A3サイズ対応の複合機・コピー機を検討していて、muratec(ムラテック)のMFX5180について調べている方の中には、
「MFX5180の概要を詳しく知りたい」
「MFX5180はどんな特徴があるの?」
などといった方も多くいます。
そこで今回は、MFX5180の基本的概要からスペック、実際に使用している方の口コミなど詳しくご紹介していきましょう。
これを読めば、MFX5180の魅力が十分に分かり、A3対応の複合機・コピー機探しに役立ちますよ!
ぜひ読み進めてくださいね。
A3複合機のスペース問題を解決するmuratec(ムラテック)MFX5180
小規模オフィスでは、複合機・コピー機の置き場所に困るといったことはよくあります。
特にA3サイズ対応の複合機・コピー機は大型サイズのものも多く、「A3対応の機種が欲しいけど、大きくてオフィスに置けない!」といった声も聞きます。
しかし小さいサイズを選ぶとなると家庭用レベルの大きさになり、大量の印刷には向かないなどといった機能不足の面も出てきますよね。
MFX5180の特徴は、なんといってもA3サイズ対応なのにコンパクト設計という点です。
接地面の幅も45cmと、家庭用A4対応プリンターよりも一回り大きい程度なので、省スペースで置きやすくなっています。
muratec(ムラテック)MFX5180の知って役立つ製品情報
まずは、MFX5180の基本的な情報をご紹介します。
製品名 | MFX5180 |
---|---|
読み取り解像度 | 600×600dpi |
書き込み解像度 | 600×600dpi |
ウォームアップタイム | 27.0秒 |
ファーストコピータイム | 4.8秒 |
連続複写速度※A4ヨコ | 白黒:18枚/分 |
大きさ(mm) | 幅583×奥行き629×高さ501 |
質量 | 約34.7kg(Isモデル:約35kg) |
機械占有寸法(mm) | 幅903×奥行き694(手差しトレイおよびADFを開いた状態) |
発売日 | 2015年8月 |
MFX5180は、複合機・コピー機では珍しくルーフカセットを採用しています。
原稿を置くガラス面の下にA3用紙カセットがあるため、用紙の補充も簡単です。
また、オプションでA4~B4用紙にも用紙カセット(1カセット300枚×2セット)を設置できます。
MFX5180の評価すべき3つの特徴
MFX5180にはたくさんの魅力がありますが、中でも特におすすめしたい魅力を、3つに絞ってご紹介していきましょう。
1. 卓上でも置ける驚異のコンパクト設計
まず注目してほしいのが、コンパクトさです。
MFX5180は、実際の本体寸法と接地寸法が次の表のように異なります。
幅×奥行き | |
---|---|
本体寸法(mm) | 502×538 |
接地寸法(mm) | 450×538 |
簡単に言えば、5センチほど接地寸法が短いので、少し頭でっかちな印象を持つ形になります。
しかしこれによって、コンパクト設計のままA3サイズにも対応し、卓上にMFX5180を設置することも可能なので、小オフィスでも導入しやすくなりました。
2. A3原稿分割読み取り機能搭載
表や裏・左右など、それぞれ分割して読み取った原稿を、自動的にA3用紙にまとめて印刷することが可能です。
例えば、A3サイズの本や資料などを等倍で印刷することも可能なので大変便利です。
また、原稿ガラス面ではB4サイズまでの読み取りしかできませんが、自動原稿送り装置(ADF)を利用すると、A3サイズの原稿を等倍率でA3用紙にコピーすることができます。
3. 操作しやすい7インチフルカラーパネル
7インチもあるフルカラーのタッチパネルは見やすく、そして誰でも操作できるようわかりやすく表示されます。
使う人に応じて、画面をカスタマイズできることも魅力です。
さらに、FAX等でよく利用する送信先を個人ごとに最大10件まで登録することができるので利便性が高いです。
操作パネルも角度調整が自由にできるので、電気や太陽の光などの反射を考える必要なく、オフィスのどこにでも設置することができます。
MFX5180のひと目でわかる機能・スペック表
ここからは、MFX5180が持つ機能について確認していきましょう。
最大原稿サイズ | A3 |
---|---|
