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【富士フイルム】DocuCentreとApeosPortの違いは? 新シリーズApeosPortの複合機の特長も紹介♪

もうご存知だと思いますが、富士ゼロックスは富士フイルムビジネスイノベーションに社名を変更しました。

それに伴い、複合機からも新ブランド「Apeos」が誕生し、種類を増やしています。

 

今回は、前シリーズDocuCentreとの違いやApeosPortシリーズの特長をご紹介していこうと思います。

ApeosPortシリーズが気になっていた人は、ぜひ一読ください!

 

DocuCentreとApeosPortの違い

DocuCentreとApeosPortは、基本性能にそれほどの違いはありません。

どこに違いがあるかというと、拡張性とカスタマイズ性にあります。

 

ApeosPortシリーズは外部認証サーバーやシステムなど、社外での作業が多くても使いやすいよう外部連携がしっかりできるようになっています。

その他にも、利用制限や上限枚数の詳細設定など管理工数を削減することができたり、外部認証・送信時データ暗号化・稼働状況の把握など、セキュリティ面もしっかりサポートしてくれます。

 

このような機能が増えたためか、DocuCentreよりApeosPortの方が価格が高いです。

 

DocuCentreは、ApeosPortよりも低価格で基本機能はしっかり搭載されているので、コピー・ファックス・スキャン・プリントの基本機能が使えればいいという人におすすめです。

 

ApeosPortとApeosの違い

これまでApeosPortを展開してきた富士ゼロックスでしたが、富士フイルムビジネスイノベーションへと社名を変更したことに加えて、2021年4月に新ブランド「Apeos」をスタートさせました。

Apeosシリーズの特徴は、

  • 米国セキュリティ基準である「NIST SP800 171」に準拠する格付けで、最高評価を取得している
  • クイック機能で操作を簡略化
  • スマートフォンでの操作が可能
  • 抗菌パネル
  • 各機種のサイズに合わせて10.1/2.8型のパネル搭載

 

このように、ApeosPortよりもさらに使いやすくする機能が搭載されています。

Apeosシリーズには「Apeos C」「Apeos Pro」「Apeos Print」があり、省スペース化されていて窓口などに最適な小型複合機から機能を多く搭載している高性能複合機まで、様々な場所で利用してもらえるように幅広く用意しているようです。

 

人気機種「DocuCentre-VI C2264」について

では、DocuCentreの中で人気のあるVI-C2264を紹介していこうと思います。

 

基本機能

 

コピー機能
ファクス機能
スキャン機能※オプション
プリントアウト機能※オプション
最大印刷可能サイズA3
両面印刷
自動原稿送り装置※オプション
インターネットファクス※オプション
無線LANコンバーター※オプション
Mac対応プリントアウト・スキャンで〇

 

充実した機能ラインナップ

コンパクト

A3サイズの出力も可能でありながら省スペース化をかなえるコンパクト設計。

座ったままでもすぐにコピー機を使える2トレイ+キャスターのモデルも追加されたそうです。

デスクに座ったまま使えるのは効率アップになっていいですよね♪

 

高画質

高画質と省エネを実現するLEDプリントを採用しているため、再現性の高い印刷ができます。

また、画像処理カラーレジストレーション補正技術「IReCT」が色ずれを正確に補正してくれるため、より再現度が高くなっています。

 

クラウド連携可能

「Cloud Service Hub」が利用しているクラウドサービスへのアクセス情報を管理するため、クラウドサービスごとにログインする手間がなく1回のログインでスムーズに利用することができます。

 

複合機から直接、全クラウドサービスを横断して文書を検索することができます。

Googleドライブなどのファイル共有サービスに入っているデータを出力したり、逆にスキャンしたデータクラウドサービスに保存することもできます。

 

また、富士フイルムビジネスイノベーションが提供しているクラウドサービス「Working Folder」と連携して複合機から直接アクセスすることができます。

スキャン原稿やファクス受信文書をWorking Folder内に保存してデータ共有を行ったり、Folder内のデータを出力することもできます。

 

さらに、クラウド上の原稿はドキュワークスデスクで操作でき、PCやモバイル端末からも閲覧・操作できるので、外出先でもすぐに内容を確認できるのです。

 

尚、Cloud Service HubとWorking Folderは別途契約が必要になるので要注意です。

 

スキャン原稿の電子化

スキャンデータをメール送信したりPC保存する際にDocuWorks文書やPDFに変換できます。

OCR機能(オプション)もあるので原稿をデータ化して作業効率アップに繋げられます。

 

スキャンオート機能

これを利用すると、原稿の向き・カラー/モノクロ・両面印刷/片面印刷などの設定を自動で判別し、スキャンデータをメールやPCに送信してくれます。

 

不要な白紙が挟まっていた場合は除去し、原稿が複数ある場合は向きを揃えてスキャンしてくれるので、いちいち設定する手間が省けて便利です。

 

