PostScriptって、知っていますか?
なかなか聞き慣れない言葉だと思います。
PostScriptとは何なのかの解説や、おすすめのPostScript対応プリンタの紹介をしていこうと思います。
PostScriptとは
PostScript(ポストスクリプト)とは、Adobe社が開発したページ記述言語の一つです。
しかし、そもそもAdobe社を詳しく知らない方には、「それがどうしたの?」って話ですよね。
その代わりに、イラストレーターやフォトショップといった言葉なら聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
イラストレーターは細かい図形や線をはっきり描いたり、イラストを作成するときによく使われるソフトの一つで、フォトショップは、写真の画質や大きさなどの細かい編集ができるソフトの一つです。
これらは、デザイン会社さんなど、クリエイティブなお仕事をされている方がよく使っているイメージがありますよね。
これこそが、Adobe社が出しているソフトなのです。
そして、このような柔軟性のあるデザインの表現を可能にしたソフトを構成しているのが、PostScript言語なのです。
ここからは、PostScriptのメリットを見ていきましょう。
PostScriptにはこんなメリットがある!
高解像度の印刷ができる
点の座標やそれを結ぶ曲線を数値で表す方法であるベクターデータで表されるため、拡大・縮小しても画質が悪くならず、いつでも高画質な印刷物を出力できるのです。
加えて、そのような高解像度の印刷ができるにも関わらず、必要なデータ量は少ないというメリットを持っているため扱いやすく、デザイン系の表現を得意とするプリンタやソフトウェアでよく使われています。
どのOSにも対応している
PostScriptは、WindowsにもMacにも対応しています。
OSに関わらず綺麗にイメージ通りに印刷できるので、そこもメリットです。
なお、MacにはPostScriptが標準搭載さえているため、せっかく印刷するならPostScript対応のプリンタを使うことをおすすめします。
デザインを忠実に再現できる
通常のプリンタは、文字は文字、図は図としてしか判別できないため、イメージ通りの印刷をするのは難しいです。
しかし、PostScript対応のプリンタは複雑なデザインを形成するプログラミング言語を理解できる機能が搭載されているため、表現したいイメージを忠実に再現することができるのです。
これで安心♪おすすめのPostScript対応の複合機を紹介
上記で述べたような、PostScript言語を使って構成されたデータのものを印刷物として出力する際には、出力する側の複合機も、このPS対応したものを選んでいただく必要があります。
その為、次のような複合機の選び方の基準(タイプ)があります。
- 標準でPS対応している機種を選ぶ
- PSの互換対応をしている機種を選ぶ
- 別途オプションを追加して、PS対応にさせる
それぞれの例となる複合機の機種を紹介します。
シャープ BP-70C26/BP-60C26
モバイル操作・COCOROOFFICE対応など、新しい働き方をサポートする機能が搭載されています。
10.1インチの大きなタッチパネルで操作がしやすく、ワンドライブやドロップボックスなどのクラウドサービスとの連携もできます。
価格やその他機能など、下の記事で詳しく書いているので見てみてくださいね♪
京セラ TASKalfa2553ci
モバイル操作やモバイルからの直接スキャン、クラウド保存などの働き方を広げる機能が充実。
それだけでなく、高速プリントや現行の重送を自動検知したり、多彩な管理機能もついているなど、生産性を上げる機能も盛りだくさんの複合機です。
以前発売されたTASKalfa2552ciよりもセキュリティ面や省エネ性が上がり、より使いやすい複合機へと進化しています。
詳しい機能や価格、口コミなどを紹介しているので、ぜひ下の記事でTASKalfa2553ciを知ってください♪
富士フイルムビジネスイノベーション Apeos C2360/C2060
※C2060ではPostScriptはオプション
デスクの上に置けるほどのコンパクトボディでありながら、高速スキャン・高画質・高度なセキュリティ・クラウド連携・モバイル接続など、機能性の高い複合機です。
特徴や価格など、詳しく説明している記事があるのでぜひこちらもご覧ください。
以上のような機械が一例としてあります。
正直最初から標準で対応している機種も、別途オプションを付ける機種も最終的な印刷物に差はありません。
ただし、金額的には差がでてきたり、PS対応以外の部分で機種の差があったりするので、そういった部分も含めて考える必要があります。
PS対応の複合機が必要なのはどんな人?
PS対応の複合機が必要となるのは、
- デザイン系の仕事に就いている人
- macを使っている人
- 建築設計や製図を行っている人
です。
デザイン系の仕事に就いている人
デザインの仕事をしている人は、Adobe社の提供しているillustratorやPhotoshopを使用している人が多いですよね。
それらはPS言語で書かれているため、PS対応の複合機でないと正確に印刷できないのです。
macを使っている人
「macの人はなぜPS対応でなければいけないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
実は、macではPostScriptが標準搭載されており、他の言語との互換性が低いので、macからの印刷はPS対応の複合機でなければいけないのです。
これから仕事でmacを使う人は、PS対応の複合機を選ぶようにしてください!
建築設計や製図を行っている人
設計や製図は、印刷した時に滑らかな線やはっきりとした線が出せた方が見やすくなっていいですよね。
PostScript対応プリンタで印刷することで、そのようなはっきりとした線を印刷することができます。
製図や設計図を見ながら話し合いをする時にストレスなく話し合うことができるでしょう。
リーズナブルで最適なプランをご提案します!
デザイン会社様に限らず、
「パソコン上で確認していたデータが印刷物ではうまく形状が出力されない!」
といったお客様は、もしかすると、複合機のPS対応の有無が関係しているかもしれません。
一度、お仕事で使われているソフトや、フォントの形式などを確認してみてはいかがでしょうか。
知らないうちに、PSが含まれているソフトをお使いかもしれません。
そして、PS対応をご希望のお客様は、是非オフィ助にご相談ください!
私たちが最適な機械・金額でのご提案をさせていただきます(^^)/
複合機に限らず、オフィス回りのIT機器を幅広く取り扱っていますので、他にも気になるものがある方は
遠慮なくご相談くださいね♪
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