プリンターを検討する上で、ランニングコストは重要です。
インクが安いプリンターを探している方の中には、
「どうしてインクが高いのか、理由が知りたい」
「インクが安いプリンターは何を基準に選んだらいいの?」
と疑問を持つ方もいますよね。
そこで今回は、安い機種の選び方や、おすすめの機種などについてご紹介します。
これを読めば、どのようにプリンターを選べばいいのかわかりますよ。
ぜひ読み進めてくださいね。
プリンターのインクって高いイメージがありませんか?
純正インクとなると1つ1,000円以上とかなり高額になります。
なぜこんなに高いのか、理由が気になる方も多いですよね。
純正インクが高い理由としては、
といったことが挙げられます。
純正インクはプリンターと合わせて作られるので、印刷中に機種本体を故障させる心配がなく、互換インクやリサイクルインクなどを使う場合よりもトラブルが少なくなると言われています。
また、保証がついているので万が一インク関連のトラブルが起こった場合も無償で修理を行うことができます。
しかし、純正インクを毎回買っていたらかなりのコストがかかってしまいます…。
互換インクには安価で品質の高い製品もあるため、用途などに合わせて選ぶと良いでしょう。
プリンターは数多く発売されているため、どの機種がインク代を安く利用できるか調べるのも一苦労ですよね。
実は、インクが安いプリンターには、これからご紹介する3つの特徴があるんです。
ぜひ読み進めていきましょう。
インクが安いプリンターは機種が新しいものが多い傾向があります。
新しいプリンターは、故障などで部品を交換したくなった時、メーカー側がすぐに対応してくれます。
しかし古すぎる機種だと、必要な部品がすでに生産終了になっている可能性があり、交換費用などの修理費が高くつく場合も。
インクが安く設定されているプリンターは、故障時の出費も安いのです。
プリンターのインクには数種類あり、その中でインクが安いプリンターは互換インクに対応しています。
互換インクは近年では低価格で品質の高い製品も多く、よく使用されています。
また互換インクは純正安価なので、実際にプリンターを使っている間のインク代も抑えられます。
最近では、大容量インクタンクモデルのプリンターも発売されています。
1回インク補充をすれば大量の印刷が可能になるだけではなく、購入時もインクをまとめて購入する形になるため、コストを安く済ませられます。
インクが安いプリンターを探す時は大容量インクタンクに注目しましょう。
インクタンクには、独立型と一体型があります。
一体型は一つの色がなくなったら他の色が残っていても交換する必要があるので余計なコストがかかります。
独立型であれば一色ずつ交換することができるので無駄がありません。
プリンターを選ぶ際は独立型を選ぶようにしましょう。
2つの違いについてはこちらで詳しく解説しています。
ここからは、インクが安いプリンターを選ぶポイントについてご紹介します。
インクの選び方などもご紹介するので、ぜひ注目してみてくださいね。
インクには純正インクだけではなく、他3種類のインク形態があります。
しかし、次の表のようにそれぞれにメリットやデメリットが存在するので、よく理解しておきましょう。
インクの種類 | メリット | デメリット | 価格 |
---|---|---|---|
純正インク |
|
| 1本:1,000円~パック:5,900円~ |
互換インク |
|
| 1本:500円~パック:1,800円~ |
リサイクルインク |
|
| 1本:700円~パック:2,600円~ |
詰め替えインク |
|
| 1本:1,200円~パック:2,900円~ |
プリンタ―を安く使いたい場合は安価なインクに適した製品を選ぶのがおすすめです。
現在販売されているプリンターの中には、互換インクやリサイクルインクに対応している機種があります。
「純正インク対応」の機種で互換インクなどを利用すると故障の原因になるので注意してくださいね。
なお、上記のデメリットで説明しているように、互換インクは保証対象外になったり認証されなかったりとそれなりのリスクもあります。
そのことを把握したうえで、慎重に判断してください。
インクカートリッジには、
の2種類があるので、それぞれ特徴などご紹介します。
メリットとデメリットについては、次の表を参考にしてください。
・インクと交換時にヘッドも新しくなる
・目詰まりなどのトラブルが少ない
・複数のインクが一体化されているため1色が無く
なると他の色が残っていても買い換えなければ
いけなくなる
プリンターのトラブルで、プリンターヘッドが詰まって印刷の質が落ちたり、印刷ができなくなることがあります。
これはプリンターのヘッドが劣化したために起こるトラブルなのですが、ヘッド一体型であればインク交換時にヘッドも新しくなるので、トラブルの心配が少なくなります。