カラー対応 | 白黒のみ |
コピー機能 | 〇 |
両面コピー機能 | 〇 |
プリント機能 | 〇 |
FAX機能 | 〇 |
ソート機能 | 〇 |
フィニッシャー機能 | × |
スキャン機能 | 〇 |
Mac対応 | × |
無線LAN機能 | △※オプションで追加可能 |
メモリ・RAM | 58MB |
HDD容量 | ― |
印刷できる色はモノクロのみですが、ビジネスに必要なFAXやスキャン機能など付帯されています。
また、利用していない時には節電モードがはたらき、従来機に比べ30%ものコストの削減も可能です。
オプションで無線LAN機能を付けると、タブレットやスマートフォンからも画像や文書を印刷することもできますよ。
MFX5180のもっと便利に使えるおすすめ機能
オフィスで利用するには申し分ない機能が搭載されているMFX5180ですが、利用するともっと便利で、仕事の効率も上がる機能の数々をご紹介していきます。
まずは次の表を確認してみましょう。
センターマーク印字 | 用紙の中心に印刷することができる |
---|---|
受信ファクスプレビュー |
|
ひと目でわかるサムネイル&カレンダー表示 | 受信したFAX・スキャンした文書をサムネイルで表示 |
簡単カバーページ作成 | カバーページの原稿を登録して挿入位置を設定することで、宛先・送信者などが自動挿入されて送信できる |
ユーザー送信履歴保存 |
|
モバイル連携 | オプションでFaxreplyや無線LANを利用し、外出先やオフィスでも自由に印刷・FAXの確認・返信などが行える |
ユーザー送信履歴保存や、簡単カバーぺージ作成などは、Information Severを利用することで利用可能です。
MFX5180は、さまざまな機能を使いこなせば、印刷にかかるコストの削減や業務の効率化を図ることができます。
知っておきたいMFX5180の実際の価格
複合機・コピー機を検討する上で、導入コストを考えることは大切ですよね。
そこで、MFX5180のコストについてお話ししますので、まずは次の表を確認してください。
本体価格 | 618,000円 |
---|---|
オプション料金 | 無線LAN機能:25,000円 |
搬入費用 | 約35,000円 |
リース料金(5年) | 6,934円/月 |
カウンター料金 | 白黒:2円 |
保守サービス | メーカー保守 |
購入という形で、MFX5180を導入するのであれば、約62万円に搬入費用もあり総額で653,000円が最低でもかかるということになります。
初回導入コストとしては、厳しいという方も多いのではないでしょうか。
そういった方は、リースでの利用も検討してみましょう。
リースであれば、保守料込みの6,934円/月で使い始めることができますよ。
MFX5180のよくある3つの質問
どんな複合機・コピー機であっても、トラブルや疑問はつきものです。
そこで、MFX5180のよくある質問を3つご紹介します。
事前に把握しておくと、万が一トラブルがあっても安心ですよ。
1. 印刷できないときはどうする?
印刷できなくなった場合、MFX5180とPCとのつなぎ方によって対処方法は異なります。
PCとLANケーブル・Wi-Fiでつながっている |
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USBケーブル接続 |
|
まずは、MFX5180のパネルにエラーが表示されていないか確認しましょう。
インターネット環境を変えてから印刷ができなくなった場合は、IPアドレス等が間違っていることがよくあります。確認して設定し直すなど対処しましょう。
それでも印刷されないときは、何らかのトラブルがあったことも考えられます。
メーカーもしくはリース会社などに連絡をして対応してくださいね。
2. リサイクルトナーは使える?
他会社ではありますが、MFX5180用のリサイクルトナーも発売されています。
そのため、リサイクルトナーを使用することも可能ですが、保守契約の内容を確認してから使いましょう。
トラブルが起きても、場合によっては保守対象外になり、修理費を全額負担しなくてはいけなくなる可能性もあります。
3. 対応ドライバーはどれ?
