ドラムって何…?
基礎知識

複合機・コピー機の「ドラム」って何?寿命や値段を解説

複合機・コピー機のドラムについて調べていて、

「トナーとドラムにはどんな違いがある?」
「交換のタイミングがよく分からない…」

と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、複合機・コピー機のトナーとドラムの違いや役割、交換のタイミングなどを紹介していきます。

この記事を読めば、それぞれの役割をしっかりと理解し、適切な使い方をマスターできるのでぜひ参考にしてください。

複合機・コピー機のトナーとドラムの違いと役割

複合機・コピー機のトナーとドラムの違いと役割

まずはトナーとドラムの違いおよび役割について説明していきます。

トナーカートリッジとは

トナーカートリッジは「トナー」という粉末が入っているパーツになります。

トナーを吹き付けることで文字や写真などを印刷するため、いわばインクのような役割を果たすと考えれば分かりやすいでしょう。

印刷するたびにトナーを消費するため、定期的な交換が不可欠となります。

時間経過によるトナーの劣化が起こることもあり、綺麗に印刷ができないこともあるため、使っていなくてもメンテナンスが必要です。

またトナーカートリッジは純正品とリサイクル品が流通していて、リサイクル品の方が安く手に入りやすいです。

ただし純正品と比べて発色が悪かったり、初期不良を引き起こしやすい、といったデメリットも。

「トナーのトラブルで印刷ができない!」といったことがないよう、予備のトナーを用意しておくと安心です。

メーカーによって純正品以外を使うとサポート対象外となってしまうケースもあるので事前に確認しておきましょう。

ドラムカートリッジとは

ドラムはトナーを紙に印刷するためのパーツです。

ドラムカートリッジの中には「感光体ドラム」というローラーがあり、トナーを紙に押し付けて印刷します。

ドラムは摩擦や帯電不良などで消耗してしまうため、トナーと同様、定期的なメンテナンスを行わなくてはなりません。

また汚れの付着が起こりやすいので、それを除去してあげることも大事。

メンテナンスをせずに使い続けると、綺麗に印刷できなかったり、色がぼやけてしまったり…といったトラブルを引き起こしかねません。

複合機・コピー機によっては「ドラムクリーニング機能」が搭載されているものもあります。

自動的にドラムに付着した汚れを除去してくれるので、うまく印刷ができないときはクリーニングを試してみるのが良いでしょう。

ドラムカートリッジは2種類ある

ドラムカートリッジは2種類ある

ドラムカートリッジには次の2種類があり、それぞれに特徴があります。

  • 一体型カートリッジ
  • 分離型カートリッジ

どちらを選ぶべきなのか、カートリッジごとのメリットとデメリットを確認しながら考えてみましょう。

一体型カートリッジ

一体型カートリッジ

一体型カートリッジはトナーとドラムが一体になっています。

そのため交換時にまとめてメンテナンスできるため、最小限の手間で済ませられるのがメリットです。

ただ一方で、トナーまたはドラムのどちらか片方に原因があった場合でも、まとめてメンテナンスしなくてはならないため、コスト面はやや高額になりやすいのがデメリットとして挙げられます。