ファクスをデータで確認可能

受信したファクスを親展ボックスに蓄積することができるので、全て出力することなく必要な原稿だけ選んで出すことができます。

紙の無駄遣いをなくすことができる上に、必要のないファクス文書(営業のチラシなど)を処理する手間がなくなります。

 

また、親展ボックスに蓄積されたファクスはメール送信やPCの共有フォルダに転送することが可能です。

そのため、受信したファクス内容をスマートフォンなどのマルチデバイスで確認することができるので、外出先でもファクスの受信にいち早く気づけますし、重要なファクスデータと不要なデータを出力前に分けることができて便利です。

 

このように、前シリーズのDocuCentreも、便利で作業効率を上げられる機能をたくさん搭載しているので、新シリーズのApeosPortだけが優れているわけではないことを知って欲しいです。

 

お客様の現状の不満を解決し、希望を満たす機種を導入するのが一番なので、「新機種だからモノがいい」ということではないことを念頭に置いておいてくださいね!

 

ApeosPortシリーズをご紹介♪

ApeosPortシリーズは、いくつか種類があります。

どういった違いがあるのか気になりますよね。

 

ここでは、それぞれの種類の特長をご紹介していこうと思います。

ApeosPortが気になっている方は、ぜひ参考にしていってください。

 

ApeosPort IV

ApeosPort IVシリーズは、2011年12月12日に「DocuCentre-IVシリーズ」とともに発売されました。

フルカラーデジタル複合機の「ApeosPort IV C」とモノクロ複合機の「ApeosPort IV」の2種類があり、利用環境に合わせて選べるようにしてあります。

 

全ての機種に共通の最新コントローラーソフトウェアを搭載し、「省エネ」「利便性」「新しい働き方」を意識した機能を搭載しています。

しかし現在、ApeosPortシリーズは販売を終了しています。

 

ApeosPort V C

ApeosPort V Cシリーズは、2013年11月18日に「DocuCentre-V Cシリーズ」とともに発売されたフルカラーデジタル複合機です。

主力ラインアップで共通の操作性とソフトウェア機能を提供しており、業務効率の向上を目指して作られました。

  • 9インチの大型タッチパネルを採用
  • 無償アプリ「かんたんUIパッケージ2.0」により、ユーザーごとの操作画面を提供
  • スキャンオート機能で作業効率アップ
  • 出力先を柔軟に変更できる
  • スマート節電技術で消費電力やCO²を抑えられる

 

などなど、操作性や作業効率アップだけでなく、環境にも配慮した設計になっています。

 

しかし、現時点でApeosPort V Cシリーズの半分以上が販売を終了しているので注意が必要です。

 

ApeosPort VI C

ApeosPort VICシリーズは、2016年12月1日に「DocuCentre-VI Cシリーズ」とともに発売されたカラーデジタル複合機です。

こちらのシリーズは、仕事の生産性を高め、様々な働き方に対応するクラウドサービスとの連携に力をいれているようです。

 

複合機とクラウドサービスとの連携をよりスムーズにする「Cloud Service Hub」に対応したため、複合機から複数のクラウドサービスに繋がれるうえに、全クラウドサービスを横断して中に保存されている文書を検索することができます。

スキャン文書をクラウドサービス内に保存したり、逆に出力したりできるので、仕事効率がかなりアップすることが分かります。

 

コンテンツマネジメントプラットフォーム「Box」と富士フイルムBIが提供する「Cloud On Demand Print」との新たな連携により、コンビニなどの公共の場所に設置された複合機からも文書を出力することができます。

 

また、業界最小クラスの微粒経トナー「Super EA Ecoトナー」を採用しており、通常のトナーよりも低い温度で定着するので、省エネを手助けします。

 

このように、ApeosPort VI Cシリーズはクラウド連携を主にして使い勝手のいい複合機です。

 

ApeosPort VII C5588/6688/7788

ApeosPort VII C5588/6688/7788は、2019年7月22日に発売された高速デジタルカラー複合機です。

 

こちらは、長く使える高耐久性と高い性能による生産性の向上を支援することも目的に作られています。

高耐久性・高生産性において定評のあるプリントエンジンを搭載しているため、富士フイルムBIが提供している複合機の中で最高クラスの耐久性を誇ります。

そのため、数多くの出入力業務が発生する官公庁や企業も安心して使い続けることができます。

 

操作性では、10.1インチのパネルを採用しているため、見やすく操作にストレスがありません。

スキャン性能においては、富士フイルBI複合機の中でもトップ性能の毎分最大270ページの読み取りが可能です。

 

また、文書スキャンから保存・格納までの定型作業を自動化する「業務別らくらくスキャンPro」を強化し、スキャンする紙分文書の中の宛先・日付といった文字情報を抽出することで自動化する定型業務の範囲をひろげ、業務効率化をさらに支えられる機能もついています。

 

ApeosPort VII C5588/6688/7788は、長期間において高性能な複合機を使いたい方におすすめです。

 

ApeosPort VII C2273/3373/4473/5573/6673/7773

ApeosPort VII C2273/3373/4473/5573/6673/7773は、2018年11月15日に「DocuCentre—VII Cシリーズ」とともに販売されたデジタルカラー複合機です。

