複合機をこれからリースで導入しようとしている方にも、すでにリースで導入している方にも知っておいてほしいのが、リース満了後の流れについてです。
「リース終了後の話だし…」なんて後回しにしていると、いざリース終了間近になった時に焦ってしまいますよ!!
「リース期間の決め方」の記事で終了後の流れは軽く触れましたが、今回は詳しく分かりやすく紹介したいと思います。
リース終了後の選択肢は4つ!
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リース終了間近になると、リース会社から再リースをするかどうかのハガキが届きます。
「再リースをする。しない。」といったシンプルな選択肢ではなく、リース終了後は4つの選択肢から選ぶことができます。
それは、
- 返却
- 再リース
- 入れ替え
- 買取
この4つです。対応の仕方はそれぞれどう違うのでしょうか。見ていきたいと思います。
返却
リース終了後、もう使わないということであればリース会社に複合機を返却することが出来ます。
その際、リース会社が指定する場所に複合機を運送する必要があります。
運送業者に依頼するか、自分でその場所まで持っていく方法もあります。
その費用と処分費用はどちらが出すのかは、リース会社や契約内容によって違うため、予め確認しておいた方が良いでしょう。
しかし、この場合複合機が手元になくなってしまうため、これからも複合機を使う場合はあまりおすすめしません。
尚、同じ業者で新しい複合機をリース契約する場合は、新しい複合機を搬入するついでに古い複合機を持っていってくれることが多いです。
再リースをしない場合は、ハガキが届く前に新しい複合機を検討するのがおすすめです。
再リース
再リースとは、同じ機械を再びリースで借りることを指します。
リース会社によりますが、ほとんどの場合今までのリース料金の10分の1程度の金額で再契約することができます。
再リースは1年契約になっており、契約終了間近になると毎回はがきが届きます。
なぜ再リースはこんなに安い?
再リースを安く提供できるのは、リース契約の満了によって複合機本体分を上回る利益を得られているからです。
そのため、再リースを格安料金にしても損をしない仕組みになっているのです。
入れ替え
使っていた複合機はリース会社に返し、新たに別機種でリースを組むことです。
リース契約はたいてい5~6年間になっています。そのくらい経てば、会社も大きくなって従業員が増え、今の機種では物足りなくなることでしょう。そうなったら別の機種に切り替えることをおススメします。
オフィ助のお客様も、ほとんどの方が入れ替えを選択し、グレードの高いものを導入しています。
☆リースは自動更新になっているため、返却や入れ替えを行いたい場合ははがきを送り忘れないように注意しましょう!
買取
使用していた複合機をそのまま買い取るという選択肢もあります。
その場合、現在での中古価格、または2分の1の価格で買取を行うことができます。
使い慣れた機器が手に入り、期間を気にすることなく使い続けることができるのはメリットですよね。
しかし、それまでの使用期間が長いと故障してしまう可能性が高いこと、リース契約でなくなったことで受けていたメンテナンスやサポートが受けられなくなる可能性もあります。
また、買取OKなリース会社はあまりないので、契約時に買取は可能かを確認しておくといいでしょう。
リスクもしっかり念頭に入れて、リース終了後の動きを考えるようにしてください。
再リースのメリット・デメリット
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返却や入れ替えに関しては、ここで言うことはありません。しかし再リースは普通のリースとは違う特徴があるため、伝えておこうと思います。
【メリット】
・普通のリースより価格が安い
・いつでも解約できる
・移動の手間がかからない
・設定など作業の手間が省ける
通常のリース契約とは違い、いつでも解約できることは再リースをするハードルを下げてくれますよね。
【デメリット】
・不具合が多くなる可能性がある
・製品の販売が終了すると、修理が出来なくなってしまう
・カウンター料金は安くならない
・場合によっては同機種の入替を行った方がお得になる
リース終了後だと、その機種をリース契約してから5~7年経っていることになります。
7年も経てば新しい機種がたくさん登場し、リース契約をした頃よりも本体代金や保守料金が安くなっている可能性も高いです。
その場合、再リースをするよりも新品の複合機に乗り換えた方がお得な場合もあるので、再リースをする前にどのような機種が出ていて保守料金はいくらなのか確認してみてください。
また、販売が終了した場合、メーカーが部品を所持しているのは販売終了から7年間になります。
それ以降になってしまうと修理が出来なくなってしまうので、入れ替えのタイミングにはもってこいですよ!
