【メーカー別】Mac対応の複合機をご紹介！連携時の注意点も教えます♪

お仕事でMacのパソコンを使用している方は、複合機の導入を考える時、Macに対応しているかどうかが重要ですよね。もしも対応していない複合機を導入してしまうと、Macのパソコンにスキャンや印刷が出来なくなってしまいます。

そんな失敗をしないために、Macに対応している複合機をメーカー別で紹介します！

導入の際の注意点も紹介していますので、ご一緒に見てみてくださいね♪

メーカーごとの対応複合機教えます！

人気のメーカーでのMac対応機種をご紹介します。

あなたがほしいと思っているメーカーがあるのであれば、ぜひ参考にしてくださいね！

キヤノン

キヤノンのimageRUNNERは、どの機種もMacOSに対応しています。

対応OSや機能に関しては一例として、低コストと使いやすさで人気の高い『imageRUNNER ADVANCE C3520Fシリーズ』の3520FⅢを参考にさせていただきます。

※高さは、オプションをつけない場合のもの。

対応OS(標準装備のモノ)

※1:パソコン側から複合機内にある原稿の読み取り指示を出す方法。

画像の加工がしやすいためデザイン系で使われることがある。

※2:複合機を操作してスキャンを行う方法

※3:機器同士で通信を行うために取り決められたもの。

SMB＝ネットワーク内のパソコンやプリンターを共有する

FTP=パソコンからサーバーへファイル転送を行う。HP作成のファイルアップロードなどで使われる

WebDAV=サーバー上のファイルの読み取り・編集をブラウザ上で行えるようにする

対応OSの範囲に関しては、機種の販売時期によって変わってくるので、逐一確認するようにしてください！

◇キャノンカラー複合機一覧◇

リコー

リコーの場合、C8003とC6503以外の『RICHO IM/MPシリーズ』はMacOSに対応しているようです。

しかし、対応があるのはプリンターのみなので、注意が必要です。

一例として、人気の高いIM CシリーズからIM C2000を上げさせていただきます。

※自動原稿送り装置含む高さ

対応OS(標準装備)

自動原稿送り装置は、ものによってオプションかどうかは異なります。

◇リコーカラー複合機一覧◇

富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)

富士ゼロックスは、2021年4月1日に社名を「富士フイルムビジネスイノベーション(通称富士フイルムBI)」に変更牛ました。

富士フイルムBIも、MacOSに対応している機種がほとんどです。プリンターでは全ての機種が対応しています。

ファックスやスキャン自体がオプションではありますが、付属させることでMacとも連携させることが出来ますよ♪

しかし、プロトコルによって対応していないバージョンもあるので、よく確認してみてくださいね。

ここでは、人気でコスパのいい『DocuCenterシリーズ』の中で高性能とコンパクトを謳っているDocuCenter-Ⅵ C2264を例に挙げたいと思います。

※モノクロ優先モード、カラー優先モード時

対応OS(標準装備)

※対応プロトコルは、10.14/13はSMBのみ。OS X 10.10はFTPのみ。

◇富士フイルムBI複合機一覧◇

シャープ

DX-20C20、MX-2020F、BP-20C25、MX-2630F、MX-2631/3631、MX-3630FN以外の機種はMacに対応しています。

しかし、ものによっては接続できない場合もあるようなので、シャープの複合機を検討している場合は導入前にメーカーか販売業者に聞いてみましょう！

ここでは、オフィ助でもMacのお客様にご提案する機会の多い「MX-2661」を参考に上げたいと思います。

※A3ヨコ送りで給紙時。

対応OS(標準装備)

◇シャープカラー複合機一覧◇

京セラ

京セラの場合、対応可能なバージョンに違いはあれど、『ECOSYSシリーズ』『TASKalfaシリーズ』の両方において全てMacに対応しています。

キヤノン、ゼロックスと同様に全て対応しているなんて、さすがですね！

ここでは、オフィ助でも出る数が多く、一番使い勝手の良い「TASKalfa2552ci」を参考に上げさせていただきます。

※コンタクトガラス上面

対応OS(標準装備)

