IT化が進んでいる今、ホームページは名刺代わりであったり、その会社の信用度を表すものになっています。
「自社のホームページを作りたいけど、外注すると高いし…。」そう思っているのなら、自分で作ってしまいましょう!
今からお話しするのは、自作ホームページに関する内容です。
初歩的ですが大事な話ですので、これから始めようと考えている人はしっかり読んでいってください。
ホームページを作り始める前に知っておくべきこと
ホームページが映し出される仕組み、何が必要になるかをお伝えします。
ホームページ表示の流れ
まず、ホームページを正常に表示させるには、「ドメイン」と「サーバー」が必要になります。
ドメインとは、URLの一部のことで、インターネット上の住所のことです。
「https://www.dcoms.co.jp/」の【dcoms.co.jp/】部分がドメインになります。この部分でページを特定することが出来るのです。
サーバーは、ホームページを表示するために必要な情報を入れておく場所の事です。これがないとホームページを上手く表示することが出来ず、ユーザーに見てもらうことができません。
ドメインでwebサイトや電子メールを使用するためには、情報を処理するサーバーが必要不可欠です。
また、サーバーはIPアドレスという「198.172.0.11」というような数字で場所を表します。しかし、これだと覚えにくくサイトの場所を特定してもらいにくいです。
それを解決するために、ドメインが使われます。ドメインが分かれば数字を覚えなくてもサイトを特定することができます。
つまり、ホームページの表示には、ドメインとサーバーは必要不可欠で、切っても切れない関係にあるのです!
サーバーとドメインはどこで取得できる?
サーバーは、無料提供されているサーバースペースを利用する方法、有料レンタルサーバーを利用する方法があります。
ホームページ作成サービスでは、無料で使えるサーバースペースを提供している場合があります。
しかし、無料のサーバーは機能や容量に制限があるため、本格的にホームページを作成したい場合は有料をおすすめします。
ドメインは、レンタルサーバー会社かドメイン専門会社で契約することで取得できます。
オフィ助ではドメイン契約を行っているので、お気軽にご連絡ください♪
ホームページを作り始める前にやるべきこと
ホームページは「とりあえず」で作ると必ず失敗します。
中身のないホームページは、それを見た人に信用どころか不安を与えてしまいます。
ここでは、ホームページを作り始める前に、やらなければいけないことをご紹介します。
まず、「何のためにホームページを作るのか」を考えましょう。
➀販促・収益UPのため ➁会社の知名度UPのため ➂名刺代わり ➃求人のため
この他にも、会社によってホームページを作ろうと思ったきっかけ、目的は何かしらあると思います。
それをハッキリさせることで、ホームページに載せるべき情報が明確になります。
ホームページは、誰かに見てもらうために作るものです。その「誰か」を決めることで、ホームページの内容も作りも変わってきます。
その際、ターゲット像はできるだけ細かく設定することがポイントです。
性別、年齢、職業、年収、性格、ネットの利用度などなど。
細かく設定すれば、ホームページの目的を忘れずに動かし続けることができる上に、ターゲットにとっても有益なホームページになるでしょう。
強みをホームページで大々的に掲げることで、会社/お店の特徴を知ってもらうことができます。
そうすることで、会社/お店のイメージアップに繋がります。
「安さ」「アフターフォロー」「品質」「製造工程」「知名度」「内装」「メニュー」など、
アピールできる項目はどの会社にも1つはあると思います。
他社と比較して差別化できる部分をピックアップしてみましょう!
