会社では機密情報などを取り扱っているため、それらが流出しないためにシュレッダーが必須ですよね。
しかし、シュレッダーを導入する際どれにすればいいか分からない方も多いと思います。
そこで今回は、シュレッダーの選び方やおすすめを紹介したいと思います。
シュレッダーは種類が3つある
シュレッダーには、「自動給紙シュレッダー」「電動シュレッダー」「手動シュレッダー」の3種類があります。
それぞれ説明していきます。
自動給紙シュレッダー
紙をシュレッダーの上に置いておくだけで自動裁断してくれます。
紙をシュレッダーにセットする必要がないので、一度にたくさんの紙を処理したい場合におすすめです。
自動で紙を送ってくれるので、裁断が終わるまでその場で待つ時間をなくして作業効率を上げることができます。
ただし、サイズが大きく値段も高いというデメリットがあります。
電動シュレッダー
手差しに紙をセットすることで、自動裁断してくれます。
セットが必要ですが、いくつかまとめて裁断できるのが特徴です。
卓上から大型のものまで種類が豊富なので、会社の規模や使用頻度に合わせて選ぶことができます。
ただし、連続使用時間が決まっているため、休止時間が必要になります。
一度にセットできる紙の量は自動給紙シュレッダーよりも少ないので、多すぎる場合は複数回に分ける必要があります。
手動シュレッダー
手動の鉛筆削りのように、ハンドルを回すことで紙を裁断してくれます。
電源が不要で場所を選ばず使うことができる、卓上サイズがメインで価格も安いです。
ただし、小さいので大量裁断には向いておらず、電動のものに比べたら処理速度が遅いので会社には向かないかもしれません。
シュレッダーの選び方、気にしてほしい10のポイント
では、シュレッダーを選ぶうえで重要な10個のポイントを紹介していこうと思います。
➀大きさ
まずはシュレッダーの大きさです。
卓上サイズから大型サイズまでありますが、会社で使うなら中型以上がおすすめです。
シュレッダーの大きさに比例してダストボックスの大きさも変わります。
導入前に置く場所をある程度決めておくと、サイズも決めやすくなります。
➁裁断可能枚数
一度に裁断できる枚数はどのくらいか確認しましょう。
裁断可能枚数は5枚~20枚と機種によって異なります。
一度に裁断できる枚数が増えるほど処理能力は高くなります。
ただし、連続して裁断する場合は最大裁断枚数よりも定格裁断枚数を確認しましょう。
定格裁断枚数とは、安定的に裁断できる枚数のことです。
定格裁断枚数で使用することで、故障やトラブルを防ぎシュレッダーを長持ちさせることができます。
③裁断可能サイズ
シュレッダーの裁断サイズは機密情報を扱う上で重要です。
裁断サイズには種類があり、
- 縦方向にカットするだけの「ストレートカット」
- 縦切りの後に横切りを行う、一度の裁断枚数が多い場合に使用される「スパイラルカット」
- 縦切りと同時もしくは一定間隔で横切りを行う、一般的に使われている「クロスカット」
- クロスカットと同じ方法でさらに細かく裁断される、最もセキュリティレベルが高い「マイクロクロスカット」
機密情報を取り扱っており、セキュリティ面も重視するならマイクロクロスカットがおすすめです。
④対応する紙のサイズ
投入口のサイズの幅によって投入可能な紙のサイズが決まっています。
サイズ内のものであれば、折らずにそのまま投入できるので手間が省けます。
基本的にはA4サイズが多いと思いますが、A3サイズなど大判用紙の使用頻度が高い場合はそれに対応したシュレッダーを導入しましょう。
⑤裁断速度
シュレッダーの裁断速度は、早ければ早いほど待ち時間が短縮されます。
1分間に何m裁断されるという形で表示されるため、確認してみてください。
一般的な速度は2,3m/分です。
⑥連続使用時間
連続使用時間は、どのくらいの時間連続してシュレッダーを使用し続けられるかを表します。
これは、熱による故障を防ぐために機種ごとに決められている数値です。