分離型カートリッジ

分離型カートリッジ

分離型カートリッジはトナーとドラムが分離しているタイプです。

それぞれ独立しているので、トラブルが起こった際には原因のある箇所だけメンテナンスできるのがメリットとなります。

コストパフォーマンスに優れているので、複合機・コピー機の仕組みや作りをある程度理解しているなら、安価に利用できるでしょう。

しかしその分だけ手間もかかるため、より手軽に利用したい方には適していません。

複合機・コピー機のドラム交換のタイミング

複合機・コピー機のドラム交換のタイミング

上記したように、ドラムは消耗品なので適切なタイミングで交換しなくてはなりません。

そこでここからはドラム交換に関する次の2つのポイントを紹介します。

  • ドラムの交換時期の目安
  • ドラムを交換する時の注意点

それでは各ポイントを見ていきましょう。

ドラムの交換時期の目安

機種によりますが、ドラムの交換時期は「トナー3回につきドラム1回」と定めているケースが大半です。

印刷枚数換算ならA4用紙10,000~12,000枚が目安。

ほとんどの複合機・コピー機が交換時期になるとディスプレイでお知らせしてくれるので、そのタイミングで交換するのがベストです。

ドラムを交換する時の注意点

ドラムを交換する時の注意点として次の3つが挙げられます。

  1. 直射日光や強い光に当てないようにする
  2. 感光体ドラムは非常にデリケートかつ傷つきやすいので丁寧に扱う
  3. 付着したトナーは対応する業務用掃除機以外の掃除機を使用しない

とにかくデリケートなパーツなので、極力丁寧に取り扱うことがポイントとなります。

もしも傷がつけば印刷のクオリティを著しく下げてしまいかねません。

複合機・コピー機のドラムカートリッジの値段

複合機・コピー機のドラムカートリッジの値段

続いてドラムカートリッジの値段について次の2つのポイントを紹介します。

  • 純正品ドラムは高品質で安心
  • リサイクルドラムは安価で購入しやすい

ランニングコストはとても重要なポイントになってくるため、値段が気になる方はぜひチェックしてみてください。

純正品ドラムは高品質で安心

基本的にどの複合機・コピー機も純正品ドラムは高品質な傾向にあります。

ただし後述する「リサイクルドラム」と比べると値段は高め。

そのため次の3つに当てはまる方は純正品ドラムを選ぶのが良いでしょう。

  • 印刷物のクオリティにこだわりたい
  • 極力トラブルを起こしたくない(機種の不調や印刷不良など)
  • メーカーのサポート対象外になるのを避けたい

メーカーによっては純正品ドラム以外を使うとサポート対象外になることもあります。

ランニングコストにこだわってリサイクルドラムを選び、それが原因でトラブルを抱えるのはストレスですし、かえってコストがかさむ可能性も。

多少の値段はかかっても、クオリティと安心を重要視したい方は純正品ドラムを選びましょう。

リサイクルドラムは安価で購入しやすい

リサイクルドラムは使用後の純正品を再生することで、再利用できるようにメンテナンスされたものです。

専用業者が販売していることがほとんど。

リサイクルドラムのメリットには次の2つが挙げられます。

  • 相場の半分くらいの価格で買える
  • モノクロ印刷のコストパフォーマンスが際立って高い

特筆すべきは値段の安さ

例えば富士ゼロックス「CT350812」の純正品ドラムの相場は12,000円前後ですが、リサイクル品は6,000円~7,000円くらいの価格で購入できます。

他メーカー・他機種でもほとんどが半額程度まで抑えられているため、とにかく安く済ませたい方にぴったりです。

ただし純正品と比べて発色が良くないことが多く、特にカラー印刷やグレースケールを用いた白黒印刷で顕著に。

しかしグレースケールを用いないモノクロ印刷ならさほど違いはないので、モノクロ印刷にしか使わない方にとって非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

まとめ

今回は複合機・コピー機のトナーとドラムの違いや役割などを紹介しました。

最後に記事の内容をおさらいすると…

  • トナーはインクの役割で、ドラムはトナーを紙に定着させる役割
  • 交換のタイミングはトナー3回につきドラム1回程度
  • 交換用ドラムは純正品とリサイクルドラムでメリットが異なる

の3つが挙げられます。

トナーとドラムは複合機・コピー機の心臓部ともいえるパーツだということが伝わったでしょうか。

もちろんこれら以外にも様々な重要パーツ、さらに便利・快適に利用するためのパーツなども存在しています。

複合機・コピー機のことで少しでも疑問に思う部分があったり、不安や悩みを抱えている方は、実績豊富なオフィ助に気軽に相談してください。

お客様にとってベストな提案をさせていただきます!

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