近年様々なコミュニケーションツールが登場していて、導入する際に悩んでしまいますよね。
「導入したのに使いにくいな…」
「たくさんある機能を使いこなせていない」
このようにならないように、導入した/しようとしているツールの特徴や機能を把握しておくことが重要です。
今回は、 Chatwork(チャットワーク)について詳しく説明していこうと思います!
気になっている方もすでに導入している方もぜひ見ていってくださいね。
チャットワークは現在約27万社で導入されており、導入企業の中には大和証券やKDDI、GMOなどの大手企業も多数存在しています。
また、BOXILという情報サイトで行われている「BOXIL SaaS AWARD2019」では、「スマートシンキング」「オーナーシップ」「コラボレーション」「スピード」の向上に総合的に貢献している企業として「High SOCS賞」を受賞しています。
つまり、チャットワークは多くの企業に満足され使われ続けているコミュニケーションツールなのです!
見た目もシンプルで操作が分かりやすいため、機械が苦手な人でもすぐに操作を覚えることができますよ♪
同じく人気のあるコミュニケーションツールであるSlackとの違い、気になりますよね。
無料版での相違点を表にしたので、ご覧ください。
Chatwork | Slack | |
タスク管理 | 〇 | △※1 |
外部連携 | 〇IFFT登録で600以上 | 〇10件※2 |
作成可能チャンネル数 | 無制限 | 無制限 |
サポート | ー | カスタマーサポート/メール |
※1:外部ツールと連携すれば可能
※2:有料版の場合は2000以上連携可能
価格での違いは以下になります。(年間払いの場合)
1ユーザー/月 | 1段階 | 2段階 | 3段階 |
Chatwork | 700円 | 1200円 | ー |
Slack | 850円 | 1600円 | 要相談 |
違いがはっきり出てくるのは価格の部分ですね。
無料版であればChatwork(チャットワーク)の方が外部連携可能数が圧倒的に多いようです!
Chatwork(チャットワーク)にはどんな機能が付いているのでしょう。
便利な機能を色々ご紹介します! 導入する際に参考にしてくださいね。
メインの機能です。
自分だけが見ることができる「マイチャット」、1対1でやり取りできる「個別チャット」、複数の人とやり取りができる「グループチャット」の3つがあります。
チャットでは文字だけでなく絵文字でも反応できるので、素早く反応したい時に役立ちます。
タスクの内容、期限(日にち・時間)、担当者を決めて保存することが出来ます。
タスクを追加するとページ右上の「タスク管理アイコン」に数字で表示してくれるため、タスクのやり忘れを防ぎます。
「タスク管理」では、未完了タスクと完了タスクを確認することが出来るため、頭が整理されて作業効率が良くなりますよ!
ただし、タスクの期限が切れても通知してくれる機能はまだ実装されていないので、その点はこまめにタスクの期限を確認するなどの工夫が必要です。
ファイルを共有できるのはみんな知っていると思いますが、ファイルだけでなく写真も音声も、位置情報も送ることができるのです。
また、右上の「ファイル管理アイコンをクリックすると、今まで送ったファイル一覧を見ることが出来ます。
ここから欲しいファイルを再ダウンロードできますが、
「ファイルを送った際の前後の会話を知りたいな。」という時には「追加時点に移動」をクリックすればそのファイルを送った時のやり取りに移動することができるのです!