ドライバーの入手は、CD もしくはムラテックの公式ページから可能です。
CDでドライバーをインストールする場合は、USB接続とネットワーク接続があるので、どちらかを選びましょう。
MFX5180は、Windowsシリーズのみ対応しています。
Macなどには対応していないので注意しましょう。
オフィ助担当者が教えるMFX5180の豆知識
皆さんA3が使いたいけど、置く場所が卓上しかない!なんてことがあるんじゃないでしょうか。
とはいえ、A3複合機はサイズが小さくても60cm四方の大きさと、75cm近くの高さがあります。
これだと、机のスペースも取っちゃうし、高さも高くてなかなか使いにくい…。
そんな時におすすめなのが、ムラテックのMFX-5180です。
この機械、モノクロ機ではあるものの、アイデアによりサイズを極限まで落としています。
そのサイズ、なんと幅502mm×奥行き585mm×高さ538mm!
幅を100mm近くダウンサイズしているのです。
しかも、これは一番出っ張っているところのサイズで、机の接地面は、450mmしかありません。
このサイズであれば十分机におけるサイズです。
では、どうしてこんなにちいさなサイズになったかというと、B4サイズ以上の大きさの用紙をセットするカセットの場所にあります。
通常ですと、用紙はサイズに関係なく複合機の下方に入れるのが常です。
しかし、このMFX-5180は大きいサイズの用紙をセットするカセットを、どうしてもサイズが大きくなってしまうガラス面のすぐ下にセットしているのです。
これにより、複合機の下部の寸法を極限まで小さくしているのです。
さらに、ガラス面についても工夫があります。
なんとガラス面のサイズがB4しかないんです。
それじゃあ、A3のコピーが取れないではないか、と思うかもしれません。
しかし、そこはもうひと工夫で、A3をコピーする際は半分ずつをスキャンして、それを合成することで、完璧なA3データを作ることができるのです。
これによりガラス面の問題もクリアしています。
因みに通常用紙のA3であれば、上部の自動原稿送り装置を利用して、簡単にスキャンもできます。
MFX5180を実際に利用している人の口コミ
高機能であっても、それが利便性に直結するわけではありません。
複合機・コピー機を選ぶうえでは、実際に使用している方の感想も大切です。
ここでは、実際に使用している方の口コミをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
学校で導入されて、低めのスチール棚の上に置いて、大きめの複合機のサブとして使用しています。
使用感としては、特に問題もなく不満もなく利用できています。
ただ、電源入れてからの立ち上がりが少し遅いかなと感じます。
男ですがあまり背が高くない私にとって、棚においてもコンパクトで使いやすいので、メインの複合機よりも利用しています。
ネット販売をしているので、納品書などモノクロメインの印刷が多いため、A3もプリントできるMFX5180に決めました。
結果、とても満足しています。
A4の原本2枚を1枚のA3にまとめられるなんて、保管書類の量も減ってうれしいです。
まとめ
今回は、ムラテックのMFX5180の概要やスペック、口コミなど詳しくご紹介しました。
ポイントとしては次の3つになります。
- MFX5180はA3対応なのにコンパクト設計のモノクロ印刷専用複合機
- A3サイズ用ルーフカセット搭載
- 機能を使いこなすと、コスト削減・作業の効率化が可能
「A3対応で置き場所に困らない複合機を探している」
「できれば、コスト削減なども視野に入れて利用したい」
といった方は、MFX5180を検討してみましょう。
オフィ助は、複合機・コピー機の案内に熟練していると自負しています!
- コストを抑えてA3複合機を導入したい
- 複合機を導入したいんだけど、そんな特徴がある機種がいいのかわからない
など、漠然とした疑問や希望でも構いません。
全ての知識を活かして、お客様に最適な1台をご紹介させていただきます!
ぜひお気軽にオフィ助までご一報ください!
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