自社のホームページを持っている会社は山ほどあります。シンプルなものからお洒落なものまで幅広いと思うので、デザインや構成の参考にしてみてください。
ホームに動画を組み込んだり、カーソルを当てると画像が切り替わるといった複雑なデザインは自作ではできない可能性があるので、利用するツールの機能を確認してくださいね。
ターゲットにとってどんなホームページが見やすく魅力的か考え、文字に起こしてみましょう。
どんな項目があればお客さんは不満を感じないか、どこに何を配置するか。
文字の大きさやアニメーションなども大切です。
また、導線を考えることでユーザーに見てもらいたい情報を全て見てもらえる確率が上がります。
まとめ
ホームページを始める前に、整理しておかなければならないことが沢山あることが分かったかと思います。
他にも写真を集めたり文章を考えたりとやることはありますが、重要な部分は紹介した5つの部分になります。
この作業を行うことで、より内容のある良いホームページを作ることに繋がるので頑張ってくださいね♪
会員多数!おすすめのホームページ作成ツール4選♪
ここでは、これからホームページ制作を始められる方のために、簡単にできるオススメのホームページ作成ツールを紹介します!
注意点ですが、ご自身の商品に合ったツールを選ぶようにしてください。
グッズ販売であればECサイトとしてのサービスが充実したもの、ビジネス活動でなら独自ドメインが使用できるもの、画像や動画を多く掲載したいなら容量の大きいもの。
ツールによって特化している機能は違うので、しっかり見比べながら選んでくださいね。
さっそく、人気の4つをご紹介します。
Wix
出典元:Wix.com Japan
簡単な操作で初心者でもお洒落なホームページが作れるツール。
世界180カ国で1億6000人以上が利用している人気のサービスです。
テンプレートの種類も豊富。無料から始められますが、使用できる機能が少ないため、有料版がおすすめです。全プラン2週間のお試し期間があるので、気軽に始められます。
電話とメール・記事ガイドでのサポートがあり、英語・日本語以外にも7カ国語での電話サポートを行っています。
【日本語でのサポート営業時間】月~金 8:00~17:00
また、ツールを日々刷新しているため、頻繁に機能が追加される点も信頼できます。
- 500円/月(最低限の機能。小容量)
- 900円/月(趣味・個人サイト用)
- 1300円/月(企業用。制限ほぼなし)
- 2500円/月(本格的運営用。サポート体制あり)
Goope
出典元:Goope
主にサービス業のホームページ作成にぴったりなツール。
デザインが洗練されていてお店のサイト向けであり、ネット予約やクーポン発行も可能。
料金やメニューのページも簡単に作ることができます。
独自ドメインも、有料ではありますが低価格で取得できます。ネットショップ開設やアクセス分析も可能で、
出来る機能が豊富なのですごく使いやすいですよ。
- 1,100円/月(お試しで最低限の機能から始めたい)
- 1,650円/月(メルマガやアクセス解析など運用したい)
- 3,850円/月(本格的に運用していきたい/サポートを受けたい)
Jimdo
出典元:Jimdo
こちらも初心者にオススメのツール。テンプレートで簡単にホームページが作成できます。
モバイル端末にも対応しており、SNSとの連携も可能です。
また、バックアップサービスがある点がJimdoのメリットです。
しかし、無料版では機能がかなり制限されてしまうため、有料版の使用を推奨します。
- 0円(お試し)
- 965/月(少人数運営用)
- 2,460円/月(ホームページ運用をしっかりしたい)
- 4,110円/月(SEO強化に必要な機能やツールを搭載)
【ジンドゥーAIビルダー】
いくつかの質問に答えるだけで、AIがお客様に合った最適なホームページを作成してくれるサービス。
- Play:0円(基本情報のみなど簡単なホームページ作成)
- Start:990円/月(より多くのページを作成したい/画像をたくさん入れたい)
- Grow:1590円/月(もっと多くの情報や画像・動画を入れたい/読み込みスピードを上げたい)
ペライチ
ペライチは、日本製のホームページ作成サービスで、2015年にサービスを開始してから約30万人が利用している人気のサービスです。
