シャープは、2022年にデジタルフルカラー複合機を刷新し、様々な働き方に対応する機能を備えた低速機・高速機の12機種を新発売します。
今回は、2022年2月22日に発売された低速機の「BP-70C26/BP-60C26」「BP-40C36/BP-40C26」「BP-60C36/BP-60C31」を比較しながら紹介したいと思います。
BPシリーズとは
世界のビジネス環境や働き方が変わっていく中、遠隔地であっても人と人との関わりを支援し、よりスマートな働き方に貢献するBusiness Partnerになることを想定して生まれました。
リモートワークの普及に対応するため、クラウドサービスとの連携を強化しています。
また、スキャン機能にAIを搭載するなど、より再現度が高く使いやすい複合機になっています。
さらに、オフィス外からの通信を安全に行えるように、セキュリティ対策も強固にしたそうです。
このように、新しい働き方に対応した特徴がたくさんあるシリーズなのです。
基本機能を比較してみた
「BP-70C26/BP-60C26」「BP-40C36/BP-40C26」「BP-60C36/BP-60C31」の基本機能を比較したので、どの機種が一番あっているか最初に確認しておきましょう。
BP-70C26/BP-60C26 | BP-40C36/BP-40C26 | BP-60C36/BP-60C31 | |
コピー | 〇 | 〇 | 〇 |
プリント | 〇 | 〇 | 〇 |
ファクス | 〇 | 〇 | 〇 |
スキャン | 〇 | 〇 | 〇 |
両面原稿自動送り装置 | BP-60C26 | 〇 | 〇 |
無線LAN | 〇 | オプション | 〇 |
両面同時読取原稿送り装置 | BP-70C26 | × | × |
人感センサー | 〇 | × | 〇 |
最大複写サイズ | A3 | A3 | A3 |
ウォームアップタイム | 18秒 | BP-40C36:16秒 BP-40C26:18秒 | BP-60C36:16秒 BP-60C31:18秒 |
ファーストコピータイム(カラー/モノクロ) | 7.6秒/6.5秒 | BP-40C36:6.5秒/4.6秒 BP-40C26:7.6秒/6.5秒 | BP-60C36:6.5秒/4.6秒 BP-60C31:7.6秒/5.6秒 |
連続複写速度(A4/B5ヨコ) | 26枚/分 | BP-40C36:36枚/分 BP-40C26:26枚/分 | BP-60C36:36枚/分 BP-60C31:31枚/分 |
大きさ(幅×奥行×高さ) (mm) | BP-70C26:609×662×860 BP-60C26:608×653×829 | 608×653×829 | 608×653×829 |
質量 | BP-70C26:約87kg BP-60C26:約80kg | 約79kg | 約80kg |
そこまで大きな違いはありませんが、1分間に印刷できる枚数と最初の1枚が印刷されるまでの時間(ファーストコピータイム)に少し差があるので、そこを注意しておきましょう。
尚、一番機能がシンプルなのは「BP-40C36/BP-40C26」です。
複合機の特徴
ではまず、BPシリーズ(低速機)の特徴をご紹介します。
どんな内容なのかしっかり確認しておきましょう。
10.1インチの操作しやすいパネル
10.1インチという幅広い画面で、操作しやすく画面も見やすくなっています。
アイコンもシンプルで分かりやすいので、機械操作が苦手な方も安心してお使いいただけます。
AIによる自動設定スキャン
スキャンのシンプルモードで「自動判定」を選ぶと、原稿の解像度・上下判定・白紙飛ばしなど、その原稿にあった設定で印刷を行ってくれます。
- 不定形サイズ検知
- 少数色スキャン
- 圧縮率自動判定
- スキャン時の傾き補正
- 名刺読み込み(BP-70C26のみ)
遠隔で操作できる
リモート操作アプリを使うことで、コピーやスキャンなどの基本機能の操作がモバイル端末でできるようになります。
尚、複合機・モバイル端末ともにアプリのインストール、インターネット接続が必要です。
多言語表示
日本語だけでなく、英語・中国語・韓国語・スペイン語などの言語に対応できます。
ホーム画面から簡単に切り替えられるので、外国人従業員がいる会社におすすめです。
強固なセキュリティ
電子データの暗号化や個人情報の初期化、ログイン時のセキュリティはもちろんのこと、ファームウェアのセキュリティも強化されました。
