コピー機・複合機を使い続けるうちにやらないといけないのはトナー交換です。
カラーコピーだけじゃなくモノクロ印刷でもトナーを使うので、ここで交換方法を知っておきましょう!
交換方法だけでばく、交換時期や頻度も紹介していこうと思います。
ではまず、トナー交換の手順を紹介していきます。
簡単なので誰でもすぐに交換できるので安心してください♪
この手順はリコーやシャープの交換方法を参考にしているので、ぜひ参考にしてください。
新しいトナーを水平方向に振るのは、中のトナーは粉末状なのでカートリッジ内の一部に固まってしまう恐れがあります。
そうなると色むらの原因になるので、カートリッジ内部のトナーが均一になるように振るのです。
このように、トナー交換は簡単に行うことができます。
皆さんも、トナー交換表示に気づいたらやってみてくださいね。
トナーを交換する時期としては、印刷用紙に帯状の白線が現れるようになった時です。
ドラム交換時期は、「画面などに警告メッセージが表示されてから」だと思う人が多いですが、実はメッセージ表示後も使い続けることができるのです。
といっても残量は少ないので、残りのトナーを無駄にしたくない場合は、自分が使っている機種でトナー残量が少なくなってから何枚印刷できるかを確認しておきましょう。
そのため、交換の警告メッセージが出てから新しいものを用意するくらいでちょうどいいでしょう。
トナーの交換頻度は特に決まっていません。
トナーを使い切るタイミングは使用頻度によって異なるので、決めることはできないのです。
しかし、トナーは未開封の状態で約1~2年半、開封済みの場合は約1年が寿命と言われています。
期限が切れたものを使うとコピー機が故障する恐れがあるので、あまり使わない場合も使用期限が切れたものは交換するようにしましょう。
トナーが切れる前に交換することで、印刷ミスを減らすことができていつでも快適に印刷できます。
そのためには随時トナー残量を確認する必要があるので、ここでメーカー別の確認方法を知っていきましょう。
➀パネルをホーム画面に戻す
➁パネルについているホーム画面ボタンを長押し
③総使用枚数とトナー残量が表示される
➀「情報確認/中止」ボタンを押す
➁表示された画面内にある「消耗品/その他」のタブを押す
➂右下にトナー残量が数字とイラストで表示される
➀パネルを開き、「機械確認」のボタンを押す
➁「消耗品確認」のタブを押す
➂表示された画面から、トナー残量を確認
➀パネルのメニューから「トナー」を選択する
➁トナー状況からトナー残量を確認
➀プラウザのアドレス入力欄に、プリンターのIPアドレスを入力、エンターキーを押す
➁消耗品をクリックする
③「トナー」の項目にトナー残量が表示される
確認方法は機種によっても変わるので、ご自身が使っている機種で調べてみてください。
では、トナー交換の注意点をお伝えしていきます。
交換する前に必ず把握しておいてくださいね!
トナーの粉の中には可燃性のある物質が含まれているため、火の近くに置くと粉塵爆発を起こす恐れがあります。
火の近くに置かないことはもちろん、直射日光が当たるところでの保存も避けましょう。
トナー交換時は複合機の電源を切る必要はありません。
むしろ、電源を付けたまま行うことでトナー交換が正常に完了したか、エラーはないか教えてくれます。
トナーは、子供の手が届く場所に置かないようにくれぐれも注意してください。
トナーは人体に影響がないと検査で明らかになっていますが、通常体内にいれるものではありません。
万が一誤飲してしまった場合は、直ちにお医者さんに診せに行きましょう。
トナーは湿気に弱く、開封してから時間が経ってしまうとトナーの粉が固まって寿命が短くなってしまいます。
そのため、交換直前に開封するのが望ましいのです。
ちなみに、トナーの使用期限は未開封で2年程です。
使用期限が過ぎてしまった場合でも、未開封で1年以内であれば使う可能性は高いです。
しかし、故障などのリスクを減らしたい方は業者に買い取ってもらう方法もあります。
買取りの場合は未開封かつ箱に入っており状態が良くなければいけないので、確認してみてください。
廃棄やリサイクルする手もあります。
印刷途中でトナー交換を始めてしまうと、コピー機が故障するリスクが高まります。
トナー交換前に行っている動作はないか必ず確認してください!
