
ご要望を聞いてあなたに合った商品をご提案させて頂きます♪
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
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