また、あまり重くないファイルであれば、保存しなくてもプレビューを見ることもできますよ♪
メッセージ検索では、表示したいメッセージのキーワードを入力すれば、「新着順」「チャット別」「ユーザー別」で検索したキーワードが入ったやり取りを表示してくれます。
メッセージに移動することが出来るので、前後のやり取りも見れますよ。
ファイル検索機能は、見つけたいファイル名を入力すれば表示してくれます。
「ファイル管理」と同様に、ダウンロードしたりメッセージに飛ぶこともできます。
ビデオ通話、音声通話どちらか選んで通話することが出来ます。
ビデオ通話は、無料版では1対1のみですが、有料版では14人まで同時に通話できるようになります。
音声通話であれば、無料版でも100人まで同時通話できます。
ビデオ通話または音声通話を利用中に、自分の画面を通話メンバーに共有することができます。
業務の資料などを見ながら会議が行えるので便利です。
2021年2月から、パソコンだけでなくiOS版アプリでも画面共有を行えるようになったため、自宅や外出先でも気軽に画面共有を行いながら話し合いができますよ♪
【パソコンでの共有方法】
➀ビデオ通話か音声通話を開始する
➁通話中に画面右下に表示されるパソコンと矢印のマークをクリックする
➂終了する時も、同じマークをクリックする
【iOS版での共有方法】
➀ビデオ通話か音声通話を開始する
➁通話中の画面下にある「共有マーク」をタップする
➂ポップアップが立ち上がるので、「ブロードキャストを開始」をタップ
➃画面共有が開始される
➄終了時は、画面左上の赤い時刻部分をタップするか、チャットワークアプリを立ち上げる
➅「画面共有を停止」を押す
➆「画面のブロードキャスト」というポップアップが出るので、「停止」をタップ
画像出典元:ChatWork公式ページ
メッセージが届いたことを瞬時に通知してくれる機能です。
これを設定しておくとチャットが届いたことがすぐに分かるので、メールよりも相手とのやり取りをスムーズに行うことが出来ます。
自分宛のものだけ通知するようにしたり、グループごとに通知設定を変えることが出来るので、優先順位の高いものから反応することで効率UPです!
プロフィールを設定することが出来るため、自分の名前、トップ画、アイコン、メアド、所属組織、電話番号などを記入することが出来ます。
設定しておくと、外部の人と連絡を取る際には分かりやすくていいと思います。
スマホアプリ版では、アプリを開く際にパスワードを設けることが出来ます。
設定方法は以下のようになります。
2021年5月に10周年を記念して追加された機能です。
この機能があることで
などのメリットがあります。
この機能はユーザーから希望が多かったようで、今回の機能追加でさらに使いやすくなることでしょう。
【使い方】
➀ブックマークしたいメッセージを選ぶ
➁メッセージの下にあるバーの中から「ブックマーク」をクリック
➂チャット一覧に横にあるブックマーク一覧をクリック
➃ブックマークしたメッセージ・ファイル一覧が表示される
チャットワークには「概要」というメモのような枠が存在します。
これは、チャットの文章のように流れていかないので、グループ内で共有したい情報や、常に使用するページのURLや資料を載せておくことでさらに作業効率UPに繋がるのです!
気づいていない人も多いですが、ちょっとしたメモにも使えるのでとても便利です♪
チャットで送信した文章、相手から送信された文章を選択すれば、次に書く文章に引用することが出来ます。
どの文章に返信しているのかが分かりやすくて会話がスムーズに運びますよ。
また、送信された文章にカーソルを合わせた際に右下に出てくるメニューの中の「リンク」をクリックすれば、その文章に飛ぶことができるリンクが作られます。
流れてしまった会話をもう一度書く手間が省けて、その前後の会話も同時に確認できるため、相手にも内容が伝わりやすくなります。
この機能はどんどん活用すべきです!
スマホでの機能ですが、共有したい記事や気に入った記事などをチャットワーク上でシェアすることが出来ます。
インターネットだけでなく、Twitterやエバーノートなどもシェアできるようです。
「メッセージが来たから確認したけど、後でもう一度ゆっくりみたいな」と思うことはありませんか?
未読機能を使えば、一度見たメッセージを見ていないことにできます。
そうすると通知が復活するので、その後見忘れる心配がなくなります!
