防犯カメラ基礎知識

監視/防犯カメラの耐用年数は何年?減価償却や寿命を長くする方法を伝授♪

自宅でも会社でも、防犯カメラを設置するとなったら何年くらい使い続けられるのか気になりますよね。

ここでは、防犯カメラの耐用年数や減価償却、長く利用する方法などを解説していこうとおもいます。

 

監視/防犯カメラの耐用年数は6年!

監視機能をもつ防犯カメラは「事務機器及び通信機器」に分類されるため、耐用年数は6年です。

 

しかし、監視システムの一部と考えない場合「光学機器及び写真製作機器」に分類されるため、耐用年数は5年になります。

さらに、災害を知らせる装置として利用されている防犯カメラは「災害報知設備」に分類されるため、耐用年数は8年になります。

 

このように、用途によって耐用年数が変動することは覚えておきましょう!

 

実際の寿命は違う?

耐用年数とは利用し続けられる期間のことを指しますが、実際の寿命とは違うのでしょうか。

防犯カメラ業界では、カメラの寿命は一般的に5~10年と言われているようです。

 

耐用年数とそこまで違いはありませんね!

これは使用環境やカメラ自身の性能によって変動しますが、だいたいこのくらいを目安に考えると良さそうです。

 

また、防犯カメラの保守期限は一般的に5年ですが、これは防犯カメラの寿命を考慮して設定してあるのです。

 

経年劣化で出てくる症状

防犯カメラの寿命が近づくと、完全に壊れる前に予兆があります。

 

どんな症状が出てくるのか確認しておきましょう。

  • 画面が暗くなる
  • 画質が低下する
  • 画面が白くなる
  • レンズの絞り調整ができなくなる
  • ピントは合わなくなる
  • 画面の色味がおかしくなる

 

設置から6年以上経っていてこのような症状が出ており、修理しても直らない場合は替え時です。

オフィ助では防犯カメラを取り扱っているので、買い替えようと思った時はぜひお気軽にご連絡ください♪

お客様の要望に合わせた防犯カメラをご提案させて頂きます。

 

減価償却について

そもそも減価償却とは、「資産の価値は時間が経つにつれて減少していく」という考え方です。

 

会社が高額な買い物をした際、その費用を一度に経費として計上するのではなく、一定額で分割してその経費を払っていくというルールがあります。

 

減価償却はなぜ行うのでしょうか。

それは、毎月・毎年の利益が正しく認識するためです。

例えば、不動産屋が60万円のコピー機を購入したとします。

これをその月に一括で支払ってしまうと、今まで黒字だったのに一気に赤字に転じてしまったとします。

こうなると、実際は毎月しっかり利益が出ているのに利益が出ていないことになって、業績が正しく認識できなくなってしまいます。

これを防ぐために、減価償却が存在しているのです。

 

防犯カメラも会社の資産とみなされるため、6年間は減価償却することができます。

しかし、購入金額が10万円以下の場合、「消耗品費」として事業年度の経費に一括して計上することができます。

減価償却か一括計上か、どちらがいいか考えて予算を検討するといいでしょう。

 

監視/防犯カメラの寿命を長くするポイント

耐用年数は6年ですが、使い方によってはもっと長く使い続けることができます。

防犯カメラの寿命を長くするためのポイントをご紹介します。

 

適切な場所に設置する

防犯カメラは精密機器なので、設置場所も重要です。

熱が溜まりやすく湿度が高いところ、気温が低すぎるところ、気温の変化が激しいところには設置しないようにしましょう。

また、屋外に設置する際は防水・防塵機能がついたものを選びましょう。

 

防犯カメラの種類の違いはこちらで説明しているので、これを見てからどのタイプを買うか考えてみてください。

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配線方法に気を付ける

配線も寿命を延ばすのに大きく関係しています。

特に屋外設置の場合は、配線部分に水が溜まるなど故障に繋がりやすいので注意が必要です。

雨風による劣化を防ぐため、保護材をコードに被せましょう。

 

ケーブルのコネクター部分が屋外に出る場合は、防水機能のあるテープを巻くなどの処理も必要になります。

結構手間がかかるので、プロの業者に任せるのが一番良いと思います。

 

定期的なメンテナンス

防犯カメラを設置して満足してはいけません。

長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスな重要です。

 

  • カメラの汚れ
  • レンズのほこり
  • 向きや角度が変わっていないか
  • 取付部分がゆるんでいないか
  • ケーブルに傷はないか
  • レコーダーは正常に動いているか
  • 映像に異常はないか

 

などなど、点検する部分はたくさんあります。

自分で全て確認するのはかなり大変なので、メンテナンス契約をしてしまうのがいいでしょう。

 

消耗品のこまめな交換

防犯カメラは、交換や修理が必要な消耗品があります。

それは、レコーダー部分(HDD/SD/クーリングファン等)・カメラ部分・モニター部分です。

 

レコーダー部分は熱に弱いため、録画の繰り返しで寿命が減っていきます。

機器の周辺温度を+25度程度に保ち、18000時間を目安に交換しましょう。

HDDやSDが壊れてしまうと大切なデータが無くなってしまうので、バックアップはこまめにとるようにしてください。

クーリングファンもずっと回しているため交換が必要になります。

変な音がするようになったら交換タイミングです。

 

カメラ部分は熱を持つため、劣化しやすいです。

映像の映りが変だったり色味がおかしいと感じたら交換タイミングです。

 

モニター部分も消耗品ですが、交換ができません。

長く使い続けるには、使っていない時は電源を切るようにしましょう。

 

このように、設置後のメンテナンスも大切にして、防犯カメラを長く使い続けましょう!

 

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