突然ですが、複合機は精密機器です。ご存じでしたか?
精密機器は非常にデリケートなので、ちょっとのことで調子が悪くなったり故障したりします。
リースで借りた複合機が故障したら、どうしたらいいのでしょう。
今回は、リース期間中の複合機が故障した際の対処法を場面別でご紹介します。
複合機が故障する前から知っておいてほしい内容ですので、最後まで読んでいってくださいね。
コピー機・複合機が動かなくなったら焦ってしまい故障だと思い込んでしまいますよね。
しかし、実際は自分で直すことができる場合も多いです。
業者を呼ぶ前に、以下の確認をしてみてください!
まずはコピー機・複合機の電源が入っているか確認しましょう。
何かの拍子にコンセントが抜けてしまったのかもしれません。
スリープモードのままの可能性もあります。
まずは電源を確認し、もし抜けていたら挿してもう一度画面操作を行ってください。
印刷が始まらない場合は、使用する用紙の枚数が足りているか確認しましょう。
用紙が足りない場合は通常画面に表示されると思いますが、一度給紙トレイを開けて確認してください。
インクがちゃんと補充されているか確認してください。
インクの中身が入っている場合は、左右に振ってインクを均等に行きわたらせてから設置してみてください。
使用するコピー機・複合機がいつも使うものに設定されているか、コピー機がオンラインになっているか確認してください。
また、ドライバーが最新のものかも確認して、アップデートしてください。
パソコンが正常に動いていない場合、印刷の指示がコピー機まで届いていない可能性があります。
パソコン側の設定を確認して、もう一度印刷を行ってみてください。
上記の確認をしてもコピー機・複合機が上手く反応しない場合、故障している可能性が高いです。
もし連絡できる状況なのであれば、すぐに契約している業者、メーカーに連絡することをおススメします。
無闇に動かしたり直そうとすると、さらに症状が悪化する可能性もあります!
それでは、場面に合わせた対応の仕方をご紹介します。
普通に使っていたにも関わらず、複合機が故障してしまった場合。まずは、通常の保守契約でのメンテナンスを受けることになります。
それでも不具合が直らない場合は、使用を続けることは出来ないですよね。
しかし、リースの場合、どのような理由であっても途中解約を無償で行うことは不可能なのです。
この点はリースのデメリットと言えます。
それでも解約したい場合は、違約金(リースの残りの金額)を一括で支払うことで解約することが出来ます。
しかし、新たに複合機を入れる予定がある場合は、新しくリースを組んでしまう方がお得なんです!
リース期間中に、別商品の機械に取り換えることを、「組み換え」といいます。
組み換えを行うことで、リース途中であっても新しい機械を借りることができるのです!
組み換えをする際、以前のリース残高は新しいリース料金に追加されますが、解約してから再びリース契約を行うよりもかなりお得なので、この方法は知っておいた方がいいでしょう。
自然災害や第三者からの故意な故障・被害の場合は、少し対応が変わってきます。
それは、動産総合保険が適用するということです。
リース会社がこの保険に加入しているため、リース契約を行うと動産総合保険も付いてくるのです。レンタルや買取では付保されないため、この点はリース契約をするメリットであると言えます。
それでは、動産保険の内容について見ていきましょう。
どのような場合に適用するのでしょうか。
★補償対象となるのは、保管中・運送中・展示中の事故
★災害であっても、起こる可能性の高い地震・噴火・津波は範囲外なので要注意!
適用期間:リース契約開始日から、契約終了の日まで。
上記のように、様々な事故の場合に補償してくれる動産総合保険。ですが、この補償範囲を過信してしまうのはダメ!
ちゃんと注意点も知っておけば、いざという時に焦らずに済みます。
それでは、見ていきましょう!
コチラは周知の事実かもしれませんが、リース会社によって補償範囲は変わります。
さらに、リース会社で補償範囲であったとしても、保険会社の判断によっては保険が適用しない場合もあります (災害自体は補償範囲だが、原因が補償範囲外の場合など)。
こちらも保険会社によりますので、あらかじめ補償範囲を確認しておきましょう。
すでに起こってしまった場合は、リース会社に連絡して早急に対処してもらうようにしましょう。
再リースの場合も、基本的には動産総合保険は付保されます。
しかし、リース会社によっては再リースの場合だと保険が適用外になる場合もあるため、再リースを検討する際は保険についてリース会社に確認するか、販売業者に連絡してもらいましょう。
保険がつかないと万が一の場合に泣きを見ることになりますので、しっかり確認してから再リースを行ってください。
再リースについては、下記の記事で詳しく説明しています。
注意点やメリット・デメリットなど紹介しているので、再リースが何か知りたい人はぜひ読んでみてください。
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