スマートフォンのカメラで名刺を読み取ると、AI‐OCR機能により携帯電話番号やメールアドレスを瞬時に読み取ります。
これにより、チャットワークで繋がる時に必要な情報を自動入力できるようです。
ChatWorkに招待する際に打ち間違えや入力の手間をなくすることができます。
現在、この機能はiOS版(バージョン6.23.0以降)でのみ利用可能になっています。
【使い方】
➀チャットワークアプリを開き、ユーザー追加の人型マークをタップ
➁上に並んでいるアイコンの中の「名刺読み取り」をタップ
③「カメラで撮影」と「カメラロールから選択」のボタンが出るので、撮影する場合は撮影のボタンをタップ
④「読み取り開始」をタップ
⑤カメラが起動するので、名刺を撮影して「スキャンを保持」→「保存」をタップ
⑥相手の連絡先を選択して、「招待を送信」をタップ
⑦送信先をよく確認して「送信」をタップ
⑧送信完了通知が来る
全ての内容を確認する必要のないグループってありますよね。
その場合は、このミュート設定が役立ちます。
ミュートにすると、自分宛のもの以外はそのグループでの投稿が未読で表示されなくなります。
自分が確認する必要のあるメッセージだけ通知されるので、メッセージをいちいち確認する手間がなくなりますし、自分宛はすぐに気づけるので便利です。
このように、チャットワークには仕事上で使える便利な機能が盛りだくさん!
今まで気づかなかった人も、ぜひ使ってみてね♪
今回は、知恵袋から探した悩みを解決しようと思います。
多くの人に役に立つものを選んだので、確認してみてください!
まずは、右上の人と+のマークをクリックします。
チャットワーク未登録の人、登録はしているがコンタクトが繋がっていない人に送ることが出来ます。
招待メールと一緒に任意でメッセージも送ることができ、メッセージは招待メール内に表示されます。
ユーザー登録している人を、名前やチャットワークID、メールアドレスで検索することができます。
検索すると下に候補者がでてきますので、追加したい人を見つけたら「コンタクトに追加」を押せば完了です。
グループチャットの右上の「+」ボタンを押し、自分のコンタクトに追加されている人の中からグループに追加したい人を選択することで追加することが出来ます。
招待リンクも表示されているので、それを個別チャットで送ることもできますよ。
歯車の設定ボタンを押して、「グループチャットから退席する」をクリックします。
退席するとグループ内のチャットが見れなくなり、再度参加する場合は参加メンバーに招待してもらう必要があります。
また、退席するとそのグループで設定していたタスクは削除され、送信したファイルも削除される可能性があるのでご注意ください。
グーグルドキュメント・グーグルスプレッドシートで可能です。
チャットワークでは、移動せずにグーグルドキュメントとスプレッドシートを編集することができます。
また、受け取った相手も閲覧や編集が簡単に出来るため、一つの文章を上書きしたり編集する際におすすめです。
エンタープライズプランという、管理に特化したプランでは可能です。
ただし、管理するのは行動が気になる人のものだけにしましょう。
全員分の管理は大変ですし、管理されすぎると従業員のストレスになる可能性が高いです。
ブラウザ:「デスクトップ通知」を設定すれば、通知を画面の右下に表示してくれます。
アプリ:通知機能のところで紹介したように、開いておけば数字で通知してくれます。
スマホなら、スマホ本体の機能で通知をどのように表示するか細かく決めることが出来ます。
2021年1月27日より、チャットワークアプリ上でのアカウント切り替えが可能になりました。
以前は、アカウントを切り替える際に毎回ログイン・ログアウトを行わなければいけませんでしたが、
事前にアカウントを登録しておくことで、すぐにアカウントの切り替えが行えるようになりました。
【アカウント追加方法】
画像出典元:チャットワークお知らせページ
【アカウント切り替え方法】
画像出典元:チャットワークお知らせページ
アカウントの切り替えが出てこない場合は、アップデートができていない可能性が高いです!
