「個人事業主でもコピー機をリースすることができる?」
と疑問に思う人は多いのではないでしょうか。
個人事業主でもコピー機のリース契約をすることができるので安心してください♪
今回は、個人事業主でコピー機リースを行うメリット・デメリット、注意点などを紹介しようと思います。
これからコピー機を導入しようと考えている個人事業主の方はぜひ参考にしてください。
個人のコピー機・複合機はどこで買える?
個人用のプリンターは、ネットや家電料品店で購入できます。
しかし、業務用複合機はネットや家電料品店では売っていないので、コピー機専門の販売業者に連絡をして導入する必要があります。
家庭用と業務用では耐久性やコスト、印刷速度などさまざまな違いがあります。
一般的に、業務用の方がコストパフォーマンスが高くできているので、耐久性・コスト・印刷速度ともに家庭用よりも優れています。
また、業務用はトナーと呼ばれる粉末状のインクを紙に吹きかけて印刷する方法が主流で、滲みにくく文字メインの印刷に向いています。
このように、家庭用だと壊れやすく印刷コストも高いので、個人事業主であっても業務で使うコピー機・複合機は業務用のものを使うことをおすすめします。
コピー機を導入する時の選択肢は3つ!
業務用コピー機を導入する方法は3つあります。
- リース
- レンタル
- 購入
それぞれかかるコストや所有者、使用可能期間が異なるので違いを見ていきましょう。
リース
リースとは、顧客が選んだ商品をリース会社が代わりに購入し、顧客に長期間貸す取引のことを言います。
リース会社が代わりに購入してくれるため、毎月定額料金をリース会社に支払う形になります。
初期費用を抑えながらも好きな機種を選ぶことができます。
その代わり、手数料がかかるので通常よりも支払う金額が高くなります。
レンタル
レンタル会社に短期間コピー機を貸してもらう取引のことを言います。
ほとんどのレンタル会社では1年未満でのレンタル期間となり、その分審査などがないのですぐに借りることができます。
「すぐにコピー機を使いたい、期間は短くて大丈夫」という場合はレンタルがおすすめです。
ただし、レンタル会社で取り扱っているものしか選べないので、好きな機種を新品で借りることはできません。
買い取り
コピー機をその場で買い取りするという方法です。
業務用コピー機は高額なので、初期費用の負担が大きくなります。
その分、自分の資産となるので無期限で使い続けることができます。
コピー機購入の資金がある場合は買い取りがおすすめです。
今回は、個人事業主のリース契約について詳しく解説していきたいと思います。
個人事業主がリースをするメリット・デメリット
個人事業主がコピー機を導入する際にリース契約を選ぶメリットとデメリットの両方を紹介したいと思います。
リスクを考慮してリースを選ぶかどうか判断してください。
メリット
初期費用が安く済む
リース会社が先に購入してくれて、顧客はその費用を毎月定額で支払います。
そのため、業務用コピー機の本体代を一気に払う必要がなく、初期費用を安く済ませることができます。
独立したばかりなど資金がない場合も気にすることなく新品を導入できるのがメリットです。
定期的なメンテナンスや修理対応もある
リース契約では保守契約も同時に結びます。
保守契約を結ぶことで、定期的なメンテナンス・修理対応・トナー交換など、さまざまなサービスを受けることができます。
定期メンテナンスを受けることで複合機の寿命も延びるので、保守契約で長期間安心して使うことができるのです。
経費として計上できる
法人と同様、個人事業主もリース契約の費用を全て経費計上できます。
そのため、確定申告時に経費申請すれば、所得税を抑えることができます。
また、リース契約で使用している商材はリース会社のものなので、資産ではありません。
減価償却を考えなくていいので、経費処理の手間がかからないのもメリットです。
好きな機種を新品で使える
リース契約では、レンタルと違い制限なく商材を選ぶことができます。
複合機も同様、好きな機種を新品で使用することができるので、初期費用をかけずに新しい複合機を使用できます。
昨日が古いものやいつ壊れるか分からないものを使うことがないので、ストレスなく導入できます。
デメリット
トータルコストが高くなる
リース契約の場合、リース会社が代わりに購入してくれるため、その分の手数料がかかります。
本体代+手数料の支払いが必要になるので、トータルコストが高くなってしまいます。
資産にならない
リースの場合、複合機はリース会社の所有物になります。
リース料金を払い終えても資産にはならないことを知ってきましょう。
リース会社から借りている状態なので、勝手に廃棄したり傷をつけたりしてはいけません。
途中解約ができない
リースの場合、基本的に途中解約ができないことになっています。
しかし、リース残高が少なくなってきたら新しい機種に残りのリース代を上乗せして機種を入れ替えることは可能です。
詳しくは販売業者の担当に聞いてみてください。
審査が必要
リース契約では、契約前に審査が必要になります。
ちゃんと借りたお金を返せる人か、信用度がどのくらいあるかを確認するためです。
信用度が低いとリース会社がお金を回収できないリスクが発生するので、審査に落ちてしまいます。
自分の信用度を確認してからリースを検討しましょう。
要確認!個人でコピー機をリースする時の注意点
では、個人事業主がコピー機をリースする時の注意点を紹介していきます。
リース契約前にしっかり確認しておきましょう。
リースのからくりを知る
コピー機のリース契約は、コピー機専門業者を通して行われます。
業者の数が多いので、悪徳業者も存在していることを把握しておきましょう。
- リース契約期間を長くして、月額費用が安くなったように見せかける