 

「やさしい・かんたん・あんしん・つながる」をコンセプトに、誰でも使いやすくソフトウェアやクラウドサービスとの連携で幅広い仕事環境に対応し、かつセキュリティ面でも安全な機器として多くの方に利用してもらうことを目的にしています。

 

操作性では、10.1型のタッチパネルを搭載し、スマホのような操作ができて誰でも直感的に使えます。

その他、本体から光や音を発生させることで、作業の進捗や機器トラブルをいち早く知らせたり、放置プリントがあることを知らせて情報漏洩を防いでくれます。

 

セキュリティ面では、新たな国際基準に準ずるようにセキュリティ機能を強化しました。

ネットワーク通信の安全対策やハードディスクの安全性をさらに強化し、ソフトとハードの両面で脅威から複合機内のデータを守ります。

 

また、モバイル端末を複合機にかざすことで印刷ができる「Print Utility機能」、モバイル端末で使える「Portable UI for Business」というアプリケーションにより複合機での操作を事前にモバイル端末で済ませられるという機能もあります。

これらを使うことで業務効率をアップすることができます。

 

ソフトウェアやクラウドサービスとの連携もされに強化しました。

複合機でスキャンした文書に属性を付けることができるようになり、そうすることで特定の文書が届いたときに通知を受け取ることができたり、電子化した文書を管理・保管する際にも分類しやすくなります。

クラウド連携では、「Cloud Service Hub」で従来の複数のクラウドサービスとの連携に加え、文字認識(OCR)処理ができるようになりました。

保存したスキャン文書の文字情報を元にファイル検索を行えるため、必要文書の検索がさらに楽になります。

 

管理面では、複合機の利用状況をwebで集計・参照できる富士フイルムBIのクラウドサービス「Device Log Service」では、最大1500台の複合機の利用状況をまとめてweb上で集計できる機能が追加されたそうです。

また、LDAP/Active Directoryユーザーの情報を自動的に取り込んで活用することもできるため、大規模なオフィスや事業所での複合機利用状況・管理も柔軟に対応できるようになります。

 

こちらは主にクラウド連携機能が強いようなので、クラウド連携をよく使う、管理ももっと楽にしたいという方におすすめです。

 

ApeosPort Print /ApeosPort C/ ApeosPort VII 4422/3322/5022/4022

これらのシリーズは、2020年8月5日に発売されたデジタルカラー複合機およびプリンターです。

 

フラッグシップモデルの「AeosPort VII C2273/3373/4473/5573/6673/7773」のコンセプトである「かんたん・あんしん・つながる」を進化させ、優れた操作性とカスタマイズ機能を全ての機種に提供し、新しい働き方にも柔軟に対応できるようにしたそうです。

 

操作性については、複合機のサイズに合わせてタッチパネルのサイズを10.1/7/5型のいずれかを搭載し、ドラック&ドロップでアイコンの配置を変更できるなど、ユーザーがより使いやすいようにカスタマイズできるようになっています。

 

ペーパーレスファクス機能により、受信したファクス文書をPCやモバイル端末でみることができます。

必要ないファクス文書の出力をなくし、ペーパーレス化を図れます。

 

また、セキュリティ機能を強化したため、米国セキュリティ対応基準「NIST SP800-171」に準拠しました。

  • ネットワーク通信の暗号化の強化
  • データ改ざん防止機能
  • ファームウェア改ざんの検知
  • 稼働時のウイルス感染・不正アクセス防止
  • 機器設定情報のバックアップ

 

など、今までのセキュリティ対策に加えてさらにセキュアな環境で安全に利用できます。

※米国国立標準技術研究所が定めたセキュリティー基準を示すガイドライン

 

「Portable UI for Business」というアプリケーションにより、コピー・スキャンなどの基本操作をモバイル端末であらかじめ設定しておき、複合機にきて設定をしなくてもモバイル端末をかざすだけで瞬時にジョブをスタートすることができます。

複合機の利用待ちをする必要がないので、待っている時間を他の業務に充てることができて作業効率もアップします。

 

尚、来訪者の端末や個人のスマートフォンからもプリントやスキャンが可能なので、よりストレスのない入出力が可能です。

 

こちらのシリーズも「Cloud Service Hub」に対応しているため、複数のクラウドサービスと連携することができてデータの保管・共有・出力がスムーズに行えます。

 

このように、コチラのシリーズでは操作性と生産性の向上に加えてセキュリティ対策も向上させています。

外部連携で使用することが多くセキュリティ対策が気になるという方におすすめです。

また、サイズは大きいものからコンパクトなものまであるので利用環境に合わせて選ぶことができます。

 

富士フイルムの新機種を導入しよう!

いかがだったでしょうか。

今回は、DocuCentreとApeosPortの違い、今出ているApeosPortの種類それぞれの特長をご紹介しました。

でも、たくさんあるので迷ってしまいますよね…。

 

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