一度確認してみましょう。
チャットワークは、様々なツールと連携することでもっと効率のよいやり取りが可能になります。
これらと連携してチャットワークに通知が来るようにできるため、素早い対応や用法共有に役立ちます。
連携によりどんなメリットがあるのか、一部紹介していこうと思います。
Gmailと連携させることで、メールが届くと特定のグループチャットに通知が飛ぶようになります。
そのため、メール確認で一々Gmailを開く手間が省け、重要なメールのみを確認することができます。
また、チャットワークに通知が来ることで、メールの確認や返信忘れ防止になります。
GoogleDriveと連携させると、特定のフォルダにファイルが追加されたらチャットワークで通知されるようになります。
重要な書類がアップされた時にすぐに対応することができるので生産性がアップします。
また、経理や事務、お客様とフォルダを共有することで作成した書類をすぐ確認できるため、相手の動きに合わせてやり取りがしやすくなります。
Googleフォームとは、アンケートや問い合わせフォームを簡単に作成できるサービス。
チャットワークと連携すれば、普段は聞きにくい相談事や疑問を気軽に記入し送信することで、回答担当者に通知されタスク化されます。
タスク化されるため忘れずに回答してもらえます。
誰でも気軽に質問できる上に、質問と回答が溜まれば社内ヘルプの作成も可能です。
チャットワークのビデオカメラボタンからZOOMのを自動発行することができます。
ZOOMからURLをコピーする手間がなくなり、よりビデオ会議がやりやすくなります。
新規問い合わせや商談フェーズ・商談内容の更新があった際にチャットワークで通知されます。
問い合わせ関連の動きをセールスフォースを見ずに確認できるため、より素早い対応ができます。
指定したキーワードを含む投稿があった際、特定のグループチャットに通知を受けることができます。
メーカーなど、自社製品の投稿に反応を返す際に役立ちます。
このように、他サービスでの動きをチャットワークで通知してくれるため、動きが遅れたり返信を忘れたりといったことがなくなります。
とても便利な連携機能なので、使っているサービスがあればぜひ連携してみてください♪
導入を検討する際、やっぱり評判は気になりますよね。
実際に使った人の感想を見ることが決め手になったりします。
ここでは、実際に導入した人の良かった点、気になる点を紹介していきます。
ぜひ参考にして下さいね!
導入している方の感想に多い点は以上のような部分みたいだね。
重要なチャットが流れてしまうことを防ぐには、メッセージリンク機能を使ったりマイチャットにコピーするなど、自分で工夫することが大事だよ♪
チャットワークの価格とそれぞれのプランでつかえる機能はどんなものがあるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
フリープラン | ビジネスプラン | エンタープライズプラン | |
料金(1ユーザー/月) | 0円 | 700円(年契約) 840円(月契約) | 1200円(年契約) 1440円(月契約) |
ユーザー数 | 100人 | 無制限 | 無制限 |
コンタクト数 | 20人/ユーザー | 無制限 | 無制限 |
作成/参加可能グループチャット数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ビデオ通話 | 1対1 | 最大14人 | 最大14人 |
音声通話 | 1対1 | 最大14人 | 最大14人 |
2段階認証 | 〇 | 〇 | 〇 |
ストレージ | 10GB/組織 | 10GB/1ユーザー | 10GB/1ユーザー |
広告 | 表示 | 非表示 | 非表示 |
ユーザー管理※ | △(制限あり) | 〇 | 〇 |
メッセージ検索 | 最大200件まで表示 | 最大200件まで表示 (検索オプションあり) | 最大200件まで表示 (検索オプションあり) |
全て税抜き価格です。
※ビジネス=退職した社員のアカウントを削除できる
エンタープライズ=社員のチャットログ・エクスポート・IPアドレス制限など細かい設定ができる
尚、2024年8月29日以降は、フリープランの機能を変更する予定のようです。
ファイルやタスクは今まで通り全て閲覧できます。
過去のデータは保存されているので、有料プランに移行すれば全てのメッセージが閲覧可能です。
フリープランをお使いの方は確認して理解しておき、必要に応じて有料プランに移行手続きを行いましょう!
エンタープライズプランは、主にユーザー管理やセキュリティ面に関しての機能が増加しています。
セキュリティ面を強固にしながらコミュニケーションツールを使いたい!という方にはおススメのプランになっています。
いかがだったでしょうか。今回は、チャットワークに焦点を当てて詳しくご紹介しました。
少しでも導入の足掛かりになれたら幸いです。
最後に、チャットワークがおすすめな会社の特徴をご紹介します!
上記を踏まえて、ぜひ導入してみてくださいね♪きっと仕事の効率を上げることができますよ。
スラックとLINEWORKSを詳しく説明した記事も挙げているので、ぜひ機能や価格を比較してみてください!