独立型は使い切った色のみを交換することができるので、他のインクが無駄になりません。
ただ、プリンターヘッドの問題が起こると対処に時間がかかりやすく、場合によってはプリンターの買い替えが必要なケースもあります。
・それぞれの色が独立しているので、無くなった
色のみを交換できる
・ランニングコストを安くできる
・ヘッドが消耗すると目詰まりなどのトラブルが
起こる
・トラブルの対処が難しい場合がある
独立型のプリンターはヘッド一体型と比べ寿命が短いと思った方がいいでしょう。
※画像出典元:株式会社小柳中央道
画質は使用するインクの配色によっても異なります。
プリンターには、4色使用するものと6色使用するものがあるので、それぞれの特徴を次の表で確認してください。
配色 | 特徴 | |
---|---|---|
4色インク |
|
|
6色インク |
のいずれか6色 |
|
「主に写真印刷をしたい」「印刷品質を重要視する」という場合は6色インクがおすすめです。
「印刷品質にこだわりはない」「コスト重視」といった方は4色インクを選ぶといいですね!
インクには、
の2種類があり、プリンターによって適応しているインクタイプが異なります。
それぞれ次の表のように特徴があります。
インクタイプ | 特徴 | おすすめ使用方法 |
---|---|---|
染料インク |
|
|
顔料インク |
|
|
自分の使用用途に合わせてインクタイプを選びましょう。
ただ注意してほしいのが、互換インクを利用する時です。
プリンターによっては、純正インクでは顔料インクを使用する機種であっても、販売されている互換インクは染料インクのみというケースもあります。
基本的には、染料インクは顔料インクよりも粒子の粒が小さいので使用には問題はありませんが、「文書作成に使いたい」など目的を持ってインクを選ぶ場合は気をつけましょう。
一言でプリンターと言っても、
といった2種類に分かれます。
印刷量などによって適したプリンターが異なるので、それぞれの特徴を詳しくご紹介しましょう。
インクジェットプリンターは、インクに圧力を加えて粒子化し、用紙に噴きつけることで印刷していくプリンターです。
噴きつける方法は各メーカーによって異なりますが、その技術によって出来上がりにも影響があります。
メリット・デメリットについて、次の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
インクジェットプリンターは、導入費用が安く色の再現性などに強いです。
ただ、大量印刷をする場合は時間やコストがかかるため、印刷枚数が少なく印刷品質が高いものを求めている方や、色味が鮮やかなものを求めているに最適でしょう。
レーザープリンターは、印刷データーを画像化し、ドラム(感光体)を利用して用紙にインクを転写させる手法になります。
ドラムにレーザーを当てて、インクであるトナーを溶かし、紙に押し付けて転写する仕組みです。
メリット・デメリットについては、次の表を確認してみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
レーザープリンターは、モノクロ印刷や文章などを主に印刷し、印刷も大量に行うといった場合におすすめですよ。
インクジェットプリンターとレーザープリンターの見分け方などについては、次の記事も参考にしてくださいね。
どちらのプリンターの方がいいのか、判断しやすくなりますよ。
インクの消費を減らし、印刷コストを低く抑えたい方は大容量インクがおすすめです。
他にも、メンテンナンス時にインク消費が少ないとインクの減りが少なく済むでしょう。
ここでは、複合機・コピー機のプロオフィ助が、3つのおすすめ機種をご紹介します♪
2020年12月10日に発売された、エコタンク搭載のインクジェットプリンター。
A4プリントでモノクロ約0.7円、カラー約1.8円となっています。
インクはボトル式で、ボトルを差し込んでインクを足す方式になっています。
口コミによると、エコタンクであるためインクが全然減らず、快適に使えるようです。
しかし、インク代が安く済む代わりに本体代が高くなっています。
これはエプソンに限ったことではありません。
見た目もスマートで、色鮮やかな印刷が可能です。
ブラザーの大容量インクジェットプリンターは「ファーストタンク」という名前が付いています。
2021年9月1日に発売された最新のファーストタンクで、2021年度グッドデザイン賞を受賞している機種です。
ファーストタンクは、1回のインク交換で1年以上使用できるのが最大のメリットです。
大容量タンクを使用しているため、ページ当たりの単価が安く済みます。
また、インクを本体のサブタンクに注入するシステムを採用しているため、カートリッジが空になっても約200枚印刷が可能なのです!
