1月に新しく京セラ複合機が発売されました。
今回は、その新複合機「2554ci/3554ci」をご紹介したいと思います。
どんなところが新しくなったのか、注目しながら見てくださいね!
2020年はコロナウイルス感染症の拡大により、目まぐるしく会社の体制が変化し、テレワークなど働き方のバリエーションが増加しました。
そんな世の中に対応できる、柔軟性のある複合機が「2554ci/3554ci」なのです。
こちらの複合機の主な特徴は以下の4つになります。
この4つを詳しく解説していきましょう。
「KYOCERA MyPanel」という無償のアプリを使えば、持っているスマートフォンやタブレットを複合機操作パネルとして利用することができます。
自席で操作することができるので時短にもなりますし、わざわざ複合機の元にいくという手間も省くことができます。
また、「KYOCERA Mobile Print」という無償のアプリを使えば、モバイル端末から直接印刷できたり、端末にスキャンデータを送ることもできるのです。
本体ストレージのセキュリティ機能はコンピューターセキュリティのための国際規格であるコモンクライテリア(ISO/IEC15408)認証を取得しているため安全です。
また、内部ストレージや通信に対する暗号化機能に対応することで、FIPS認証に対応しています。(オプション)
さらに、IDをかざすまでは印刷が実行されないセキュリティプリントにも対応しており、印刷物の覗き見や取り違えを防ぐことができます。
「誰がどこから何を出力したか」といった記録を残せるため、不正印刷の防止や情報漏洩時など追跡をしたい時に役立ちます。
カウンター情報や紙詰まり・トナー残量などの情報をセキュアな接続でリモートメンテナンスサービスシステムの「ECOSYS NET Server」へ自動通知します。
取得した情報を元に、カウンター自動検針やリモートメンテナンス、トナー自動配送など状況に応じた対応をしてくれます。
非接触でのトラブル対応なので、今の世の中にあったサービス提供方法になっているようですね。
省エネ性に優れたコントローラーを搭載しているため、現行機の「TASKalfa 3253ci / 2553ci」よりも消費電力が抑えられるようになっています。
スリープ時の消費電力において、現行機は0.6Wなのに対し2554ci/3554ciは0.4Wまでに抑えています。
TEC値(概念的1週間の消費電力量)も、2554ciは0.29kWh/week、3554ciは0.43kWh/weekとかなり電力消費を抑えられているのが分かります。
複合機のエネルギー消費にコストがかかってる!という方にはかなりおススメです。
次は、搭載されている機能についてです。
従来機である2553ciと3253ciにはない機能をご紹介していきたいと思います。
今回の機種ではタッチパネルを刷新し、黒基調の画面から白基調でシンプルなデザインになりました。
指で画面の拡大もできるので、スマホと同じ直感的な操作が可能になっています。
ショートカットキーも登録できるので、操作手順を短縮できてより効率よくつかうことができます。
また、お知らせ表示ランプも見やすくなり、データ通信中・注意喚起時・スリープをランプ点灯により知らせてくれます。
超解像度印刷により、元の画像が解像度の低いものであっても高い解像度の変換し、より美しく印刷することができます。
また、手書き箇所など印刷によって薄くなったり小さくて見えにくくなる部分を認識し、手書き部分のみを強調して印刷することができます。
尚、背景が白い原稿の場合は手書き部分を白く上書きし、見えなくすることも可能なのです!
IDカードを置く際に置く位置がズレてしまったとしても、読み取ったデータの傾きを自動補正して直してくれます。
これなら、急いで置いてしまっても印刷しなおす必要がないので、時間も紙も無駄にしなくて済みます♪
印刷設定は予め機器に登録されているので、ボタンをタッチするだけでOK!
現行機では、用紙が重なったままスキャンされるのを防ぐ重送検知機能が付いていました。
最新機は、それに加えてステープル(ホッチキスの針)検知機能も搭載されたのです。
そのため、用紙が重なっているまたはステープルが付いたままの用紙を検知して自動停止し、アラートとパネル表示でお知らせしてくれます。
機材トラブルを事前に防いでくれるため、機器の寿命も縮まらずに済むのは嬉しいですよね。
複合機の前面にLEDランプを配置しています。
ジョブセパレーター(印刷した用紙が出力される場所)に用紙がある時にLEDランプが点滅するため、用紙の取り忘れを防ぎます。
受信データの出力時には通知音でお知らせします。
ネットワークファクス送信機能により、複合機まで移動しなくてもパソコンから直接ファクスを送ることができます。
送りたい書類をデータのまま直接送信できるので、紙の無駄をなくし、作業時間の短縮にもなります。
また、送信原稿控え保存の機能を使うと、送信したファクス原稿を自動でデータ化して保存することができます。
複合機内の指定されたユーザーボックスに入れておくことができるので、再送したい時も書類を新しく作る必要なくすぐに送ることができます。
定期的に送信する必要のある注文書・納品書などをファクスする場合におススメの機能です。
導入前に注意することを頭に入れておきましょう。
どの複合機を導入する時にも確認するべき事柄なので、ぜひ見ていってください。
複合機は、オプションといって追加購入しないと付けられない機能がある場合が多いです。
ホッチキス機能や原稿送り装置は特にオプションのことが多いです。
今回の機種「2554ci/3554ci」の装着オプションは以下になります。
このように、オプション扱いされているものはたくさんあることが分かりますね。
ここで紹介したのは装着部分のオプションですが、セキュリティキットやID認証キットなどの内部オプションもあります。
ここをしっかり確認しておかないと、「欲しい機能が付いてると思ったのに、オプションだったから予想以上にお金かかる・・・」という事態に陥ってしまうので、導入前に要確認!です。
給紙カセットもオプションの一つですが、標準装備で何カセットか付いている場合が多いため、必ずつけなければいけないものではありません。
使う用紙が多い場合は増設が必要ですが、ほとんどの場合標準装備で事足りてしますでしょう。
詳しくは、「給紙カセットの増設をおススメしない3つの理由」で解説しているので、みてください。
増設しなくていい理由がはっきりしますよ♪
最後は、機種名の違う2つのスペックの違いについてです。
どのような違いがあるのか、分かりやすいように表にしてみました。
2554ciと3554ciのスペックの違い
2554ci | 3554ci | |
最大原稿サイズ | A3 | A3 |
カラー対応 | フルカラー | フルカラー |
ウォームアップタイム | 18秒以下 | 18秒以下 |
ファーストコピータイム | 白黒:6.4秒以下 カラー:8.5秒以下 | 白黒:5.3秒以下 カラー:7.0秒以下 |
質量 | 90kg | 90kg |
大きさ(幅×奥行×高さ) | 602×665×790mm | 602×665×790mm |
消費電力(コピー/プリントモード) | 480W | 590W |
エネルギー消費効率 | 51kWh/年 | 78kWh/年 |
2554ciと3554ciにそこまでの違いはありませんでしたが、印刷速度は3554の方が早く、エネルギー消費効率は、2554の方がいいようです。
「どっちが良いか分からない!」という方は、お気軽にオフィ助までご連絡ください♪
新発売の京セラ複合機をご紹介しました。
新デザインのパネルでより使いやすく、働き方の多様化に合わせた機能も豊富に取り揃えられていましたね。
今回の内容をまとめると、以下のようになります。
今までの京セラ複合機とはまた違う、新たな複合機をぜひ体感してみてください!
オフィ助でも、TASKalfa2554ci/3554ciを取り扱っています。
導入前野相談にも気軽に乗れますので、ぜひお問い合わせください。
電話が繋がらないということは少ないので、聞きたいことをすぐに聞くことが出来ますよ♪