お客様の中には、今回検討している複合機が初めての業務用という方も多くいらっしゃいます。
そういう方ですと、やっぱり機械のこともよく知らずに、カタログや営業の話だけで機械を買ってしまうのは不安ですよね。
そういった時には、オフィ助ではショールームで直接機械を見て、触って頂くようご案内をしています。
しかし、正直なところいきなりショールームにいってもどこに注目してみればいいのか、分からないですよね。
そこで、今回はショールームで複合機を見る際の注目点をご案内させて頂きます!
まずはサイズの確認を!
最初に確認頂きたいのは、複合機の大きさです。
業務用複合機になると、床置きで大きさも決して小さくはありません。
そのため、大きさをしっかりと測って、自分の置きたいスペースに収まるかを確認する必要があります。
その際に注意しておくべきことは、複合機は本体そのままの大きさだけでなく、前後左右上部にプラスでスペースが必要なことです。
まず、正面側ですがこちらには、用紙やトナーを入れるために、カセットを引き出すスペースが必要です。
次に、左右側面には、手差しトレーや、メンテナンス用に開くようになっている部分があります。
これらは、日常的には開かないとしても、何かあった時にすぐ開けるようにしておかなければいけません。
また、背部には各種配線ケーブルの接続端子があります。
機種によっては、このケーブルがある程度出っ張ることも多いので、その分後ろにも機械以上にスペースが必要です。
上部は、ガラス面で印刷をする時用に、ガラス面を開いた分だけスペースが必要です。
こういった様々な部分を開いたサイズはカタログにも載ってなかったりするので、気を付けましょう。
数値では分からない、体感速度を
次は実際に印刷物を印刷してみましょう。
この時確認して頂きたいのが、各種印刷等にかかるスピードです。
最初に見て頂きたいのが、ウォームアップタイムです。
これは、複合機の電源がOFFの状態から、ONにして印刷が可能になるまでにかかる時間です。
ショールームなどでは、お客様にすぐに使って頂けるよう、最初から電源が入っていることもありますが、一度断って電源を落としてから、改めて立ち上げてみましょう。
次に見て頂くのはファーストコピータイムです。
プリントでもコピーでもいいので、用紙を一枚印刷してみて、これにかかる時間を確認してみましょう。
普段、複合機からの出力を数枚ずつ行うお客様にとってこの数字はとても大事なものになります。
ファーストコピータイムが遅いと、連続複写速度が例え早くてもその都度待たされることになるので、非常に使い勝手が悪いです。
速度で最後に見て頂きたいのが連続複写速度です。
この時は、自分が実際に仕事でどの程度の印刷物をまとめて出力するかを考えて、可能な限りこれに近い枚数で印刷をしてみましょう。
まとめてする印刷枚数が多ければ多いほどこの数値が与える影響は大きくなってきます。
どの値もカタログには数値として載っているのですが、実際に経験してみると思っていた感覚と違う部分もあります。
そのため、こういった速度の体験というのは、実際に行ってみるに限ります。
操作性を確認しよう
次いで見てみるのが操作性です。
最近の業務用複合機は操作パネルがフルタッチパネルのタイプと、タッチパネル+実ボタンのものとあります。
どっちが優れているということもなく、お客様ごとに使いやすい形は違うと思います。
そこで、実際に使ってみて確認してみるのが一番です。
ここはカタログでは知り得ない部分なので、しっかりと確認しましょう。
印刷物の画質の確認
最後に見て頂きたいのが、印刷物の画質です。
数値上では同じでも、各メーカー・各機種実際の印刷物には違いが出てきます。
そのため、なるべく自分が普段印刷するようなもののカラ―データを持っていき、実際に出してみてみましょう。
また、複合機には色味の調整を行える機能もついています。
実際に色々と色味の調整をしてみて、自分の満足いく色が表現できるかを確認するのも大切です。
まとめ
以上がショールームにいって確認して頂きたい項目のまとめです。
カタログ上では分かっていても、実際使ってみると違うということはよくあることです。
ショールームに行った際には、なるべく自分が普段どういった使い方をするかを想像して、機械を見てみましょう。
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