◇京セラカラー複合機一覧◇

まとめ

どのメーカーにも、Mac対応の複合機は複数あることが分かりました。

ただし、Macに対応しているのはプリンターのみのものも多いため、スキャンやダイレクトファクスを行いたい場合は慎重に選ぶようにしましょう。

オプションで機能を追加できる場合もあるので、Macに対応しているのはどの機能かメーカーや販売業者に尋ねてみてください♪

これだけは知っておいて欲しい！トラブルを防ぐための注意点3つ

これまでMac対応の複合機を色々紹介してきました。しかし、導入する前にMacと複合機を接続させる際に注意するポイントを知っておいてほしいです。

そうすることで、トラブルを防ぐことが出来ます。

皆さんも、下でお伝えする点を頭に入れた上で連携させてくださいね！

➀複合機はWindows対応が主流

複合機は基本的に事務作業用に開発されたものなので、Windowsに対応しやすいように作られています。

というのも、事務作業をする時はMacのような能力の高いパソコンはいらないため、価格もリーズナブルで複雑でないWindowsが使われるからです。

Macのパソコンは、Windowsでは細かく自由な作業ができるため、主にデザインを扱う会社で使われていますが、そもそもデザイン会社自体あまり多くないため、Macに特化した複合機は作られていないのです。

また、Macのパソコンは複雑なため、対応している周辺機器が少ないというのも、Macに対応しにくい要因でしょう。

とはいえ、上記でご紹介した通り、Mac対応の複合機は増えてきているので、Mac専用の複合機も出る可能性は大いにありますね！

➁スキャンの際はメアドに送信

複合機からMacのパソコンにスキャンをするためには、黒い操作画面で情報の書き換えを行う必要があります。

この操作ツールは「ターミナル」と呼ばれていて、そこに打ち込むことでパソコンに指示することができるのです。

そのような重要な場所の情報を変えるため、後で不具合が出る可能性が高いのです。

スキャンをするための作業としては、複雑で面倒くさいですよね。

そのため、Macのパソコンでスキャンを行う場合は、メールアドレスにスキャン情報を転送する方法を使います。

この方法でしたら、複雑な設定をしなくてもすぐにスキャンを使うことができます！

➂印刷やスキャンが出来なくなるトラブルが多い

前述した通り、複合機とMacのパソコンの相性はあまり良くありません。そのため、何かの不具合で印刷が出来なくなる、接続が上手くいかないなどのトラブルが多いようです。

もし何か不具合が出てしまった場合は、慌てずメーカーに連絡しましょう。メーカーの方はそのようなトラブルを対処する方法を一番知っているはずなので、素早く解決してくれるでしょう。

メーカーは電話が繋がりにくいため、販売業者を通して購入・導入した場合は業者を通じて連絡した方がスムーズにいく可能性があります。

ただし、夕方5時以降になってしまうとメーカー窓口が閉まってしまうため、対応できない確率が高いです。その点は注意しましょう！

メーカー別問い合わせ先

各メーカーの問い合わせ先を載せておきます。既にトラブルが起こった場合は、こちらから問い合わせてみてください。

電話での問い合わせ先

問い合わせ先

まとめ

 細かくなってしまいましたが、皆さんの希望に合う商品があれば幸いです。

それでは、この記事の内容をまとめてみましょう。

●キヤノン
imageRUNNERは全てMac対応。

　Mac対応機能はプリンター・プッシュスキャン・ファックスでこの中で一番使用幅が広い！

●リコー

　C8003とC6503(高性能、高額)以外の『RICHO IM/MPシリーズ』は標準でMacOSに対応。

　自動原稿送り装置の有無は機種によって異なる。Mac対応機能はプリンターのみ。

●富士フイルムBI

　全てのシリーズでMacに対応。プリンター・スキャン・ファックスで対応しているが、

　スキャンとファックス自体がオプションになっている。

●シャープ

　DX-20C20、MX-2020F、BP-20C25、MX-2630F、MX-2631/3631、MX-3630FN以外の機種はMacに対応。

　プリンターのみ対応している。ネットワークスキャナー機能はついているが、Windows対応のみ。

●京セラ

　シリーズ全てでMac対応。ただしプリンターのみ。

●注意点

　複合機はMacと相性が良くないため、トラブルが起こりやすい。トラブルが起こったらすぐにメーカーに連絡すること。

　スキャンはEメール転送にすると設定が楽。