操作の簡単さが特徴で、テンプレートを選んでタイトルやアピールポイントを入力し、公開するという3ステップだけでホームページを作ることができます。
そのため、ツールが苦手な方でも安心して利用開始できます。
また、名前の通り基本は1ページの長いランディングページやページ数の少ないホームページを作ることを得意とするので、ページ数の少ないシンプルなホームページを作りたいという方におススメです。
ページを公開したその日から商品販売や予約の受付を行えるのも利点です。
- 0円(容量無制限・ページ公開数:1)
- 1,078円/月(デザインもカスタマイズしたい)
- 2,178円/月(アクセス解析など自社でマーケティングを行いたい)
- 3,278円/月(メルマガ配信や決済・予約なども行いたい)
まとめ
初心者にもおすすめのツールを4つ紹介しました。この他にも様々なホームページ作成ツールがあるので、欲しい機能は何か考えて調べてみてください。料金もものによって異なります。
しかし、料金が高い物はその分自ら出来ることや操作性の部分で機能が豊富になることは理解しておいてください。
そして、ホームページは独自性と見やすさが大事であることも、覚えておいてください。
ホームページを自作するメリット・デメリット
最近はホームページ作成ツールも増えてきて、気軽にホームページを自分で作れるようになりました。
ホームページ制作会社もたくさんある中、ホームページを自作で作る場合のメリットとデメリットはなにか、気になりますよね。
では、早速見ていきましょう。
➀価格が安い
ホームページを自分で作ろうと思っている人は、これが目的だと思います。
自作でしたら、毎月千円前後で欲しい機能が使えてしまいます。
➁いつでも更新や修正が可能
外注ですと、更新、修正をするときはいちいち取引先に連絡をして変えてほしい部分を伝えるという手間が発生します。
自作なら変えたいと思ったらすぐに変更作業ができ、反映も速いです。
➂自分のイメージ通りカスタマイズや画像の挿入ができる
自作の場合、どういう雰囲気のホームページにしたいか、画像・写真はどこにどんな風に載せるか。といった一番重要な視覚部分を自分の思ったようにカスタマイズできます。
また、後から画像やレイアウトを変更したくなったとしても外注のように追加料金がかかることなく何度でも変更が可能です。
➃ホームページ制作の知識が身につく
初心者向けのツールはシステムエンジニアがやるような数字を並べる高度な作業をしなくてもホームページ作成が可能です。
しかし、ホームページ運営をやっているうちにもっと独自のものにしたくなると思います。
そうなった時、独学で学びながらデザインを追加することができます。
そうすれば楽しみながらプログラミングの知識も身につけることが出来ますよ♪
➄公開までに時間がかからない
初心者向けの作成ツールであれば、手順に沿ってデザインを選んで文字を打っていけば半日ほどで公開出来てしまいます。
そのため、とりあえず開設だけして段々中身を作っていくという方法をとることもできます。
➀自分で運用しなければいけない
SEO対策(ホームページが検索上位に上がるように工夫すること)や誤字脱字の確認、修正、ブログの更新など、
外注であれば全て任せられるものを自分でやらなければいけないため、手間がかかります。
ホームページの更新に時間が裂けないと、そのままホームページの更新を止めてしまう人も多いです。
ホームページを自作する上では一番重要であり、困難な部分です。
➁デザインに制限がある
自作の場合、サイトのデザインには無料か有料のテンプレートを使うため、掲載する写真やロゴで独自性を出すしかありません。
しかし、裏を返せばテンプレートであってもいかにオリジナリティを出すか追及することが出来ます。
➂サポート体制が良くない
自作の場合、外注のようにホームページを一緒に作成してくれる人がいないので、分からないことがあってもすぐに対応してもらえるわけではありません。
しかし、ツールの体制によってはサポート体制が整っている所もあるので、不安な人はサポートサービスがある所で開設しましょう。
外注の場合と比較してみた
外注した場合とでは、どこに違いがあるのでしょう。
表でまとめてみたのでご覧ください。
外注 | 自作 | |
価格 | ×(60万円以上) | ◎(数千円) |
