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コピー機は落雷で故障する!?トラブル事例や対処法、落雷から守る対策法など分かりやすく解説!

雷が鳴ると、パソコンのデータが飛ばないか不安になりますよね。

実は、コピー機・複合機も落雷によるトラブルが発生する可能性があります。

どんなトラブルが発生するのか、対処法や対策方法を確認していきましょう。

 

雷でコピー機が故障する!?

雷 コピー機 故障

雷が落ちると、大量の電気が一気に流れ込むため、電気を原動力としている電化製品の多くでトラブルが発生します。

コピー機も電気を原動力に動いている機械であり、普段安全に動作させるために流れ込む電力に制限が設けられています。

 

しかし、落雷によって限度を超える電気が流れ込んでしまうと、コピー機内の電子部品や配線が故障したり焼損を引き起こしたりするリスクがあります。

 

コピー機は精密機器であり、たくさんの電子機器を搭載しているので、このような過電流に非常に脆いという性質があります。

 

建物自体に雷が落ちなくても、近くに雷が落ちるだけで雷サージ(落雷時に一時的に発生する過電流)が発生するため、十分な注意が必要です。

 

雷が発生しやすい時期を把握しよう

雷は、6~8月、12月~2月に発生しやすいです。

夏は太平洋側、冬は日本海側で発生しやすくなっています。

 

夏の雷は夕立や集中豪雨とともにやってきますが、冬は大陸からの冷たい季節風が日本海で暖かい水蒸気を多く含んで発生した積乱雲が、日本海側に流れ込むことで発生します。

 

冬に日本海側で発生する雷は放電時間が長く、エネルギーが非常に大きいのが特徴なので、日本海側では冬の落雷に注意してください。

 

落雷によるコピー機のトラブル事例

落雷によるコピー機のトラブル事例

落雷によって、コピー機にどんなトラブルが発生するのでしょうか。

ここで把握していれば、トラブルが発生した時すぐに原因を把握してそれに合った対処ができます。

見ていきましょう。

 

電源が入らない

落雷によって電源ケーブルから電力が複合機内に流れ込み、複合機のメイン基板を破壊してしまうことで、電源が入らなくなります。

部品を交換することで復旧できますが、被害が大きい場合は機械本体を交換する必要があります。

 

機能の一部が使えない

落雷による電流の流れ込みによって、一部の機能を操作する基盤が破壊されてしまうと、他は大丈夫でも一部機能が使えなくなる可能性があります。

 

エラー表示が消えない

タッチパネルや一部の機能でエラーが消えなくなることがあります。

機械内部のファームウェアが故障してしまっているなどの理由があります。

 

ネットワークに繋がらない

コピー機かルーターが落雷の影響を受けると、インターネットに繋がらなくなることがあります。

ルーターが故障している場合、すべての電子機器でネットワークの接続が切れるので、それを確認してください。

 

コピー機が故障した場合、リースなら保険が適用するかも

動産総合保険

落雷によってコピー機が故障した場合、通常は修理代や交換費用がそのままかかります。

 

しかし、リース契約であれば「動産総合保険」が適用される可能性があります。

 

動産総合保険は、会社で使う什器や機器、個人で使う家具や楽器を対象とした総合保険です。

これらの運送中や使用中に発生した盗難や破損、事故による損害を補償してくれます。

 

補償適用ケースでは、偶然発生した自然災害による故障や破損も含まれているため、落雷によるトラブルも補償対象となる可能性が高いです。

 

補償期間は、リース開始からリース期間が終了するまでです。

補償額は、損害範囲や保険会社によって異なります。

 

また、保険料も保険期間、補償範囲、免責金額によって変動しますが、一般的に保険料率の相場は1~2%のことが多いようです。

 

動産総合保険について、下記の記事で詳しく説明しているため、こちらも合わせてご覧ください。

リースに付保している動産総合保険とは?対象や補償内容、補償金額などわかりやすく解説します
動産総合保険は、高額な買い物をした時に加入すべき保険です。 加入しておけば、万が一自然災害や盗難にあった際に補償してくれます。 今回は、動産総合保険とはどんなものなのか紹介していこうと思います。 動産総合保険とは 動産総合保険と...

 

落雷から守るための対策方法3選

落雷から守る 対策方法

落雷でコピー機が故障してしまう前に、事前にできる対策方法を知っていきましょう。

 

雷サージ対応の電源タップを導入する

建物に直接雷が落ちた場合に発生する雷サージを防ぐのは不可能と言われています。

しかし、雷サージ対応の電源タップがあれば、雷によって流れ込む大量の電流を防いでくれるため、落雷によるトラブルを回避できます。

 

雷サージ電源タップは、コンセントとコピー機の電源ケーブルの間に取り付けるだけで効果を発揮します。

電源タップには、雷サージを吸収する素材(バリスタ)を内蔵しているタイプと、雷サージをアースへ逃がす機能があるタイプがあります。

 

種類によって防げる落雷の種類が異なるので、どちらを導入するかは周辺の環境と発生しやすい落雷を確認してから決めましょう。

 

雷予報があったら全てのケーブルを抜く

雷注意報が出ていたり、遠くで雷の音が聞こえ始めたりしたら、つながっているケーブルを全て抜きましょう。

電源コード、電話回線、USBコード、外部とつながっているケーブルなど、つないでいるケーブルは全て抜いて雷に備えましょう。

ケーブルから電流が流れ込む可能性が高いので、全て抜くのが一番手っ取り早い対策方法です。

 

定期的にバックアップを取る

雷サージでコピー機が故障した場合、中にあるデータが全てなくなる可能性があります。

修理でコピー機自体が治ったとしても、中のデータが復元できるかは分かりません。

 

定期的にバックアップを取っておけば、万が一落雷による故障が発生しても大事なデータを守れます。

そのためには、日常的にバックアップを行いましょう。

 

 

オペレーターふきだし

このように、落雷による対策をしておけば、トラブルが起こることは少ないでしょう。夏も冬も落雷の恐れはあるので、それに備えた行動をしましょう。

 

コピー機のリース契約ならオフィ助にお任せ♪

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オフィ助では、コピー機・複合機のリース契約をメインに行っています。

 

もちろん動産総合保険にも加入できるので、より安心感を得たい場合は、リース契約がおすすめです。

初期費用も安く抑えられますし、オフィ助なら定期的なメンテナンスや故障時の対応、設定のお困り事など、アフターフォローも充実しています。

 

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