スマホをオフィス電話機として使えるクラウドサービス『モバビジ』。
見た目や音声にも拘っていて、ユーザーの使いやすさを考えていることが分かりますよね。
さて、モバビジのHPの導入事例を見ると、多くの方が値段の安さを導入理由にあげています。
そんなモバビジにかかる費用とは、一体どれくらいなのでしょうか。
今回は、モバビジ導入にかかる費用と注意点をご紹介します!
モバビジ導入でかかる費用は?
まずは、モバビジを利用する際、何に対してお金がかかるのか知っておきましょう。
モバビジは、機器費用+月額費用でご利用できます。
月額費用はクラウドサーバー基本料の500円+スマホアプリ代(1台350円)で、最低月額850円。
初期費用は0円、さらに初月は無料で利用することができるので、とても低コストなのです。
月額料金はクラウドサーバーの利用料となっています。
商品名 | 価格 | 備考 |
モバビジ クラウドサーバー基本料 (月額) | \500 | iGW端末※1台につき1契約 |
モバビジ クラウドサービス利用料 (月額) | \350 | スマホアプリ1ID、IP電話機1台、ビジネスフォン連携時外線電話番号1つにつきそれぞれ数量分1契約必要 |
追加電話番号録音利用料 | \1,000 | 通話録音する電話番号を1つ追加するごとに1契約 |
FBストレージ | \500 | 録音データ保存専用のクラウドストレージ(10GB単位) |
※iGW端末=インターネット接続を可能にするために必要な端末。 ★税別料金です。
使用するスマホの数だけ、IDが必要になってくるようです。
必要な機器と価格一覧
次に、クラウド料金と一緒にかかってくる機器費用をお伝えします。
ここの費用はあくまで目安なので、詳細は問い合わせてお聞きください。
商品 | 価格 | 備考 |
モバビジ8 | 約320,000円 | iGW端末。外線8ch※1まで対応 |
モバビジ16 | 約460,000円 | iGW端末。16chまで対応 |
モバビジ32 | 約620,000円 | iGW端末。32chまで対応 |
IP電話機タイプA | 約44,000円 | Panasonic130N(固定IP電話機1番号まで(内線モジュール1ch付) |
IP電話機タイプB | 約75,000円 | Panasonic230N(固定IP電話機5番号まで(内線モジュール1ch付) |
IP電話機タイプA ACアダプター | 約2,000円 | PoEHUBを使わない場合、ACアダプターでの供給が必要※2 |
IP電話機タイプB ACアダプター | 約3,000円 | PoEHUBを使わない場合、ACアダプターでの供給が必要 |
PoE給電対応スイッチ | 約25,000円 | Panasonic固定IP電話機給電用HUB |
OG410 | 約40,000円 | PBX連携用OG PBX側4ch |
OG810 | 約60,000円 | PBX連携用OG PBX側8ch※3 |
※1 ch(チャンネル)…何人まで同時に通話できるかを表す単位 ★税別料金です。
※2 PoE…LANケーブルを使ってネットワークの構築をしつつ電力の共有ができる技術。 POEをネットワーク機器に使用することで、ACアダプタなどの外部電力がいらなくなり、データ通信をするLAN ケーブルのみで電力の供給ができます。
ACアダプター…電源用のコード
※3 PBX…電話回線の交換機。
OG…ひかり電話対応アダプタ
iGW端末は必須で、電話機やOGがない場合は揃えなければいけません。
また、PoE給電対応スイッチを導入することで配線が楽になりますよ♪
かかる費用の例
それぞれの価格が分かったところで、価格感と必要なものがイメージしやすいように2つの費用例をお見せしたいと思います。
あくまでも例なので、参考程度に考えてくださいね。どの機器をどこで使うのかが分かると思います。
機器費用
➀モバビジ8(iGW) ×1
➁Panasonic230N(電話機) ×2
➂PoE給電対応スイッチ ×1
クラウド利用料
・クラウドサーバー基本料(月額) ×1
・クラウドサービス利用料(月額) ×6(4ID+電話機2台分)
機器費用合計:約495,000円 月額料金:2,600円
機器費用
➀モバビジ8(iGW) \319,000×1
➁OG810 \60,000×1
クラウド利用料
・クラウドサーバー基本料(月額) \500×1
・クラウドサービス利用料(月額) \350×8(5ID+3番号)
※ビジネスフォンと連携する時は、電話番号の数だけサーバー利用料がかかります。
機器費用合計:約380,000円 月額費用:3,300円

いかがでしょうか。大まかに何に対してお金が発生するのか分かったかと思います。
すでにビジネスフォンがオフィスにある方はその分安く済みますね。
OGが必要か否かは初めに確認するようにしましょう。
導入当日になって必要だったとなると、OGを繋げるまで電話が使えなくなってしまいます!