ファームウェアに電子署名を付与し、バージョン管理や偽造ファームウェアの検知を自動で行ってくれます。
BIOSを定期的に検証する機能も付いており、異常が発見されると起動を中止し、すばやく修復を試みます。
また、複合機を通って社内ネットワークにウイルスが持ち込まれないように、複合機が取り扱う原稿データに対してウイルス検知を行うオプションも発売予定のようです。
クラウドサービスとの連携
「OneDrive」や「Dropbox」などに加えて、新しく「MicrosoftTeams」も連携できるようになりました。
スキャンしたデータをクラウド上に保存できるのはもちろん、保存したデータを会議中に表示し、すばやい情報共有が可能です。
保存したデータは、パソコンを介すことなく複合機の操作だけで出力することもできます。
アプリケーションはクラウド上から簡単にインストールできるので、常に最新の状態を保つことができます。
トナーカートリッジ自動排出
トナーが無くなると自動でカートリッジが押し出されるので、トナーがなくなったまま放置することがなくなります。
自動的に出てくるため交換もしやすいです。
COCOROOFFICEに対応(オプション)
COCOROOFFICEは、オフィス内の様々な機器とオフィス内外の人とを結びつけ、働き方をサポートするサービスです。
複合機のパネルから勤怠管理ができたり、外出先でもモバイル端末から勤怠管理ができます。
オフィスにいなくても、パソコンやモバイル端末からファクスを受信できます。
などなど、働きやすくなるサービスを提供しているのです。
また、日々の印刷数やカラーとモノクロの出力比率などをグラフで表してレポートするサービスもあるようです。
※COCOROOFFICEを利用するには、別途契約が必要です。
COCOROOFFICEについては、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひ確認してみてください♪
知って得する機能
次は、BPシリーズ(低速機)に搭載されている機能で、知っていればもっと使いやすくなる機能をご紹介します。
オフィスダイレクトプリント機能
MicrosoftOffice文書を、パソコンを介さず直接印刷することができます。
タブレット端末などで受け取ったPowerPointやクラウド上のWord文書を直接印刷できるため、業務効率アップに繋がります。
最近のジョブを呼び出し
コピーやスキャンなど最近行った操作履歴を10件まで表示できるので、そこから行いたい操作を選んで再設定すれば、何度も同じ操作を繰り返す必要がなくなります。
同じ作業を短い時間に何度も行う場合におすすめです。
OCR機能
スキャンしたデータをサーチャブルPDFやOfficeファイルとして活用することができます。
※BP-40C36/BP-40C26はオプション
混在原稿自動検知
サイズが違う原稿をセットした際も、サイズに合わせた用紙で出力することができます。
また、同一の用紙サイズに拡大縮小することもできます。
リンク送信機能
e-mailを送信する際に本体のストレージにデータを保存し、保存先のURLのみをe-mailで送ることができます。
受信側から第三者にデータが流出するリスクを下げ、メールサーバーの負担を軽減することにも繋がります。
価格について
機種 | 価格(本体) 税抜 |
BP-70C26 | 1,435,000円 |
BP-60C26 | 1,285,000円 |
BP-40C36 | 1,725,000円 |
BP-40C26 | 1,250,000円 |
BP-60C36 | 1,760,000円 |
BP-60C31 | 1,415,000円 |
こちらの価格は希望小売価格なので、販売業者によって前後すると思います。
価格の目安にしてください。
どんな会社に向いている?
このBPシリーズ(低速機)が向いているのは
- そこまで多く印刷しない
- 基本機能は一通り使いたい
- テレワークやオフィス外での働き方が広がってきている
- セキュリティ対策がしっかりしてある複合機がほしい
- COCOROOFFICEも契約したい
- 作業効率を上げたい
上記のような希望がある会社です。
自分の会社はどのくらい当てはまったか確認してみてくださいね。
あてはまったものが多いほど、この複合機が向いています!
導入はオフィ助まで♪
オフィ助では、今回ご紹介したBPシリーズを取り扱っています!
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