交換した古いトナーの廃棄方法も知っておいた方がいいでしょう。
メーカーでは無料回収を行っているので、各メーカーの回収方法をご紹介します。
【回収前の準備】
➀空のカートリッジを新しいカートリッジの箱が入っていたビニール袋にいれる
➁液が漏れないように、ビニール袋の口をテープなどでしっかり閉じる
➂保管していた箱か新しいカートリッジが入っていた箱に空のカートリッジを入れる
➃箱の入り口をガムテープなどでしっかり止める
➄複数個まとめて回収の場合は、箱をまとめてガムテープで止める
➅梱包が終わったら、フリーダイヤルに電話する
フリーダイヤル:0800-800-2259 (24時間受付可能)
こちらもシャープと同じように液が漏れないようしっかり口を閉じ、新しいカートリッジが入っていた箱に再梱包を行ってから、最寄りのサービス事業やメンテナンス販売店などに問い合わせてください。
お申し込みフォームやFAXでもお問い合わせ可能です。
回収時はしっかりと梱包を行い、なるべくまとまった本数での回収依頼をしてください。
複数本数の場合はガムテープで固定するのを忘れないようにしましょう。
また、回収前に箱に記載された使用済みチェック欄に「×」を記入してください。
16時までに連絡すれば、翌営業日の回収が可能なようです。
富士フイルムBIでは電話での問い合わせはできないので要注意です。
リコーの回収方法は
➀新しいカートリッジの配送+回収
➁回収のみ
の二種類があります。
こちらも液がこぼれないようしっかり梱包を行い、トナーカートリッジを購入した販売店・販売会社にお問い合わせください。
量販店で購入したり、販売店・販売会社が不明な場合は、下記の回収センターにお問い合わせください。
0120-05-3958 月~金 9:00~17:00(祝日と平日の12:00~13:00を除く)
キヤノンも他と同じようにしっかり梱包を行い、担当のサービス店や購入した販売店に落ち合わせ下さい。
トナー容器の多い方には、「集合回収専用箱」というものを用意しているそうです。
この箱に使用済みトナー容器を入れ、箱がいっぱいになったらキヤノンオペレーションセンターに返送するだけでいいので、回収依頼頻度が下がって楽です。
注意点として、メーカーで回収できるトナーはそのメーカーが取り扱っている正規品のみです。
互換トナーなどは回収してくれないので注意が必要です。
メーカー回収以外にも、廃棄方法はあります。
量販店の入り口や販売コーナーに、トナー・インクカートリッジの回収ボックスが設置されていることがあります。
使用済みカートリッジを投函するだけなので、余計な料金や手間がかからないのがメリットです。
お近くの量販店に回収ボックスがあるか確認しておきましょう。
トナー回収業者のホームページから問い合わせを行えば、使用済みトナーを回収してくれます。
トナー回収のみ行う場合と、新しいトナーを配送する時に使用済みトナーを回収してくれる場合があるので、どちらが可能か聞いてみてください。
不用品回収業者は、トナーだけでなく家具・家電など大型のものも回収してくれるため、複合機を一緒に廃棄したい場合などは不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
ただし、回収費用がかかるのでそれだけ念頭に置いておいてください。
回収費用は、人件費+車両費+処分費用の合計なので、大きいものほど料金が高くなります。
ベルマーク財団では、ベルマーク運動の一環としてトナー回収を行っているようです。
ベルマーク財団に専用回収ボックスを送ってもらい、箱がいっぱいになったら回収センターに回収依頼を行ってください。
会社や工場から出るゴミは、「産業廃棄物」になります。
正規品以外のトナーカートリッジは回収ボックスやメーカーの回収には出せないため、産業廃棄物として廃棄しましょう。
ただし、全ての回収業者が回収をOKしてくれるわけではありません。
事前にトナーの回収はできるか確認しておきましょう。
トナーの交換方法・交換時期・廃棄方法をご紹介しました。
コピー機・複合機を使っている以上、必ず必要な知識になるので、しっかり覚えておいてくださいね。
やり方を忘れた際は、ぜひこのページを参考にしてください♪
オフィ助では、コピー機のリースやオフィスの移転・開設サポートサービスなどを行っています!
コピー機を新しくしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。