連続使用時間に達するとシュレッダーは自動で停止し、熱が冷めるまで使うことができなくなります。
シュレッダーの使用回数が多い場合は、連続使用時間が長いものを選びましょう。
⑦ダストボックスの容量
ダストボックスの容量が大きいと、ごみを出す回数を減らすことができ手間が省けます。
大型サイズの方がダストボックスの容量も大きくなるので、大容量がいい場合は大型サイズがおすすめです。
⑧モーターの音
電動シュレッダーはモーターが稼働するため、稼働音が気になる場合があります。
稼働音はシュレッダーの大きさや機種によって異なるので、気になるようであれば静音タイプのものを選びましょう。
⑨機能性の有無
シュレッダーの機能の幅も確認しましょう。
- ホチキスを外さずにシュレッダーにかけられるホチキス対応のもの
- カードやCD、DVDの裁断もできるもの
- 紙を専用トレイにセットして自動裁断してくれる「オートフォード機能」がついたもの
- 紙詰まりを直せる「リバース機能」がついたもの
などなど、機種によって搭載されている機能はさまざまです。
利用環境や必要な機能に合わせてシュレッダーを選んでください。
⑩キャスターの有無
キャスターがついていると、掃除の時に移動したり近くまで持ってきたりできます。
通常はストッパーで固定できるものが多いので、キャスター付きはおすすめです。
シュレッダーの価格相場は?
シュレッダーはどのくらいの価格が適正なのか気になりますよね。
手動シュレッダーの場合は数千円で購入できるので、相場は2000~3000円です。
3000円くらいになるとマイクロカットができるものを選ぶことができます。
電動シュレッダーの場合はピンキリで、数千円~数十万まで幅広い価格が設定されています。
相場は20000円くらいです。
10000円以下の電動シュレッダーは裁断量や耐久性が低いため、シュレッダーの使用頻度が高い場合は5万円以上のものがおすすめです。
自動給紙シュレッダーン場合も、1万~数十万円まで価格設定が幅広いです。
相場は30000円くらいです。
おすすめのメーカー3選
シュレッダーを販売しているおすすめメーカーを3つ紹介します。
ぜひ参考にしてください。
明光商会
創業から60年以上、シュレッダー業界のトップメーカーとして実績を積み重ねてきた企業。
技術力と品質も高く、航空部品にも使用される金属を使用しているモデルもあるようです。
アフターサービスもしっかりしているので、購入後も安心して使い続けることができます。
値段は数万円のものから数十万のものまで取りそろえられており、オフィスの規模や希望性能に合わせて選ぶことができます。
価格がある程度高くても、品質が高くて安心して使えるものが欲しいという場合におすすめです。
アイリスオーヤマ
シュレッダー専門ではありませんが、他メーカーと同等の商品を低価格で購入できるという特徴があります。
商品の企画・開発のスピードが速く、次々に新しい商品を出してくるのでニーズに合ったものを見つけやすいです。
お試しでお手頃なシュレッダーを手に入れたいという場合におすすめです。
特に家庭用シュレッダーが人気です。
フェローズ
アメリカのメーカーで、シュレッダーはアメリカで高いシェアを誇ります。
フェローズのシュレッダーは艶感のある黒色が特徴で、どんなオフィスにもなじみます。
業務用がメインですが、コンパクトサイズのシュレッダーもあり、家庭でも使いやすいサイズ展開になっています。
もちろん大型の自動給紙シュレッダーもあるので、企業の大きさに合わせて選ぶことができます。
国内では、小~中規模企業向けのシュレッダーの販売実績が多いです。
小~中規模企業だけど、品質が高いシュレッダーを導入したいという場合におすすめです。
シュレッダーはオフィ助にお任せ♪
オフィ助では、上記で紹介したメーカーのシュレッダーを取り扱っています。
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