複合機の耐久性について
「5,6年も使ってたら、再リースした途端壊れることはないの?」と心配されるかもしれません。でも、ご安心ください。
オフィ助のお客さんの中には、再リースを繰り返して10年も同じコピー機を使っている方もいます。
製品にもよると思いますが、新品を導入する上にメンテナンスを繰り返すため、耐用年数の範囲内で壊れることはほぼありません!!
そこはご安心ください♪
知恵袋から抜粋!リース終了後についての疑問
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
知恵袋に寄せられていた、リース終了後に関する質問のうち、「これは知っておくべき!」と思ったものを載せさせていただきます。
皆さんの参考になれば幸いです。それでは、見ていきましょう。
こちらですが、複合機で行うファイナンスリースの場合、下取りはできません。
機械はあくまでリース会社からの借りものだからです。
コチラは通常のリースの後、2年間の再リースを行っている場合ですね。
残念ながら返金はできません。
しかし、デメリットの部分で記載した通り、廃盤から7年以内の使用であれば修理は可能です。
そのため、修理不可能になるまでまだ時間があるようなら、このまま満期まで使い続けるという手もありますよ。
リース満了後、別々に契約の選択をすることは可能です。
ただし、分けたい場合は契約終了前に取引会社かメーカーにその旨を伝えてください。
何も伝えずに再リース用のはがきを出してしまうと、全てのものを再リースすることになるので注意してください。
メーカーや業者によると思いますが、オフィ助では再リースであっても、カウンター料金が発生している場合保守契約は続いていきます。
ただし、廃盤となり部品がなくなってしまった場合は、修理が出来なくなってしまいます。メンテナンスであれば行うことはできます。
しかし、修理が出来なくなるといつ壊れるか分からないため、仕事に支障をきたさないためにも新しいものを検討してください。
リース満了時になると、疑問点が増えてくると思います。
調べても分からないことがあれば、ぜひオフィ助にお気軽にご連絡ください♪
知識豊富なスタッフがあなたのお悩みを解決いたします!!
再リース以外にも、オフィス回りのことであれば喜んでお答えいたします。
どれが一番お得なの?
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
返却するのはもう使わない場合なので除外するとして、再リースと入れ替えはどちらがお得なのでしょう。
どちらか選ぶ上で、知っておくべき観点をお伝えいたします。
価格に関して
「今はとにかく、かかるコストを抑えたい!」
そういう場合は再リースすることをおススメします。
再リースであれば今までの金額の10分の1でリースを続けることが出来ますからね。
しかし、5,6年も経てば今使っている機種の代金や保守料金が安くなることもあるため、同機種を新しくリース契約した方が新品をお得に利用できる場合もあります。
そのような可能性も考えて、再リース前に同機種の料金を確認するといいでしょう。
性能に関して
今使っている複合機で十分間に合っている場合は、再リースの方がお得でしょう。特に印刷枚数が少ない場合、故障するリスクも低いです。
しかし、入れ替えの場合は、以前よりも安い価格で高性能の機種と入れ替えられる可能性が高いです。
従業員が増えてきて印刷枚数が増えた!という場合や、お金に余裕がある場合は入れ替えがおススメです♪
故障に関して
再リースでは、すでに5,6年使っている機器のため故障する確率が高いです。
一方、入れ替えの場合は当たり前ですが新品のモノなので、使い始めてすぐに故障する心配はなく使用に関してストレスがありません。
販売店、メーカーについて
メンテナンスの担当者や営業マンが好きになれない、苦手だ。ということありませんか?
導入後対応の悪い業者は悪徳の可能性もあります。いずれにせよ、苦手な人が定期的に会社や自宅に訪問してくるというのはストレスですよね。
そのようなモヤモヤがある場合、別の業者に変えたほうがいいです!対応のいい業者はたくさんいますよ。
オフィ助のスタッフも、対応が良いと評判でお客様と仲良くなる場合がかなり多いです。
よければお気軽にご相談くださいね♪
以上4つの観点で、一度考えてみてください。
どこに重きを置くか、どこを妥協するかを考えることで、あなたにとって一番”お得”な選択が決まってきますよ♪
まとめ
リース終了後の選択についてお伝えしました。
リースはいつか終わるものなので、そこから先どうするか、納得のいく選択をしてくださいね!
再リースのこと、オフィス周りのことで気になることがある場合は、ぜひともオフィ助へご連絡ください。
スタッフが丁寧にご説明いたします。
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