- リースの残責に余計な分を加えた料金を上乗せする
- カウンター料金を通常より高くする
など、知識がない人から多くお金をとろうとしてきます。
からくりを知っておくことで、悪徳業者を避けることができます。
リースのからくりについて次の記事で説明しているので、ぜひご覧ください。
一社だけで決めない
業者をよく調べずに最初の一社だけで決めてしまうのはやめましょう。
「相みつ」といって複数の業者を比較することで、よりお得な業者と契約できます。
相みつを取ることで悪徳業者に引っかかりにくくもなるので、ぜひ複数社を比較してみてください。
審査期間などを加味して契約時期を考える
リースでは、契約まではスムーズにいっても審査で時間がかかることもあり、業者のスケジュールによっては納入までにも時間がかかる場合があります。
4月などの繁忙期は避けるというのも重要ですが、ある程度時間がかかることを考えて、余裕をもって導入準備を始めましょう。
場合によっては中古やレンタルも検討する
リースは一度契約すると5,6年は解約できません。
また、リース会社から借りている状態なので資産になりません。
かなり長期間の使用予定がないなら、レンタルを利用することも検討してください。
また、そこまでスペックが高いものを望んでいないなら、中古の複合機を購入するというのも一つの手です。
初期費用も安く済みますし、資産になります。
ただし、中古の場合はいつどのタイミングで故障するか分からないというリスクがあることを把握しておきましょう。
個人事業主におすすめの複合機3選
今までさまざまな複合機を販売・導入してきたオフィ助が、個人事業主におすすめの複合機を3つ紹介します。
ぜひ参考にしてください。
シャープ BP-20C25
業界最小サイズの複合機で、横幅と奥行きが56cm×56cm、重さは53kgとかなり軽量です。
コンパクトサイズなので、机の上に置くことができます。
もちろん、給紙カセットをつけることで床置きもできるので、事務所のサイズに合わせて臨機応変に置き場所を考えることができます。
小さいながらもコピー・プリント・スキャン・ファクス機能が標準搭載されており、両面自動原稿送り装置も付いているので両面印刷も可能です。
モバイル端末からのプリント・スキャンができるSharp desk Mobileにも対応います。
オプションではありますが、無線LAN接続もできるのでコードレスで利用できます。
カラー対応 | フルカラー |
最大複写サイズ | A3 |
連続複写速度(A4・B5 ヨコ) | 25枚/分 |
大きさ | 幅560×奥行560×高さ653㎜ |
重さ | 約53㎏ |
発売日 | 2019年7月 |
発売日が少し前ですが、その分安く導入できると思います。
機能や特徴など、詳しくは次の記事で紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。
京セラ TASKalfa4054 ci
AI機能を搭載したフルカラーA3複合機。
モバイル端末やICカードを使用して、複合機のパネルに触れずに操作できます。
自分の席にいながら操作ができるので、作業効率アップにつながります。
AI機能について、コピーでは、解像度の低い写真やロゴの画像が使われた文書を印刷する場合に、元の解像度よりも高画質にして印刷してくれます。
スキャンでは、原稿を読み取る時に手書き文字を認識し、元の画像はそのままで手書きの部分を強調して読みやすく印刷してくれます。
セキュリティ対策もしっかりしているので、安心して使用できます。
カラー対応 | フルカラー |
最大複写サイズ | A3 |
連続複写速度(A4 ヨコ) | 40枚/分 |
大きさ | 幅602×奥行665×高さ790㎜ |
重さ | 約95㎏ |
発売日 | 2021年9月 |
富士フイルムBI Apeos C4030/C3530
コンパクトサイズでありながら高速プリントが可能で、さまざまなクラウドサービスとの連携ができます。
コンパクトサイズなので、小規模オフィスでもストレスなく配置できます。
起動が早く、電源を入れてから7秒以内に操作パネルが使用できます。
最大2860枚の給紙容量があり、大量印刷が可能です。
オプションではありますが、無線LAN環境に対応しています。
Wi-Fi Directは最大5台まで同時接続できます。
セキュリティ対策もしっかりしており、
- 米国セキュリティ対応基準への準拠
- 新しいプロトコル「WPA3」への対応
などなど、ネットワーク接続の安全対策やデータの漏えい防止対策を強化しています。
Apeos C4030 | Apeos C3530 | |
カラー対応 | フルカラー | フルカラー |
最大複写サイズ | A4 | A4 |
連続複写速度(A4・B5 ヨコ) | 40枚/分 | 35枚/分 |
大きさ | 幅470×奥行500×高さ582㎜ | 幅420×奥行500×高さ565㎜ |
重さ | 35㎏ | 34kg |
発売日 | 2023年1月 | 2023年1月 |
どれも素晴らしい機能が搭載されているので、欲しい機能に合わせて選んでみてください。
コピー機のリースならオフィ助にお任せ♪
個人事業主がコピー機のリース契約をする場合は、メリットとデメリットをしっかり把握して、損なく契約できるかを確認してからにしましょう。
長期間解約できないので、そこもしっかり加味して契約しましょう。
オフィ助では、上記で紹介したシャープ・京セラ・富士フイルムBIの複合機を取り扱っています。
小さな悩みでも構いません、少しでも気になることがあればお気軽にご連絡ください♪
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