かかる時間 | 少ない | 多い(勉強から始めるから) |
デザイン | 豊富 | 限定される |
自由に更新できるか | × | ◎ |
運用の楽さ | ◎ | × |
ホームページを作る上で重要となる項目について比較しました。
このように表にしてみると、外注は費用がかかる分その後の運用やデザインでは手間がかからないことが分かりますね。
費用の部分は気になるとは思いますが、自作以外の選択肢を増やすことも大切ではないでしょうか。
外注のメリット・デメリット
「外注は高い」というイメージが付きすぎて、他の特徴が見えなくなっていませんか?ここで、外注した場合のメリット・デメリットを知っておいて欲しいです。
役に立つ情報もきっとあるはずです。
➀クオリティの高いものが作れる
ホームページ制作のプロが作るため、デザインも豊富で誰とも被らない、自分だけのホームページを作ることが出来ます。
➁運用も任せられる
ホームページは作っただけではダメで、定期的に更新していかないと誰にも見てもらえません。ある程度の時間がないと、定期的に更新を行い続けるのは至難の業だと思います。
外注であれば、その部分もやってくれるため、時間を割かれることもありません。
➂自分で勉強する手間がない
自作の場合、凝ったことをするとなると、まずはその方法から調べなければいけません。
その点外注であれば、全て任せてしまっているので勉強をする必要がなく、空いた時間を本業に割くことが出来ます。
➃困ったことがあったらすぐに相談することができる
サポート体制が整っているのも、外注のメリットです。ホームページの中身や運用について相談や要望があれば、すぐに対応してもらえます。
自分のホームページの状況を把握しているため、話をすぐに理解してくれる点も安心できます。
➄セキュリティ面でも安心できる
Web会社はセキュリティ面での知識を豊富に持っている場合が多いため、不正アクセスやウイルスなどのサイバー攻撃に怯えなくて済みます。
➀価格が高い
ホームページの枚数やデザインによって変動があり、数十万~数千万かかることがあります。
制作だけではなく、運用に対しても費用が発生する可能性が高いです。
制作会社にお願いする前に、かかる料金についてちゃんと確認するようにしましょう。
➁更新に時間がかかる
自作の時のように、変更したい場所を変更してすぐに公開できるわけではありません。
たとえ小さな変更であっても、外注先を通して行うので、時間がかかってしまうのです。公開に関しても、制作会社は他の仕事を並行しながら行うため、時間がかかります。
まとめ
ホームページを自作する際のあれこれをお教えしました。
やはり一番気になるのはコストだと思いますが、ホームページは開設した後が本番です。
ホームページの目的は、主に会社やお店を知ってもらって集客や売り上げに繋げることですよね。
そのためには頻繁に更新を行い、検索上位に掲載するために日々試行錯誤しなければいけません。ホームページから集客・売上アップを望む方は、その部分も念頭に置いてSEO対策の勉強も忘れないようにしてください。
ホームページを作成した後の手間を考えると、業者に頼んでしまうのも一つの手ではあります。
そうすれば、世界に一つのホームページを手に入れることが出来ますし、分からないことや不安なことがあればすぐに相談することが出来ますよ。
一つの道だけで考えるのではなく、自分が一番楽しんでできる位置を探ってみてください!
当サイトでは、ホームページの作成も行っています。手間を減らしてオリジナルのホームページを作りたいと思ったら、お気軽にお問い合わせください。
最後に
いかがでしたか。
自作はやはり安いところがメリットですが、作業の時間がかなりかかってしまいます。外注は価格が高い分、しっかり運用やサポートを行っています。
長期的なホームページの活用を考えているのなら(特に法人様)、外注した方が会社のためにはなると思います。
いずれにせよ、ホームページを重荷と考えず、会社やお店を知ってもらうために必要なものだと考え、楽しんでやっていってほしいです。
ホームページ作りが有意義なものになることを願っています。
集客に関しての情報はコチラの記事をご覧ください♪
オフィ助では、ホームページの作成も行っています。
手間を減らして自分だけのオリジナルページを作りたいと思ったら、お気軽にお問い合わせください!
コメント