カートリッジタイプなので、インク交換はカートリッジを差し替えるだけでOKです。
透明カートリッジなので、残量確認も簡単に行えますよ♪
こちらは大容量タンクではありませんが、「チュービングポンプ」というメンテナンス用のインクを出し入れできるポンプを採用しているため、メンテナンス時に使うインク量を減らすことができます。
コンパクト設計でちょっとしたすき間にも置くことができますし、スタイリッシュな見た目なので受付など人の出入りがある場所に置いても違和感がありません。
高画質・高解像度であるのにも関わらず、GELJETシステムという用紙の擦れやたわみ・紙詰まりを低減してくれるシステムを採用しているため、印刷ミスが起きにくくインクや紙の無駄遣いを減らすことができます。
上記3つの機種を比較してみたのでぜひ参考にしてください。
EW-M873T | DCP-J4140N | RICOH SG3200 | |
本体価格(オープン) | 68,200円 | 35,000円前後 | 27,000円前後 |
インク種類 | 独立型インク | 独立型インク | 独立型インク |
印刷速度(カラー/モノクロ) | 12枚/分、16枚/分 | 19枚/分、20枚/分 | 29枚/分、29枚 |
最大用紙サイズ | A4 | A4 | A4 |
料金と印刷速度でいうと、RICOHのSG3200が一番お得なようです。
印刷量が多い方は、定額プリンターサービスがおすすめです♪
大量に印刷をすることが多いと、インク代はもちろんプリンターの劣化なども問題が出てきます。
定額プリンターレンタルサービスであれば、定額費用の中に保守料やインク代全て入っているので、コストを気にせず印刷することが可能です。
しかも、故障してしまった場合も修理交換を行ってくれるので安心ですよ!!
定額プリンターレンタルサービスはたくさんありますが、中でも日本製のインクを利用できる「エコプリ」がおすすめです。
エコプリは、デジタル・コミュニケーションズが提供する、プリンターの定額制レンタルサービスです。
月額固定費の中に、インク代・カウンター料金・サポート代・プリンターレンタルがまるっと入って最低6,600円(税込7,260円)~契約できるのです!
また、「高品質な日本製インクを利用できる」という特徴があり、目詰まりなどインクが原因のトラブルを起こしにくく快適に印刷することができます。
さらに、エコプリであればさきほどご紹介した「RICOH SG 3200」を使うことができます!
スーパーライトプランなら月額7260円で利用できるので、ぜひ検討してみてください♪
エコプリについて詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。
エコプリに関するお問い合わせは、オフィ助が承っています。
気になる方はぜひお気軽にご連絡ください♪ 当社スタッフが「エコプリ」について丁寧にご説明させて頂きます。
いかがでしたか。
今回は、インク代が安いプリンターの特徴や、おすすめの機種などをご紹介しました。
重要なポイントは次の3つです。
「できるだけ、インクが安いものを探している」
「印刷コストを抑えられる機種の選び方を知りたい」
といった方は、この記事を参考にどんな機種がいいのか検討しましょう。
どんなプリンターを選べばいいのか迷ってしまう場合、複合機・コピー機のプロであるオフィ助が、最適なプリンターをご紹介させていただきます!
ご相談だけでも構いません。ぜひお気軽にご連絡ください!