要確認!モバビジを利用する際の5つの注意点
モバビジを導入する前に、いくつか注意点があります。
ここを確認しておかないと、後で「知らなかった!」と言ってもどうにもできないこともあります。
後悔しないためにも、注意点はちゃんと確認しておいてくださいね。
➀アプリをダウンロードする必要がある!
モバビジはアプリを使って通話を可能にしているため、アプリのダウンロードが必要です。使用者の携帯がアプリをダウンロードできる環境にあるか、確認しておきましょう。
対応OSはコチラです。
iOS端末 | 13.0~ |
Android端末 | 8.0~ |
※非対応端末は除く(ZTE社製MO-01K/ALCATEL社製 5080F)
※主要4キャリア(ドコモ/au/softbank/楽天)以外のSIMでの動作保証はしていません。
➁Wi-Fi環境では使えない?
モバビジは、Wi-Fi環境での使用を推奨していません。
というのも、IP電話、ビジネスフォンとの接続が上手くいかなくなってしまうからです。
しかし、最近はWi-Fi環境でも使えるように改良中のようです。
➂NTT東日本・西日本のひかり電話の契約が必要
モバビジは、ひかり電話回線によって通信を行っているため、それ以外の回線だと通信が困難です。
そのため、ひかり電話でない方は、ひかり電話を新たに契約してもらう必要があるので注意してください!
利用できるタイプは、ひかり電話、ひかり電話オフィスタイプ、ひかり電話オフィスAになります。
また、接続できない電話番号はひかり電話のものと同様になります。下記URLをご覧ください。
NTT東日本https://business.ntt-east.co.jp/service/hikari_of/access.html
NTT西日本https://flets-w.com/opt/hikaridenwa/ryuuijikou/access/
尚、050番号を使うことはできません。
➃最短契約期間は1年
契約は1年からになります。
途中解約となると、残りの契約期間分の基本料金を払わなければならないので、契約は慎重に行いましょう!
➄番号表示は標準装備ではない
IP電話で電話番号を表示したい場合は、ナンバーディスプレイを別で契約してもらう必要があります。
通常契約でついているモノではないので注意しましょう。
モバビジQ&Aページ:https://faq.ct-tech.io/?action=show&cat=2&seite=1
まとめ
モバビジ利用時にかかる費用をお伝えしました。
今回の内容を簡単にまとめると、以下になります。
- 利用料=機器費用+月額費用(クラウドサービス料)
- 接続機器の有無によって、必要なモノと金額が変わる
- 5つの注意点は要確認!しっかり検討してから契約すること
ポイントはこの3つ!費用は契約をする上で一番重要な部分だと思うので、値段をしっかり確認してくださいね。
上記の価格表は契約時の費用確認にも使えるので、ぜひ活用ください♪
モバビジは、今の時代に合った役に立つサービスですので、よく検討した上で契約してみることをおススメします。
尚、モバビジは申し込んでから開通するまでに通常1週間ほどお時間がかかります。
開通させたい日から逆算して、早めに申し込むのがおすすめです。
オフィ助でも、モバビジの契約を行っています。少しでも興味があれば、お気軽にご連絡ください♪

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