従来利用しているOfficeは、2020年でサポートが修了してしまいます。
そこで注目を集めているのが、中小企業向けに提供されている「Office365 Business」です。
しかし、
「Office365 Businessとはどういったものなのか」
「今までのOfficeに比べ、どう違うのか」
など疑問に思っている方も多いでしょう。
そこで今回は、Office365 Businessの概要やOfficeとの違い、契約方法など詳しくご紹介していきます!
これを読めば、Office365 Businessを仕事効率化に活かせるポイントを理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。
マイクロソフト社が新しくスタートしたサービス「Office365」は、複数のプランが用意されています。
その一つが、今回ご紹介する「Office365 Business」です。
こちらは法人向けのサービスとなり、主な特徴は以下のとおりになります。
このように従来のOffice製品と異なり、クラウド上でOfficeサービスのデータを管理できるほか、支払いも課金制となっています。
また法人向けとして提供されていますが、個事業主の利用も可能です。
これまで使用していたパッケージ型のOffice製品とOffice365 Businessはどう違うのか、下記の表で確認していきましょう。
従来のOffice | Office365 Business | |
---|---|---|
利用方法 | 買取 | 定額制 |
契約形態 | 永久 | 年間 |
料金 | 32,184円~ | 900円~ (ユーザー/月) |
利用環境 | ローカル | クラウド |
同時利用台数 | 2台 | 15台 |
アップグレード | 非対応 | 対応 |
サポート | 2020年10月13日まで | 契約期間内 |
ライセンスの期間や支払い方法など、さまざまな点に違いがあります。
Office365 Businessは利用した期間に合わせて料金やサポート体制が適用されるので、従来のOffice製品よりも柔軟性が高いと言えるでしょう。
サポートも、契約期間中はずっとサポートが付いてくるのも安心点ですよね。
Office365 Businessには、選べる3つのプランが用意されています。
実際に、下記の比較表で3つの違いを確認していきましょう。
料金 (ユーザー/月) | officeアプリ | その他サービス | |
---|---|---|---|
Microsoft 365 Business Basic | 540円/月 (年間契約) | – |
|
Office365 Apps for business | 900円/月 (年間契約) |
| OneDrive |
Office 365 Business Premium | 1,360円/月 (年間契約) |
|
|
Microsoft 365 Business Premium | 2,180円/月 (年間契約) |
|
|
※WindowsPCのみ
各プランでそれぞれ価格とサービス内容に違いがあるので、自分のオフィスに合ったものを選んでみてくださいね。
Office365 Businessにはさまざまな魅力がありますが、中でも特徴的な3つをご紹介しましょう。
仕事効率化に活かせるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Office365 Businessでは、ライセンス契約をすることによって、スマホやタブレットといった複数のデバイスでOfficeアプリを利用することができます。
実際に1ユーザーで利用できるデバイスの数は、以下のとおり。
タブレットを紐づけすることで、外出先や自宅での仕事など、場所を選ばず利用できるのです。
従来のOffice製品は買い切りタイプのため、最新のOfficeを利用する場合は買い替える必要があります。
しかし、Office365 businessは使用月のみ料金が発生する更新制のため、常に最新バージョンのOfficeを利用できます。
Office365 Businessは、すべてのプランにOneDriveの容量が1TBになる特典がついています。
1TBあれば、容量の大きいファイルの共有問題なく行えるでしょう。
また外部ストレージを使用することによるセキュリティ―の危険性を回避できるので、非常に便利なサービスです。
OverDriveとは、Dropbox(ドロップボックス)のような役割を果たすマイクロソフト社の無料アプリです。
1つのアカウントで保存したファイルを複数の端末で利用できます。
ここではOffice365 Businessを導入してほしい3つの理由を見ていきましょう。
Office365 Businessを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
前述したように、Office365 Businessは常に最新のアプリを利用できます。
そのため社内のIT担当者も各PCのソフト管理が楽になりますね。
また常に利便性の高い状態で作業できるので、仕事効率化を望めるでしょう。
Office365 Businessは定額制のサブスクリプション型が採用されています。
月単位でライセンス契約の増減を調整できるため、社員の入社・退職に合わせて変更も可能です。
無駄なコストの削減も望めるでしょう。
会社によっては、使っているパソコンがMacやWindowsが混在しているといったケースもあります。
今までMacユーザーがOfficeを使用するときは、「Office for Mac」のライセンス取得が必要でした。
Office365 Businessなら、1ライセンスでWindowsとMac向け、どちらのOfficeアプリを利用することができます。
また、パソコンを買い替えても自分のライセンス情報を入力すれば、いままで通り利用することができます。
ここでは実際に、Office365 Businessの契約方法を説明していきましょう。
その手順は次のとおりです。
すでにMicrosoftアカウントを持っている場合でも、新規で専用のアカウントを作成する必要があるので覚えておいてくださいね。
Office365 Businessの契約が済むと、Officeアプリをダウンロードできます。
こちらの手順は、次のとおりです。
アプリをインストール後はライセンス認証が必要になります。
Office365 Businessの決済方法は、クレジットカードのみです。
使用できる国際ブランドは次の3種類になります。
支払い方法は、月もしくは年単位のどちらかお好きな方を選択できます。
従来のOfficeを使用している方の中には、Office365 Businessに抵抗を感じる方も少なくありません。
そこで利用してほしいのが、1カ月の無料お試しです。
申込方法としては簡単で、たったの4ステップです。
お試し版では、25人までのユーザーを設定することもできます。
30日以内での解約もできるので、Office365 Businessの利便性を堪能してから導入を検討するのもおすすめですよ。
ここでは試用版を解約する方法を説明していきましょう。
このように解約手順も簡単に行えるので、まずはお試しで利用してみてくださいね。
いかがでしたか。
今回は、Office365 Businessの概要や、プラン、契約の仕方など詳しくお話ししました。
ポイントとしては次の3つがあるので、覚えておいてくださいね。
「Office365 Businessを詳しく知りたい」
「新しくPCを導入するので、OfficeかOffic365businessのどちらにしようか迷っている」
といった方は、この記事を参考にぜひOffice365 Businessの検討をしてくださいね。
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