パソコン作業の効率を上げてくれるショートカットキー。
今までショートカットキーを使わなくてもなんとかなるため、気にせずにいた人も多いのではないでしょうか。
しかし、ショートカットキーを使えるようになると操作の時間が短縮できて、よりスマートでストレスのない作業が可能になります!
この機会に、基本だけでも覚えて行きましょう。
パソコンで使えるショートカットキーは200個以上!
実は、ショートカットキーというのはWordやExcelで使えるものを入れると200個以上の種類があります。
正直、たくさんありすぎて覚えられません…。
無理やり頭に詰め込んでも、やりたい作業できるショートカットキーを探し当てるまでに時間がかかるので、逆に効率が悪くなってしまいますよね。
そこで、ここでは基本のショートカットキーとその覚え方を一緒に紹介していきます。
覚えていると便利だと思うものを厳選してご紹介するので、身構える必要はありません。
一度で覚えるのは難しいと思うので、記事をブックマークして分からなくなったらすぐに確認できるようにしておきましょう!
いろんなところで使える基本のショートカットキー
まずは、いろんな場面で使える、覚えておいた方がいいショートカットキーをご紹介します。
Control+C
文字や画像をコピーする時に使う。
Cは「Copy」の頭文字を取っている。
Control+V
コピーしたものを貼り付ける。
頭文字は関係ありませんが、「Copy」の右隣にあると覚えましょう。
ベタっと貼り付けるという覚え方もできる…かも?
Control+Z
前に行った操作を元に戻す。取り消しのショートカットキー。
こちらも頭文字ではなく、「Copy」の左側にあると場所で覚えてしまいましょう。
Control+X
選択した項目を切り取る。
これは「Copy」の左隣です。
Control+A
全ての項目を選択する。
こちらは、「All」の頭文字からとられています。
Control+S
上書き保存する。
Sは「Save」の頭文字をとったものです。
Control+N
新規ウインドウを開く時、新規ファイルを作成する時に使う。
Nは「New」の頭文字。
Control+Y
間違ったと思って元に戻した操作を取り消す際に使う。
「間違ってなかった!わーい!」のY。覚えやすいかもしれません!
Control+O
起動しているアプリのファイルメニューを開くことができる。
Oは「Open」の頭文字。
Control+P
起動しているアプリの印刷メニューを開ける。
Pは「Print」の頭文字。
Shift+クリック
クリックして指定した範囲までを一括選択する。
Control+クリック
クリックして指定した項目のみを選択する
F2/Fn+F2
ファイルやフォルダの名称を変更する。
いちいちダブルクリックでやる手間が省けます。
覚え方は、「Folderのセカンドネーム」はどうでしょうか。
Control+ローラー上下/Control+プラス(+)マイナス(―)ボタン
画面の縮小拡大。
マウスの場合はローラーで、マウスでない場合はボタンで対応してください。
Control+V
クリップボード(コピーやスクショしたものの履歴を残しておく機能)が立ち上がります。
クリップボードに履歴を残すことで、以前にコピーしたものを選択して貼り付けることができます。
Vは「ボード」の頭文字ではありませんが、読み方は一緒なのでボードで覚えると良いと思います。
【クリップボードの表示設定】
- 設定を開く。
- 検索枠で「クリップボード」と入力
- 「クリップボード設定」を開き、「クリップボードの履歴」をONにする
- 完了
基本で覚えておくといいものはこのくらいになります。
つぎは、目的別で便利なショートカットキーをご紹介します♪
作業の効率化UP♪目的別ショートカットキー
文字入力関係のもの
Control+F
文章や単語を検索する。
検索ワードや本文の中から特定の言葉を探すことができます。
Fは「Found」の頭文字です。
Control+H
文字を置き換える時に使います。
例えば、「イチゴ」を「苺」に変えたい場合など、文字を一括で変えたい場合に特に役立ちます。
「エイチの置換」と覚えましょう。
F6~F10のショートカットキー
- F6=入力確定前の文字を一括ひらがな変換
- F7=入力確定前の文字を一括全角カタカナ変換
- F8=入力確定前の文字を一括半角カタカナ変換
- F9=入力確定前の文字を一括全角英数に変換
- F10=入力確定前の文字を一括半角英数に変換
ウインドウに関するもの
alto+スペース
ウインドウのメニューを表示する。
覚え方が思いつかないので、使って覚えましょう。
alto+F4
ウインドウを閉じる。
右上の×ボタンを押さずに画面を閉じることができます。
これも使って覚えましょう。
alto+Tab
今開いている画面を一覧表示し、画面切り替えができます。
Altoを押しながらTabを押すことで表示されますが、altoを離してしまうと表示されなくなります。
また、Tabを押して選択画面を変更することができます。
Windows+↑↓
ウインドウの最大化・最小化を行います。
ウインドウの操作なので、Windowsマークを使うと覚えましょう。
Windows+← →
ウインドウを画面の左半分・右半分に合わせる操作です。
他の画面を同時に見たい時に使えます。
Windows+M/D
開いている全ての画面を最小化し、デスクトップ画面を表示します。
Windows+Dで閉じた場合は、もう一度同じショートカットキーを押すことで、開いていた画面を再び表示させることができます。
Dは「desktop」の頭文字なので覚えやすいです。
画面に関するもの
Windowsマーク
スタートメニューを表示します。
スタートメニューも同じWindowsマークなので、覚えやすいと思います。
Windows+A
通知センターを表示します。
ここで画面の明るさや機内モードなど、いろいろな画面の設定ができます。
Windows+P
画面の表示設定の変更ができます。
「PCのみ」「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」と、2つ以上モニターがある時に使えます。
Print Screen (prt scr)
今表示している画面全体のスクリーンショットを撮ることができます。
これは結構使えるので、覚えておきましょう。
backspaceの上あたりにキーがあります。
Windows+Print Screen
撮ったスクリーンショットをエクスプローラーのスクリーンショット内に保存します。
Windows+shift+S
選択した範囲をスクリーンショットできる。
これも、使っていくうちに覚えましょう!
フォルダ関連(基本のもののみ)
Windows+E
エクスプローラー(様々なファイルを保存している場所)を開くことができます。
Eは「エクスプローラー」の頭文字です。
Control+shift+N
新しいフォルダを作成する
Nは「New」の頭文字ですね。
shift+delete
ファイルやフォルダを完全に削除します。
Alt+Enter
プロパティを表示する
システム/設定に関するもの
Control+I/U
設定画面を開きます。
Windows+X
クイックリンクメニューを表示します。
Windows+L
パソコンをロックします。
Lは「Lock」の頭文字です。
一度使ってみるのがおススメ♪
パソコンで作業をする際に役立つショートカットキーをご紹介しました。
頭文字で覚えられるものを最初に覚えてしまうと楽だと思います。
しかし、頭文字は関係ないものもたくさんあるので、一番は自分で使って覚えて行くことです。
最初の内はショートカットキーを試しに押してみて、どのボタンで何ができるのか把握しましょう!
「習うより慣れろ」と言いますが、使いこなすには指で覚えてしまうのが一番早いです!
ぜひ、この機会にCopy周りの簡単なものだけでも覚えてしまいましょう♪
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